ピクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 04:22 UTC 版)
『ピクル』は板垣恵介による日本の漫画作品、および同作の主人公の名前。2007年35号より42号まで『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で全7話を短期集中連載。
概要
1億9000万年前の地層(岩塩層)から、塩漬けのティラノサウルスが発見された。そしてその隣には、ティラノサウルスと闘う人類の男の姿が。科学者達は、彼をピクル(塩漬け)と命名し、蘇生を試みる。しかし、復活したピクルは想像を絶する戦闘能力を有していた。
作者の板垣が『グラップラー刃牙』シリーズ第3作『範馬刃牙』の連載を中断して開始した短期連載作品。最終話にて同シリーズのと世界設定が共通する番外編であることが判明する。本作連載終了後に再開した『範馬刃牙』にもピクルが登場し、作中で大きく取り上げている。
なお作中にて幾度か設定の変更が見られる。初期にて、ピクルがティラノサウルスと戦った年代はジュラ紀、1億9000万年前と語られたが[1]、後の『範馬刃牙』81話にて、一連の事件は巨大隕石の衝突があった時期(K-T境界)であるとされた。同時に、ピクルが活動停止に至った理由も(岩塩だけでなく)、衝突がもたらした寒冷化によるものと説明。以降、一貫してピクルの活動年代は白亜紀と明言されている。
2023年7月には『範馬刃牙』の一部としてテレビアニメ化されている[2]。
登場人物
- ピクル
- 声 - 草尾毅[2]
- 本名不明。推定身長2mを越す色黒の巨漢。1億9000万年前の岩塩層[3]に埋まっていたため、研究員からピクル(塩漬け)と命名される。胃の内容物や行動からティラノサウルスを捕食していたと推察されている。銃弾をも通さない強靭な肉体と強大な戦闘能力を持ち、警官隊・軍隊・M.P.B.Mを圧倒し、範馬勇次郎に匹敵する力を持つ。
- 蘇生作業中、一向に起きる事は無かったが、ティラノサウルスの肉を焼く際の匂いで目覚めた。
- ティラノサウルス
- ピクルと同時に発掘された恐竜。ピクルの飛び蹴りで悶絶(絶命?)した状態で見つかっており、両者の力関係を示唆。『範馬刃牙』では損傷が激しく蘇生は実現しなかったと伝えられている。
- アルバート・ペイン
- 声 - 飛田展男[2]
- ノーベル賞受賞経験もある老博士。ピクル研究計画の責任者。考古学、古生物学に与える影響を危惧し、ピクルの存在を公表しようとしない。ピクルの戦闘能力を恐れているが、同時に人類の宝であるとして保護を主張する。
- アレン
- 声 - 羽多野渉
- ピクル研究計画の一員。2億5000万年前の岩塩から微生物を蘇生させた例を挙げ、ピクル蘇生を提案。蘇生作業中にティラノサウルスから肉を切り出してステーキ(200g相当)を焼く。結果的にはそのことがピクル蘇生の引き金となった。
- M.P.B.M
- 米軍の開発したパワードスーツ。回転する二本のアームを備える。習熟には年単位の訓練を要するが、使いこなせれば軍用車両の破壊から編み物まで幅広い作業が可能。実戦テストとしてピクル捕縛に出動するも、ピクルの強大な戦闘能力に全く歯が立たなかった。
- キャプテン・ストライダム
- 声 - 土師孝也
- 詳細はバキシリーズの登場人物を参照のこと。
- 本作にはピクル捕獲に当たる米軍の指揮官として登場。ピクルと『グラップラー刃牙』シリーズの橋渡しとなる。
単行本
『範馬刃牙』の番外編、(タイトルは『範馬刃牙10.5 外伝 ピクル』)として発売されている。
- ISBN:ISBN 978-4253209823
- 発売日:2008年1月8日
脚注
担
(㌯ から転送)
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担(擔) | |
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系 | 市制・台制 |
量 | 質量 |
SI | 50 kg(中国大陸) 60.478982 kg(香港) 60 kg(台湾) |
定義 | 100斤 |
由来 | 人1人が運べる重量 |
担(たん、繁体字: 擔、dàn)は、中国の伝統的な質量の単位である。
1担は100斤と定義されているが、1斤の定義が国によって異なるため、1担の大きさもそれによって異なる。中国大陸の市制ではちょうど50 kg、香港では60.478982 kg、台湾の台制では日本の尺貫法に従い、ちょうど60 kgとなる。
歴史
古くは120斤にあたる「石(せき)」という質量の単位があった(1石 = 4鈞、1鈞 = 30斤)。これと100斤の「担」が混同され、かつ体積と質量の単位の間にも混同があった。現在の中国では質量の方に「担」を用い、体積の方に「石」を使っているが、読みはどちらも「担」に由来する「dàn」になっている。
「担」とは天秤棒を意味し、本来は人夫1人が天秤棒をかついで一度に運べる重さとして定義されたものである。もとは慣習的な単位であったが、清代に外国との貿易のために各国と単位についての協定を結び、公式の単位となった。その際、1担 = 100斤、1斤 = 4⁄3ポンドと定義された。現在香港で使われている担はこの定義に由来するものであり、
となる。西洋語ではピクル・ピコル(マレー語pikul、英語picul)と呼ばれ、東南アジア一帯で香港の担とだいたい同じ単位が使用されている。
ピクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 04:48 UTC 版)
茉莉の飼い犬。象ほどもある巨犬。じゃれつかれた茉莉の兄が骨折したらしい。子犬の時はセント・バーナード程の大きさであった。後にラニがアルバイトとして、散歩を始めとするピクルの世話を担当することになる。
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「ピクル」の例文・使い方・用例・文例
- ピクルス
- ハンバーガー 1 つ—ピクルス抜きで.
- 塩漬けのピクルス
- 丸ごとピクルスにする小さなキュウリ類
- ピクルスや薬味に使うヨーロッパ産オリーブの木になる種が1つの実
- 熟したオリーブを塩水につけてから乾燥させたり、ピクルスにしたり、缶詰にしたり、油に入れたりすること
- ピクルスの周りを巻いて巻きつけられたピクルス・イワシ・フィレ
- 様々な料理とソースの刺激的な薬味として使われるピクルスの花芽
- 香りのよい種子をシナモン・クローブに似た香料として、特にピクルスやバーベキューソースに使う
- イノンドの種子で香りをつけた塩水や酢に漬けたピクルス
- カラシソースに漬けた細切れのピクルス
- 甘いピクルスの薄切り
- 細かく刻んだ(普通甘い)ピクルスの調味料
- キュウリ・ピーマン・タマネギをみじん切りにしたピクルスの薬味
- 塩水に漬けたピクルスを砂糖・酢に漬けたもの
- 切られたピクルス、時々、ケイパー、エシャロット、パセリと堅くゆでた卵とマヨネーズ
- ピクルスにするために使用される塩と水の強い溶液
- ピクルスにされるその緑がかった花芽のために耕作される地中海の地域のほふく性のとげのある低木
- 赤オレンジから黄オレンジまでに及ぶオレンジのすべての色合いの大きな花とピクルスになったり、ケイパーのようにして使用される種を持つ繁殖力の強い年に一度のつる植物
- あのピクルスを食べたこととあんな悪夢を見たことには関連があった
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