第6、第7の哨戒 1943年4月 - 8月
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「サーモン (SS-182)」の記事における「第6、第7の哨戒 1943年4月 - 8月」の解説
4月29日、サーモンは6回目の哨戒で日本近海に向かった。サーモンはミッドウェー島経由で本州沖、八丈島、梶取崎、大島方面で哨戒。6月3日、サーモンは2隻の貨物船を攻撃して損傷を与えたと判断された。6月8日から11日にかけてはトリガー (USS Trigger, SS-237) 、スカルピン (USS Sculpin, SS-191) とともに特別任務に従事し、空母部隊を追いかけた。トリガーが6月10日に迎撃に成功し空母飛鷹を撃破したが、サーモンとスカルピンは出番がなかった。6月19日、サーモンは51日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投した。 7月17日、サーモンは7回目の哨戒で日本近海に向かった。千島列島および幌筵島方面を哨戒。これらは、アリューシャン列島の補給航路を切断するための海域設定だった。8月7日、北緯45度53分 東経143度30分 / 北緯45.883度 東経143.500度 / 45.883; 143.500の中知床岬沖で陸軍船めるぼるん丸(大阪商船、5,420トン)に対して魚雷を4本発射するも回避される。翌8月8日夜にも北緯46度30分 東経144度50分 / 北緯46.500度 東経144.833度 / 46.500; 144.833の地点で特設砲艦第二号新興丸(東亜海運、2,577トン)に対して魚雷を発射したが、これもまた回避された。8月9日は駆逐艦のものらしいマストを発見して攻撃を回避する。8月10日、サーモンは北緯40度55分 東経143度50分 / 北緯40.917度 東経143.833度 / 40.917; 143.833の樺太愛郎岬沖で貨物船和歌浦丸(日本水産、2,420トン)を撃沈した。8月25日、サーモンは40日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。
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