第6、第7の哨戒 1944年12月 - 1945年8月とは? わかりやすく解説

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第6、第7の哨戒 1944年12月 - 1945年8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:48 UTC 版)

バットフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第6、第7の哨戒 1944年12月 - 1945年8月」の解説

12月30日バットフィッシュ6回目哨戒アーチャーフィッシュ (USS Archer-fish, SS-311) 、ブラックフィッシュ (USS Blackfish, SS-221) とウルフパック構成しルソン海峡南シナ海方面向かったこの頃フィリピンの戦い敗走重ねていた日本軍は、ルソン島残っていた陸海軍パイロット日本国内退却すべく、駆逐艦輸送機での救出作戦展開していた。しかし、1月15日時点でまだ約1,000名のパイロット整備兵などがルソン島北部アパリ英語版近辺残留しており、制空権奪取され駆逐艦輸送機による救出は困難となっていた。そこで次の手段として潜水艦による救出作戦が行われることとなり、第六艦隊司令長官三輪茂義中将は、2月4日付で潜水艦による輸送作戦命じた第一弾として呂46救出成功したが、この時点作戦の手の内は何もかもアメリカ海軍探知されていた。バットフィッシュらは続く潜水艦撃沈すべく、ルソン島北部沿岸哨戒した。2月11日1915分バットフィッシュレーダー目標探知した1時間後、潜水艦思われる艦影発見。しばらくすると潜航し30分後に浮上したバットフィッシュレーダー頼り目標接近し2210分に魚雷を4本発射魚雷命中した潜水艦吹き飛び瞬時轟沈した。これが呂112最期であり、撃沈位置北緯1853東経12150分 / 北緯18.883度 東経121.833度 / 18.883; 121.833と記録されている。バットフィッシュ浮上した後、近く不時着水した味方パイロット捜索行った。その最中2月12日1時55分、バットフィッシュレーダーに再び目標探知された。バットフィッシュ前回同じくレーダー観測目標近づき明け方近く4時49分に、一度潜航した後再び浮上した潜水艦向けて魚雷を4本発射魚雷1本が命中した潜水艦爆発大きな黄色火の玉火炎周囲明るくし、潜水艦轟沈した。これが呂113最期で、撃沈位置北緯1910東経12125分 / 北緯19.167度 東経121.417度 / 19.167; 121.417と記録された。バットフィッシュ潜水艦撃沈司令部報告ほどなくして太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツ元帥から祝電送られてきた。3月3日バットフィッシュ61日間行動終えて真珠湾帰投オーバーホールのためにサンフランシスコハンターズ・ポイント海軍造船所回航された。オーバーホール中に艦長ワルター・L・スモールアナポリス1938年組)に代わった。 6月26日バットフィッシュは、7回目哨戒日本近海向かったこの頃には日本の艦船激減しており、残され艦船多く燃料不足機雷封鎖によって港湾封じ込められわずかな艦船のみが外洋行動していた。バットフィッシュはこの哨戒ではわずかに残され目標にも遭遇しなかったが、7月24日夕刻には屋久島陸上施設対し、5インチ砲による艦砲射撃行ったバットフィッシュ洋上8月15日終戦迎えた8月26日バットフィッシュ58日間行動終えて真珠湾帰投した。

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