プラモデルの概要と構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 05:23 UTC 版)
「ヘキサギア」の記事における「プラモデルの概要と構成」の解説
プラモデル形式でパーツを組み立てるが、ヘキサギアはコンセプトとして「スクラップ&ビルド」を挙げており、組み上げた一つのパーツを汎用的な何らかの部品というブロック単位でとらえ、それらのブロックパーツを組み合わせて遊ぶブロックトイの要素を兼ねている。例としては、どちらもトライク形態に組み換え可能なブロックを持つレイブレード・インパルス(獅子型)とボルトレックス(小型恐竜型)では、同じ共用ブロック(胴体部とタイヤ)を使用しているが、フレームにする際の組み方によってそれぞれ印象の異なる胴体(水平、斜め)と後ろ脚(タイヤを使用)になる。このように、組み合わせ方によってパッケージ単品でも様々な形にすることができ、各パッケージ製品のブロック同士を組み合わせて遊ぶことができる。 公式での説明では細々としたブロック同士のパーツを組み合わせた「フレーム」(細長い腕やバイクのフロント、コックピット、銃身など、特徴やなんらかの用途が見えてくる)、各フレーム同士を組み合わせて構築した「素体」(例としては組み換えで人型になる外装のないバイク。フレームのみであるため、いわゆるネイキッドモデル)、素体に外装や武器を取りつけた「機体」(取り付けた外装や装備品によって印象や目的が変化する)という段階をベースとする。 これらブロックを組み合わせる(同時に組み上げの際の強度を上げる目的を兼ねる)ために、ヘキサギア以前に発売されたギガンティックアームズ(ヘキサギアと同様に別のモデルを搭乗させて遊ぶことが可能)で導入された「六角型ジョイント」で接続する形をとっており、これを「ヘキサグラム」と呼ぶ。ヘキサグラムを他種の軸穴に変換するジョイントパーツが用意されている他、コトブキヤのプラモデルなどでも導入されている3mm軸穴や5mm軸穴も部分的に設置されている。ヘキサグラムの取り外しを簡易化するツール(パーツリムーバー)も発売されている。 シリーズとしては、ヘキサギアの他に、ヘキサギアに設置されている操縦席に載せることが可能な兵士兼エンジニア「ガバナー」も複数種制作されている(設計者という設定はいわゆるモデラー本人という役割もある)。サイズは、ヘキサギアがフレームアームズなどのサイズと同等で設計されているため、これに合わせる形で全長72mmとかなり小さく設計されている(比較すればFAガールやメガミデバイスの下半身ほど、メガハウスのデスクトップアーミーと同等)。これらはヘキサグラムの他3mm軸穴が設定されており、ヘキサギアのブロックやM.S.G.や他製品の武装を取りつけたり、可動域の広い人型のアクションプラモデルとしても遊ぶことが可能。また、上述のコックピットはフレームアームズ・ガール等の人型プラモデルを乗せることも可能となっている。
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