ディノス・セシール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 03:31 UTC 版)
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本社が所在する中野坂上セントラルビル
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒164-0012 東京都中野区本町2丁目46-2 |
本店所在地 | 〒164-0012 東京都中野区本町2丁目46-2 |
設立 | 1991年3月25日 (創業1971年12月) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 通信販売(テレビショッピング<地上波・衛星放送>、紙媒体<カタログ通販、新聞・雑誌>、ネット通販)、直販(催事・店舗)、フジテレビフラワーネット事業、保険代理店、卸事業 |
代表者 | 代表取締役社長 石川 順一 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 1,048億円(2020年3月期) |
従業員数 | 1,189名(2019年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 100% |
外部リンク | https://dinos-corp.co.jp/ |
特記事項:2013年7月1日にディノスがセシール、フジ・ダイレクト・マーケティングを合併し現商号となる。 高松本社は旧セシール本店所在地 |
株式会社DINOS CORPORATION(ディノスコーポレーション)は、フジサンケイグループの通信販売会社。日本通信販売協会加盟。
概要
元会社はディノスとセシール(旧・東洋物産)であったが、2009年7月にセシールをライブドアからの株式公開買付け(TOB)により、フジ・メディア・ホールディングス傘下の完全子会社化すると共に、2010年4月に中間持株会社「フジ・ダイレクト・マーケティング」(FDM)を設立[1]し通販事業の経営統合を行った。
この経営統合後も両社が共同で商品開発やコスト削減を進めたが、通販業界の環境変化が予想され、規模拡大による業界地位の向上や両者の通販事業のノウハウなどの経営資源の有効活用や、コストの重複機能の整理を行うために新しい組織と事業体制が必要として、ディノス・セシール・FDMの3社が合併した方が最適と判断し、2013年7月1日にディノスを存続会社としたうえで、後者2社を吸収合併し、株式会社ディノス・セシールに商号変更した[2]。
また、合併後の2013年9月に、合併前のセシールと同じ高松市に本社があるイマージュホールディングス(現・アイム)から衣料品通販事業を買収し、「イマージュ」もディノス・セシールの通販ブランドに加えられている[3]。
合併後もディノスとセシールはそれぞれのブランドで通販事業を展開していたが、2021年3月1日セシール事業をニフティに譲渡[4]するのに伴い、ディノス・セシールは株式会社DINOS CORPORATIONに商号変更[5]。
主要事業所
子会社
- セシールビジネス&スタッフィング(本社・香川県高松市)
- ディノス・セシールコミュニケーションズ(本社・沖縄県うるま市)
- アルマード(本社・東京都中野区)
- 賽詩麗商貿(上海)有限公司(本社・中華人民共和国・上海市)
脚注
- ^ 株式会社フジ・ダイレクト・マーケティング設立のお知らせ (日本語) - 株式会社フジ・メディア・ホールディングス・2010年3月10日プレスリリース
- ^ 連結子会社の合併及び商号変更に関する方針決定のお知らせ (日本語) - 株式会社フジ・メディア・ホールディングス・2013年2月28日プレスリリース
- ^ セシール、イマージュHDの衣料品通販事業買収(日本経済新聞電子版2013年3月30日 2014年4月19日閲覧)
- ^ 連結子会社の事業譲渡に関するお知らせ (日本語) - 株式会社フジ・メディア・ホールディングス・2020年11月26日プレスリリース
- ^ 「株式会社 DINOS CORPORATION」への商号変更のお知らせ (日本語) - 株式会社ディノス・セシール・2021年1月25日プレスリリース
関連項目
- ノンストップ! - 11時台の通販コーナー「いいものプレミアム」の商品提供を担当。ディノス名義。
外部リンク
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DINOS CORPORATION
(ディノス・セシール から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 02:06 UTC 版)
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本社が所在する中野坂上セントラルビル
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒164-0012 東京都中野区本町2丁目46-2 |
設立 | 1991年(平成3年)3月25日 (二代目法人、株式会社フジサンケイリビングサービス) (創業:1971年(昭和46年)12月20日) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9011201004664 |
事業内容 | 総合通信販売事業(カタログ・テレビ・インターネット等によるファッション、家具・インテリア、美容健康、食品等の分野における商品他の販売) リテンションマーケティング事業 フラワーネット事業 催事・店舗事業 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤浩輔 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 604億円(2022年3月期) |
従業員数 | 連結:1,015名(2022年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 100% |
外部リンク | https://dinos-corp.co.jp/ |
特記事項:2013年7月1日にディノス・セシール・フジ・ダイレクト・マーケティングが合併。2021年3月に現商号となる。 |
株式会社dinos(ディノス、英: dinos Inc.)は、フジサンケイグループの通信販売会社。日本通信販売協会加盟。
「ディノス」ブランドの総合通信販売事業、「イミニ」ブランドのリテンションマーケティング事業、フラワーネット事業、催事・店舗事業など幅広く手掛けている[1]。
1971年、日本発のテレビショッピング企業として創業した[2][3]。
概要
日本初のテレビショッピング
