コーチ自由が丘線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:10 UTC 版)
「東急バス瀬田営業所」の記事における「コーチ自由が丘線」の解説
詳細は「東急コーチ」を参照 自01:自由が丘駅 - 等々力七丁目 - 深沢一丁目 - 深沢不動前 - {日体大裏→深沢六丁目→駒大深沢キャンパス前}(循環) 自01出庫:瀬田営業所→中町五丁目→深沢六丁目→駒大深沢キャンパス前→深沢不動前→深沢一丁目→等々力七丁目→自由が丘駅 自01入庫:自由が丘駅→等々力七丁目→深沢一丁目→深沢不動前→深沢六丁目→駒大深沢キャンパス前→深沢不動前→中町五丁目→瀬田営業所 自02:自由が丘駅 - 等々力七丁目 - エーダンモール深沢 - 深沢不動前 - {日体大裏→深沢六丁目→駒大深沢キャンパス前}(循環) 自02出庫:瀬田営業所→中町五丁目→日体大裏→駒大深沢キャンパス前→深沢不動前→エーダンモール深沢→等々力七丁目→自由が丘駅 自02入庫:自由が丘駅→等々力七丁目→エーダンモール深沢→深沢不動前→深沢六丁目→駒大深沢キャンパス前→深沢不動前→中町五丁目→瀬田営業所 自11:東京医療センター→駒沢公園→深沢一丁目→等々力七丁目→自由が丘駅(片道のみ) 自12:自由が丘駅 - 等々力七丁目 - エーダンモール深沢 - 駒沢公園 - 東京医療センター 系統番号なし:中町五丁目 - 玉川警察署 - 等々力七丁目 - 九品仏駅前 - 田園調布駅(土曜夕刻1往復のみ) コーチ自由が丘線は、目黒区の自由が丘駅を起点とし、世田谷区の深沢方面へと運行する路線である。駒大深沢キャンパス前を終点とする自01・自02系統と、東京医療センターを終点とするの自11・自12系統からなる。沿線は早くから開けた住宅街であるが、マンションなどの住宅建設がなお進んでおり、利用客は増加傾向にある。特に自02の朝の自由が丘駅行きは混雑が激しく、積み残しが出たり、前扉から乗車できなかった客が例外的に中扉(降車口)から乗車する光景が見られる。 日曜・祝日の午後3時から午後6時までは、歩行者天国のため自由が丘駅前の一帯は封鎖される。これに伴い当路線は自由が丘駅に代えて自由が丘駅入口停留所での発着となる。自由が丘駅入口到着後は一度田園調布駅まで回送して折り返し、再び自由が丘駅入口から自01駒大深沢キャンパス方面もしくは自12東京医療センター行きとして営業運転に入る。 閑静な住宅街として知られる世田谷区深沢は近くに鉄道駅がなく、バス路線も渋谷や恵比寿など都心側のターミナルとを結ぶものが主であった。交通渋滞の激化により、こうした長距離路線が敬遠されるなか、バスの復権を目指した新たなサービスとしてデマンドバスの運行が検討され、その第1号路線として1975年(昭和50年)12月24日に開通したのが東急コーチのコーチ自由が丘線である。デマンドバスは、通常ルートのほかに乗客の要望に応じて運行する迂回ルートを持ち、迂回区間では停留所に設けられたコールボタンによってバスを呼び出すことができる。コーチ自由が丘線は当初、自由が丘駅 - 駒沢(当時の駒沢営業所。現・駒沢公園西口)の往復線として開業し、深沢一丁目、深沢六丁目に迂回ルート、フリー降車区間が設定されていた。 当初は駒沢営業所が担当していたが、廃止に伴い1984年3月に弦巻営業所へ移管、さらに1999年9月1日付で瀬田営業所の担当となった。 その後、迂回区間の運行頻度が上がったことなどを理由に、2000年(平成12年)10月1日限りでデマンド運行は終了した。これにより、深沢一丁目の迂回区間は時間帯に応じての運行、深沢六丁目はループ線に変更され駒沢四丁目行として運行されるようになった。しかし、まもなく運行上の問題が発生したことから、同年11月27日にダイヤ改正が行われ、駒沢四丁目停留所の廃止や停留所名変更などが行われた。