トリガー (SS-237)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/04 13:57 UTC 版)
トリガー (USS Trigger, SS-237) は、アメリカ海軍の潜水艦。ガトー級。艦名はモンガラカワハギ科の魚の総称、トリガーフィッシュに因む。なお、戦没から7年後にタング級潜水艦2番艦として2代目「トリガー (SS-564)」が就役している。
注釈
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter IV: 1942” (英語). HyperWar. 2012年2月21日閲覧。では、攻撃された船舶を "Shinkoku Maru" とする。仔細は不明だが、#SS-237, USS TRIGGERp.42 で記されている地点とさほど変わらない地点で非常警報が発令されていることから、「トリガーに遭遇して攻撃を受けた」船舶がいたのは確かである（#横防戦1710p.3）。
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter IV: 1942” (英語). HyperWar. 2012年2月21日閲覧。では、攻撃された船舶を "Mutsuki Maru" とする。当の「御月丸」（坂井汽船、3,893トン）（#日本汽船名簿・御月丸）はこの日、大王崎付近で座礁沈没している（#横防戦1712(2)pp.36-37）。また、12月20日夜から12月21日にかけて犬吠埼近海で被害を受けた艦船はない（#横防戦1712(1)pp.45-46、#横防戦1712(2)pp.37-38）。
- ^ 12月26日から12月27日にかけて当該海域で被害を受けた艦船はない（#横防戦1712(1)p.24,48、#横防戦1712(2)pp.50-51）。
- ^ この日に攻撃された艦船はない（#横防戦1712(1)pp.50-51、#横防戦1712(2)pp.63-64）。
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter V: 1943” (英語). HyperWar. 2012年2月21日閲覧。では、1月1日にトリガーが「北緯35度55分 東経140度55分 / 北緯35.917度 東経140.917度の地点で輸送船彰山丸（山本汽船、5,857トン）を撃破した」との記録があり、#横防戦1801(1)p.5 でも彰山丸が雷撃を受けたことが書かれているが、#SS-237, USS TRIGGERp.80 では、1月1日に艦船を攻撃した記録はない。
- ^ 戦艦3隻（武蔵、金剛、榛名）、空母「飛鷹」、重巡2隻（利根、筑摩）、駆逐艦5隻（時雨、有明、海風、初月、涼月）[46]。
- ^ #Roscoep.561 では、「トリガー」はこの攻撃で敷設艇「那沙美」を撃沈したことになっているが、「那沙美」は同年4月にラバウルで沈没。また、“The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter VI: 1944” (英語). HyperWar. 2012年2月21日閲覧。では駆逐艦「満潮」を撃破したとしているが、#二水戦1901p.85 では、そのような記述は見出せない。
- ^ 「阿蘇山丸」は仮修理の後、4月30日にパラオを出港するが、5月1日に「ブルーギル (USS Bluegill, SS-242) 」の雷撃により沈没（#野間p.256）。
- ^ この経緯から、「たかね丸」撃沈は「トリガー」「サーモン」「スターレット」の共同戦果となっている（#Roscoep.564）。
- ^ 「シルバーサイズ」「タンバー (USS Tamber, SS-198)」「ソーリー (USS Saury, SS-189)」「バーフィッシュ (USS Burrfish, SS-312)」「スターレット」「ロンクィル (USS Ronquil, SS-396)」
出典
- ^ #海と空p.170
- ^ a b c #SS-237, USS TRIGGERp.3
- ^ #SS-237, USS TRIGGERP.42
- ^ #Sternp.18,25
- ^ #Wiperp.38
- ^ #Blairp.246
- ^ #Blairpp.247-248
- ^ #SS-237, USS TRIGGERP.35
- ^ #SS-237, USS TRIGGERP.26
- ^ #SS-237, USS TRIGGERP.37
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.42
- ^ a b #SS-237, USS TRIGGERp.43,55
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.46
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.47
- ^ a b c #呉防戦1710p.32
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.57
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.49,57
- ^ #佐伯防1710p.46
- ^ #佐伯防1710pp.48-49
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.50,65
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.51
- ^ a b c #SS-237, USS TRIGGERp.75
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.94
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.76-77
- ^ #横防戦1712(1)p.24
- ^ #横防戦1712(2)pp.40-44
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.78
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.78-79
- ^ #横防戦1712(1)p.24, pp.49-50
- ^ #横防戦1712(2)pp.57-60
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.79-80
- ^ #横防戦1712(2)pp.26-28
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.82-83
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.83
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.99.108
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.100-101, p.108
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.102-103, p.108
- ^ 戦史叢書62 1973, p. 303a米潜水艦の跳梁
- ^ 戦史叢書62 1973, p. 303b.
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.102-103, p.109
- ^ #木俣敵潜1989p.58
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.104-105, p.109
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter V: 1943” (英語). HyperWar. 2012年2月21日閲覧。
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.122-123
- ^ 戦史叢書62 1973, pp. 331–332聯合艦隊司令部の内地回航
- ^ #S18.01二水戦日誌(6) p.14〔 七(天候略)一.一〇〇〇武藏3S 8S 2sf(飛鷹)横須賀ニ向ケ「トラック」發61dg(d×2)27dg(d×2)24dg〇七〇〇出港右護衛ニ任ズ海風本日附主隊編入 〕
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.123
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.124
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.125
- ^ a b c #SS-237, USS TRIGGERpp.126-127
- ^ 戦史叢書62 1973, pp. 341a-342飛鷹の損傷と第二航空戦隊等のトラック進出
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.127-128
- ^ a b #SS-237, USS TRIGGERp.128
- ^ 野元ほか、航空母艦物語 300-301頁〔 命中魚雷にも死せず(飛鷹vsトリッガー) 〕
- ^ #S18.04十四戦隊日誌(1) p.28〔 8日0900呉発、横須賀ニ回航ノ途、GF機密第102230番電ニ依リ11日0600飛鷹救難曳航作業ニ従事 12日0530横須賀着 〕
- ^ a b #SS-237, USS TRIGGERp.148
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.149
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.150
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.151
- ^ #SS-237, USS TRIGGERpp.154-155
- ^ #第一小倉丸
- ^ a b #駒宮p.101
- ^ #SS-237, USS TRIGGERp.198
- ^ 戦史叢書62 1973, pp. 566–567.
- ^ 戦史叢書62 1973, pp. 570–571独立混成第五聯隊の一部及び戦車第十六聯隊のウェーク進出
- ^ a b #SS-237, USS TRIGGERp.348
- ^ a b #野間p.512
- ^ a b c d e f #SS-237, USS TRIGGERp.377
- ^ a b #木俣敵潜1989p.171
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