プラモデルなどの立体物
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「蒼き流星SPTレイズナー」の記事における「プラモデルなどの立体物」の解説
放映当時、バンダイから1/72、1/100スケールで発売され、接着剤を用いない「スナップフィット」の採用や透明パーツの使用など、バンダイの技術の蓄積も披露された。特筆事項として1/72モデルには当時としては珍しいダイカスト製の一部完成済みレーザード・ライフルが付属していた。Zガンダムと並行したためかキットの出来が不評で、小さい方の1/100は安価ではあるがポリキャップではなく、脚部に大穴が空いた成形など手抜きが目立った。当時はファミコンブームによりテレビを見ない子供が増えてきており(ビデオレコーダーやセカンドテレビの普及前だったため)、本作以降のリアルロボット玩具は低迷の一途を辿り、客層の低年齢化に主眼を置いた魔神英雄伝ワタルシリーズの商業的ヒットまで厳しい状況が続いた。 HCM(ハイコンプリートモデル)シリーズからも企画検討され、当時の模型情報に試作品の写真まで掲載されていたが、番組打ち切りのため中止となり、幻の商品となった。 放映直後の1986年からムサシヤ、WAVEから1/72スケールで各種ガレージキットが発売された。後にコトブキヤからも1/72スケールで発売されている。 2006年になってバンダイから「リアルロボットレボリューション」(通称 R3)のシリーズ第1弾として1/48スケールの新作キットが発売され、続けてニューレイズナーもキット化された。BEE-CRAFTによって現代風にプロポーションがアップデートされ、ギミックと可動範囲が増え、V-MAX発動後のハッチオープン(強制冷却)モードの再現など、ガンプラで培った同社の最新技術が注ぎ込まれている。 同年からはメガハウスからパームアクションシリーズが発売開始。その第1弾としてレイズナーとザカールがラインナップされた。全長が90ミリほどの小さなモデルであるが、各関節可動、バックパックの交換が可能で、キャノピーの開閉などのギミックを備えている。その後も死鬼隊のMFやグライムカイザルなどが発売され、順調にラインナップを増やしていた。 続いて2007年2月下旬にはバンダイから魂SPECシリーズでレイズナーが発売された。このモデルはノーマルのレイズナーとニューレイズナーを装甲の換装によって再現している。また、レイズナーのコンピュータである「レイ」の新たに収録された音声や効果音などが収録されたコンソール風のスタンドが付属。同年にはサンライズロボットセレクションでパームアクションと同サイズのレイズナーが登場。計5種類の中で2バージョン出て、それぞれに劇中未登場のオプション(フライトユニットかフレイムスローワー)も付属している。 その他、同時期にコトブキヤからも塗装済み可動フィギュアが発売された。こちらは、約130ミリの大きさで、オプションとして、グレネードランチャーと劇中未登場のフライトユニットが付属している。 2013年8月31日 - 9月1日に幕張メッセで開催された「キャラホビ C3×HOBBY」で「サンライズ80'sロボ商品化プロジェクト」の一環としてバンダイからダイキャスト製可動アクションフィギュア「魂SPECシリーズ」のラインアップでレイズナーMk.IIが商品化(立体化)されることが決定した(商品名「XS14 レイズナーMk-II」、ノンスケール)なお、この可動アクションフィギュアは基本形となる人型形態のほか、設定通りパーツの差し替えなしで戦闘機形態に変形させることが可能となっている。プレミアムバンダイ(魂ウェブ商店)限定で2014年9月発売。 2020年、プレミアムバンダイ内の魂ウェブ商店にて魂SPEC×HI-METAL R ニューレイズナー(V-MAX強化型レイズナー)とHI-METAL-R ザカールの予約が開始された。以前発売された魂SPECシリーズのレイズナーに新規パーツを組み合わせ、新ブランドのHI METAL-Rシリーズのレベルにまで引き上げられた改良が施されており、ザカールは完全新規造形モデル。ニューレイズナーは9月発送、ザカールは10月発送。
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