2001年(平成13年)5月16日には、赤いレトロ調の色彩をまとった専用のノンステップバスが導入され、携帯電話でバスの位置が把握できるバスナビゲーションシステムも稼動を開始した。 2002年(平成14年)10月16日には東京医療センター関連の再編が行われ、自02(自由が丘駅 - エーダンモール深沢 - 東京医療センター:系統番号は当時)が開通した。また、2004年(平成16年)5月16日のダイヤ改正では、町会との協議により深沢一丁目の迂回区間運行時間短縮などが実施された。2006年(平成18年)12月18日のダイヤ改正では再び運行時間帯を広げ、運行系統や系統番号の変更などが実施された。 現在の基本的な運行形態は、次の通りである。 コーチ自由が丘線の時間帯別運行形態一覧運行方向早朝 - 朝ラッシュ日中午前日中午後夕ラッシュ深夜自由が丘駅→駒大深沢キャンパス前自02 自01 自02(休日は運行無し) 駒大深沢キャンパス前→自由が丘駅自02 自01 自02 自02(休日は運行無し) 自由が丘駅→東京医療センター運行無し 自12(土休日は運行無し) 自12 運行無し 東京医療センター→自由が丘駅運行無し 自12(土休日は運行無し) 自11 運行無し 等々力七丁目 - 深沢一丁目と、日体大裏→駒大深沢キャンパス前は自由に降りることのできる「フリー降車区間」である。 この路線の深沢不動前~駒大深沢キャンパス前間は事実上の循環形態となっており、(自由が丘駅から)→深沢不動前→深沢不動前(駒沢通り口)→日体大裏→深沢六丁目→深沢小学校→駒大深沢キャンパス前→深沢不動前→(自由が丘駅へ)と走行する。そのため駒大深沢キャンパス前は終着扱いとはなっておらず、深沢不動前(駒沢通り口)を出発した時点で行先が自由が丘駅行きに変更される。 このほか、瀬田営業所への出・入庫便も存在する。入庫便は、自由が丘駅を出発した時点では駒大深沢キャンパス前方面行きとして運行されるが、深沢不動前(駒沢通り口)を出発した時点で行先が瀬田営業所行きに変更され、駒大深沢キャンパス前から深沢不動前(駒沢通り口)を再び通過し、瀬田営業所に向かう。 自01・自02の一部の便は、深沢六丁目でサービスプロパイダー(乗務員)の交代を実施する。瀬田営業所から深沢六丁目までは距離があるため営業所の自転車で移動する。 系統番号なしの便は2018年3月31日の園02廃止に伴い、同系統の独自区間の免許を維持するために運行されるものである。
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コーチ自由が丘線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:39 UTC 版)
「東急バス駒沢営業所」の記事における「コーチ自由が丘線」の解説
自由が丘駅 - 等々力七丁目 - (深沢一丁目) - 東深沢小学校 - 深沢不動前 - (深沢六丁目) - 駒沢( )内はフリー降車区間(自由が丘駅発)、デマンド区間(自由が丘駅行き) 1975年(昭和50年)12月24日に開業した東急コーチの第1号路線。起終点の「駒沢」は駒沢営業所に相当し、等11などの「駒沢」停留所とは異なる。開業当初から駒沢営業所所管で、営業所廃止時に等11とともに弦巻営業所へ移管された。 その後、1999年(平成11年)9月1日付で瀬田営業所へ再度移管となり、翌2000年(平成12年)10月2日からはデマンド運行を廃止して一般路線化された。さらに2001年(平成13年)5月16日付で東急トランセへの管理委託となった。 詳細は「東急コーチ#一般路線化以前」および「東急バス瀬田営業所#コーチ自由が丘線」を参照
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