主人公と支援者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:36 UTC 版)
「仮面ライダーBLACK RX」の記事における「主人公と支援者」の解説
南 光太郎(みなみ こうたろう) / 仮面ライダーBLACK RX 前作より引き続き登場する主人公。ゴルゴムを滅ぼして日本に平和を取り戻した後、叔父である俊吉の元にやってきた。俊吉によると当時は何かに打ちのめされたようにボロボロな状態だったようで、佐原家で茂やひとみと暮らすうちに次第に明るくなっていき、俊吉のすすめでヘリコプター操縦士として新しい生活を送り始めた。 新たなる侵略者であるクライシス帝国の襲撃を知りBLACKに変身しようとしたところを妨害されて捕えられ、BLACKへの変身機能を破壊され怪魔空間に放り出されてしまうが、地球の影によって発生した太陽光線による日食の光を直接浴びたことによるエネルギーのオーバーロードとキングストーンの力により新たなる姿・仮面ライダーBLACK RXへと変身する能力を得る。 詳細や客演作品での動向については、仮面ライダーBLACK (キャラクター)を参照。 白鳥 玲子(しらとり れいこ) 光太郎のガールフレンドで仕事仲間でもあるフリーカメラマン。20歳。性格は姉御肌で面倒見が良く気が強い面もあり、光太郎たちを度々様々な場所へ引っ張りまわしてはクライシスの陰謀に巻き込まれる。 第29話で的場響子と共に光太郎がRXであることを知り、戦いに身を投じる覚悟をして空手の訓練をする。その稽古の時点で黒帯を着用していたことからして、元々空手の心得はあったようである。 カメラマンということもあり、不思議な事件が起こるとクライシスの仕業ではと光太郎によく話していた。光太郎との関係は、友達以上恋人未満といった感じであるが時折、親密ぶりをアピールする描写も見受けられた。 クライシス帝国壊滅後は、カメラマンとしての活動を再開した。 霞のジョー(かすみのジョー) 第15話から登場。クライシスによって拉致され、改造された地球人で、改造手術のために過去の記憶を一切失っている。霞流忍術の使い手で釵を得意武器としている他、爆発物の扱いにも長けている。 当初は、怪魔界で出会った光太郎と同じ地球人であるということで意気投合し行動を共にするが、実は怪魔ロボット・ネックスティッカーの洗脳ユニットによって操られており、光太郎への刺客として差し向けられる。後に洗脳が解けてからは仲間になり、光太郎を「兄貴」と慕い共にクライシス帝国と闘うこととなる。 大雑把な性格で、アルバイトとして雇われた吾郎の食堂でも接客の態度を注意されていた(第26話)。また、光太郎とは対照的にゲストキャラの子供に対する扱い・接し方も極めて荒い(第23、24話)。その一方でコミカルな面も見せ度々場を和ませた。 第26話にてボスガンとの戦いで重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされるが第37話で復帰を果たす。 第21話では、ジョーがクライシスにいたころに婚約を交わしたレイカ族のセーラという女性が登場し、クライシス帝国打倒を達成したその日に会う約束を交わしたが、クライシス帝国壊滅後、自身は「自分の過去を探す旅に出る」と発言している。 当初、ジョーをリーダーとする反クライシスゲリラ軍が、怪魔界再建の移民団として旅立つというラストシーンも考案されていた。 『仮面ライダーディケイド』では直接登場はしないが、RXの世界で光太郎と共に戦っていたが、行方不明となり、その後BLACKの世界で士によってその存在が確認される。 的場 響子(まとば きょうこ) 第29、30話で登場した女子中学生。父の勇介と母の美沙子が怪魔異生獣ムンデガンデに殺され、仇を取るために戦いへの参加を決意。 物静かな少女だが芯は強く、両親の仇を討ちたい一心で超能力開発の特訓に励んだり、全く無力だったころにも両親の仇であるムンデガンデに「パパとママを返して!」と詰め寄ったりした。特訓の末、遂に念動力と水を操る能力や水を介した遠隔視能力、及び水を作り出す能力を身に付けてRXに協力する。だが、能力を多用すると体力を大幅に消費してしまう。 第38話にて再登場。命の水を操る超能力や得意のアーチェリーも披露しており、戦士としても十分な戦力として戦線に参加。その腕前でRXの窮地を救ったこともある。単身クライシスの部隊にスパイとして潜入したり、アジトを攻撃したりするなどの勇気と行動力も見せた。 クライシス帝国壊滅後は、同じく両親を失った佐原兄妹の母親代わりとして共に暮らすことになる。
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