プラモデルの展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
前述のとおり、初代のPSP版ゲームソフトにバンダイ製のプラモデルが同梱されていたほか、バンダイからはLBXのプラモデルが劇中同様の1/1スケールで商品展開されている。共通の専用ポリキャップを使用しており、全身約16箇所が自由に可動し、パーツの自由な組み換えにも対応。カラーリングは多色成型ランナーとシールによって再現している。それぞれのランナーには組み立て箇所を示すアイコンが付いており、作る前にランナーを切り離すことで簡単に組み立てられるような工夫がされている。説明書には藤異秀明の漫画が掲載され、ゲームに使用可能な武器のパスワードが掲載されている。また、ランナーのタグとシールによってダイスを作成し、箱底面に印刷されたバトルフィールドを使うことでカスタムダイスバトルが可能となっている。別売りのオプションとしてウェポンセットや機体ごとのステッカー、必殺ファンクションを再現したエフェクトセットなども販売されている。さらにパーツ数が細かくなり、コアスケルトンも再現された「ハイパーファンクション」や、簡単な構造で組み立てやすい「カスタムグレード」、完成済みの「Zモード」、食玩やカプセルトイフィギュアも発売されている。 2011年11月末時点で累計250万個を超える売り上げであり、これはガンプラ以外では久々の大ヒットシリーズだという。日経トレンディの「2011年ヒット商品ベスト30」でも13位にノミネートされた。バンダイナムコグループの国内トイホビー事業のキャラクター別売り上げでは、『ダンボール戦機』プロジェクトが実質的に始まった初年度(2012年3月期)から年額36億円となっており、バンダイナムコグループにおいてトップ10に入るキャラクター資産へと急成長した。 多くのメディアミックス企画はアニメが終了した2013年末に終了を迎えたが、『月刊ホビージャパン』掲載の公式外伝とそれを基にしたプラモデル商品は2015年まで展開が続けられた。 2018年からの『装甲娘』でもプラモデルが展開されることが予告されているが、そちらはバンダイでなくコトブキヤから展開されることが発表されている。 2019年3月16日よりYouTubeのコロコロチャンネルにてアニメが配信されることになり、連動して4月よりプラモデルの再販が行われることが発表された。再販に際してPSP版に同梱されていたAX-00が一般販売されることも発表された。
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