1971年12月20日、フジサンケイグループは、リビング作戦の一環として、日本初のテレビショッピング企業「株式会社ディノス」(旧法人)を設立する[2][3]。
翌1972年1月より、フジテレビ「リビング4」「リビング11(フジテレビ平日午前テレビショッピング枠)」として、日本初のテレビショッピングおよび催事事業に参入した。同年11月、総合カタログ「フジサンケイリビングカタログ」(「ディノスカタログ」「ディノスコレクション」の前身)を創刊した[2][3]。
1973年6月、商号を「株式会社フジサンケイリビングサービス」に変更する[3]。
1976年、日本初のカタログショールーム「リビングプラザディノス新宿」をオープン。1987年には、フジテレビで日本初となる深夜の通販番組「出たMONO勝負」がスタート[3]。司会は愛川欽也。
1991年3月25日、フジサンケイグループの再編に伴い、二代目法人「株式会社フジサンケイリビングサービス」(現在の株式会社dinos)を設立し、事業を継承[3]。
2004年10月1日、商号を「株式会社ディノス(英: Dinos Inc.)」に変更した[3]。
2007年4月、フジテレビフラワーセンターを吸収合併[3]。
セシールと経営統合
2009年7月8日付で親会社フジ・メディア・ホールディングスが株式公開買付け(TOB)を通じ、LDH(旧ライブドア)傘下のセシール(旧:東洋物産)を子会社化、フジサンケイグループの一員となった[4]。
2010年4月1日、ディノスとセシールは、共同株式移転により中間持株会社「株式会社フジ・ダイレクト・マーケティング(英: Fuji Direct Marketing, Inc.、略称:FDM)」を設立し、経営統合した[5]。
2013年7月1日、ディノスがFDM及びセシールを吸収合併し、商号を「株式会社ディノス・セシール(英: Dinos Cecile Co., Ltd.)」に変更した[6]。ディノスとセシールは合併後も引き続き、それぞれのブランドで通販事業を展開した。
2013年9月、旧セシールと同じ高松市に本社を置くイマージュホールディングス(現:第一三共ヘルスケアダイレクト)の衣料品通販事業を買収し、「イマージュ」がディノス・セシールの通販ブランドに加わった[7]。
ディノス創業50周年
2021年3月1日、セシール事業をノジマ傘下のニフティに譲渡し[8]、商号を「株式会社DINOS CORPORATION(英: DINOS CORPORATION)」に変更した[9]。同年12月、創業50周年を迎えた[3]。
2025年7月1日、商号を「株式会社dinos(英: dinos Inc.)」に変更した[10][11]。
主要事業所
- ディノス本社
- 東京都中野区本町2-46-2 中野坂上セントラルビル
- ロジスティクスセンター東京
- ディノスフードロジスティクスセンター相模原
- 神奈川県相模原市中央区田名塩田1-11-3
- ディノス ハートコールセンター
- 東京都中野区本町2-46-2 中野坂上セントラルビル
- 台北支店
- 中華民国台北市中山区南京東路二段132号12樓
子会社
- イミニ免疫薬粧株式会社(本社・東京都中野区本町)
- 株式会社KOMAINU(本社・東京都港区南青山)
- 株式会社ディノスコールセンター(本社・東京都中野区本町)
かつてのグループ会社
- 株式会社ディネックス - 旧ディノス子会社
- セントラルインペックス株式会社 - 旧ディノス子会社
- 株式会社セシールビジネス&スタッフィング(本社・香川県高松市) - 旧セシール子会社
- 株式会社ディノス・セシールコミュニケーションズ(本社・沖縄県うるま市) - 旧セシール子会社
- 株式会社アルマード(本社・東京都中野区) - 旧セシール子会社
- 賽詩麗商貿(上海)有限公司(本社・中華人民共和国・上海市) - 旧セシール子会社
脚注
- ^ “事業紹介 - 株式会社dinos”. 株式会社dinos (2025年7月1日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b c 境政郎『テレビショッピング事始め』扶桑社、2008年2月25日、55-114頁。
- ^ a b c d e f g h i “沿革 - 株式会社dinos”. 株式会社dinos (2025年7月1日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ “株式会社フジ・メディア・サービスによる株式会社セシールの完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ” (PDF). 株式会社フジ・メディア・ホールディングス (Press release). 25 November 2009. 2025年7月1日閲覧.
- ^ “株式会社フジ・ダイレクト・マーケティング設立のお知らせ” (PDF). 株式会社フジ・メディア・ホールディングス (Press release). 10 March 2010. 2025年7月1日閲覧.
- ^ “株式会社フジ・メディア・ホールディングス第73回定時株主総会招集通知”. 株式会社フジ・メディア・ホールディングス (2014年6月2日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ セシール、イマージュHDの衣料品通販事業買収(日本経済新聞電子版2013年3月30日 2014年4月19日閲覧)
- ^ “連結子会社の事業譲渡に関するお知らせ” (PDF). 株式会社フジ・メディア・ホールディングス (Press release). 26 November 2020. 2025年7月1日閲覧.
- ^ “「株式会社 DINOS CORPORATION」への商号変更のお知らせ”. 株式会社DINOS CORPORATION (Press release). 26 January 2021. 2025年7月1日閲覧.
- ^ “「ディノス」新ブランドメッセージ策定と商号変更のお知らせ~長年培ってきたブランド価値を見直し、リブランディングへ~”. 株式会社DINOS CORPORATION (Press release). 2 April 2025. 2025年7月1日閲覧.
- ^ 鳥栖剛 (2025年4月7日). “「ディノス」が「株式会社dinos」に商号変更、新ブランドメッセージは「わたしの『好き』、みつけた。」”. ネットショップ担当者フォーラム. 2025年4月7日閲覧。
関連項目
- ノンストップ! - 11時台の通販コーナー「いいものプレミアム」の商品提供を担当。ディノス名義。
- ディノスTHEストア - フジテレビ系列局及びBSフジ他で放送されている通販番組。dinos制作。
- ニフティ - 2021年3月1日付で子会社ニフティ・セシールを通じてセシール事業を買収した。
- セシール
外部リンク
- ディノス・セシールのページへのリンク