主人公と王室関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 10:14 UTC 版)
「うえはぁす 〜お姫様は今日も危険でした〜」の記事における「主人公と王室関係者」の解説
エリオット 本作の主人公。永住権獲得までに退社してしまったため、正式な王国住民ではない。そのため、王国の永住権獲得は主人公にとって大きな魅力ある報酬であり、彼女を目的地に送り届ける条件としてはかなり満たされるものであった。今回の依頼における追っ手からの逃げのテクニックは、過去に何でも屋をやっていた経験が活かされている。何でも屋、主人公と何でも屋との関わり合いについては、同ブランドの後発作品『ダンシング・クレイジーズ』で語られている。 愛車は某日本の有名メーカーのRV、ストーン。フルタイム四駆、コーナーリング性能に優れた車種で、色はえんじ色。 クリス姫 正式名はプリンセス・オブ・クリス・クラリティーズ・グリーン (Princess of Chris Clariteas Green) 。ゴースティアル王国第1王女。4月8日生まれ、牡羊座、B型。金髪で長髪。 傍若無人で、いわゆるトラブルメーカーである。今回の件については、城を抜け出す際に大臣の部屋に仕掛けた爆弾によるテロ行為を理由に、1億イエーンの懸賞金が掛けられているが、それに対する王国市民の反応は「騒動の一部始終を端で見て楽しむのが一番」「今回は何をしでかしたのかを巡って賭けごとが流行る」「いつ捕まるのかを巡っての賭けごとが流行る」などといったように、このようなトラブルはいつものことというものである。今回の件の原因となった、妹のリゼット姫から受けたいたずらについても、その原因を作ったのは、幼少のころから妹との間でこういったトラブルを月1のペースで作ってきたことにある。しかも、それに対する自覚はなく、むしろ面倒見の良い姉だと思い込んでいるという、トラブルメーカーにありがちな、トラブルの原因が自身にあることへの無自覚さが作中の随所で示されている。 また、「何でも1つだけ願いを叶える」という悪魔の妖精に対して「悪魔の妖精は今後、人前から永遠に姿を隠しつづける」という願いを聞いてもらうというエピソードにも代表されるように、悪戯心旺盛な性格でもある。作中、かなり初期に、本当の結婚相手が40歳を越える大臣ではなく、その甥っ子であることがあきらかとなるが、それを知った後ももうしばらくこの家出を楽しみましょう、と言って次々と別の目的地に向かうこととなる。 リゼット姫 正式名はプリンセス・オブ・リゼット・リンザ・クラリティーズ・クリムゾン (Princess of Rezet Rinzu Clariteas Crimson) 。ゴースティアル王国第2王女。 聡明で活発。賢人として知られるが、策士策に溺れるといったケースもしばしば。 今回の騒動は、彼女が姉のクリス姫についた嘘が直接の原因となっている。本来「結婚相手の候補は、ゴードン大臣の甥っ子のライオネル」というところを、いつも姉から受けている仕打ちへの仕返しのつもりで「結婚相手はゴードン大臣で、既に本決まり」と嘘を付いたわけである。しかし、「結婚している大臣が結婚相手になるはずがないので簡単に見破れる嘘」という読みは外れ、クリス姫は逃げ出してしまい、クリスがいなければ第2王女がライオネルと結婚するはめになるといったように、その災難は自身に降りかかることとなった。自身の自由を求めて姉を結婚させるべく、管轄の陸軍を率いてクリス追跡劇に自ら参入することとなる。 アリエル リゼットの侍女。リゼットの過激な策のブレーキ役となっており、クリス姫を追い詰めた場合でも「砲弾を打ち込め。砲弾ごときで死ぬ姉さんじゃない。」というリゼットを制止する役目はアリエルが行っている。 赤が彼女のトレードマークである。 ゴードン内務大臣 今回の騒動の被害者の一人。 大臣職には王城の一室が与えられているが住居としては不充分なため、近隣の宰相府に生活住居を構えるものが多く、ゴードンもその一人であった。そしてゴードンは、王城の一室を警備万全の物置として使用していた。しかし、クリスが城を抜け出す際、逃避行中の路銀の足しにと、ゴードンの部屋から持ち出した品物に「白の石」の隠し先として使用していた品物が含まれていたため、本気でクリスを追跡する必要に迫られることとなった。 ライオネル ゴードンの甥っ子。クリスの本来の結婚相手。 シュターデン 第一親衛隊の隊長。王家の守護神と呼ばれる人。 ルン リゼットの配下に当たるが、クリスの協力者。
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