シベール関係
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「CYNTHIA_THE_MISSION」の記事における「シベール関係」の解説
シベール・ロウ(中国名:羅 彗中) シンシアの8歳違いの姉。現在23歳。身長177cm。 表向きは実業家兼モデル兼格闘家だが、裏の顔は「国際暗殺者」。国際武術選手権大会を3年連続優勝、多人数で囲まれていてもそれを一蹴し、拳銃の弾丸をも避ける事の出来る実力を持つ。子どもの頃から勉強も運動も簡単にこなし、10歳の時には暇つぶしに少林寺武術学校を壊滅させたりしていた。その際、ファントムと対決して引き分けたのをきっかけに、辻斬り的な殺人を止めて職業暗殺者に転進する。本来は暗殺者の家系の跡継ぎであったがこれをシンシアに押しつけ、伍龍会には属さないフリーランスである。 香港伍龍会の依頼でシンシアを連れ戻すため3人の部下と共に来日。さらに半分暇つぶしとして紫水智衛を殺し、弑の素性を調べて打ち倒す。 イリヤ・アルトゥーロヴィチ・グレンチコ 元キックボクサーのロシア人で、身長189cmの巨漢。甘党。 現役時代は反則も厭わないラフプレイを得意としていたが、ある日突然、表舞台から姿を消す。紆余曲折の末にシベールと戦い、敗北。その後は彼女の部下となっている。シベールからシンシアを連れ戻す命令を受け、シンシアを狙う。格闘戦では、前述のキックボクシングやコマンドサンボなどをメインに戦う。 ブリギット・マクラウド シベールの部下で国際手配されているテロリストの少女。シベールとは愛人関係。 陰険さと黒を統一したような風貌。左腕にバイオニクスアーム(ジース・サリバンのそれがさらに高性能となったもの)を装備している。テロリストならではの無差別攻撃を得意としているようであったが、作中でその特技を活かすシーンは描かれなかった。 ファントム / ホセ・パウリスタ・リベイラ シベールの部下。ニット帽に迷彩ズボン、マフラーで顔を隠しているメスティーソの男。身長は178cm。 実は伝説の柔術家であり、ブードゥー教に端を発する秘密組織の「司祭」(暗殺者)である。過去にシベールとの戦いで口周りを裂かれ、唇が無く歯肉がむきだしの怖い顔になってしまっている。人をゾンビパウダーで操る技術を持つ。人間的には非常に良く出来た人物であり、格闘家としての矜持も大きい。 実は島原カルロスの母親の長兄、カルロスの伯父にあたる。 猫堂聖夜(ひょうどう ノエル) 野生のネコに育てられた青年。推定約20歳。人間離れした身体能力を持っている。ファントムによって仕込まれた柔術に加え、野性的でトリッキーな戦い方をする。 宝 凌羽(パオ リンユウ) 通称、舌打ち師(タンクリッカー)。眼鏡をかけており、片目を髪で隠した青年。13年前にシベールに対しての借りを返すべく、シベールの敵として五対五バトルに参加しようとしていたが、彼がほたるに接触した時には既にメンバーは間に合っていた。その為、仕方なくシベールのチームの一員として参加。「一勝したら再び戦う」という約束をシベールと取り付けた。 元は少林寺武術学校に所属していた天才拳法家。しかし、シベールに学校ごと襲撃を受けた際に両目を失明し盲目となる。そのため聴力、直観、殺気、嗅覚などによって標的の位置を読み取る他、舌打ちで生じる反響音を利用する反響定位法(エコーロケーション)と呼ばれる技術をトレーナーの指導の下、修得しており周囲の環境を特定することができる。さらに舌打ちによりデモンパイパーという幻覚を引き起こす技を使うことができる。少林拳の腕も言うまでもなく達人級であり常人離れした身体能力と発勁を使いこなす。
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