クエとは? わかりやすく解説

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く‐え〔‐ヱ〕【九会】

読み方:くえ

仏語真言密教で、金剛界について説かれる曼荼羅(まんだら)の総称。成身(じょうじん)会・三昧耶(さんまや)会・微細(みさい)会・供養会・四印会・一印会・理趣会・降三世羯磨(ごうざんぜかつま)会・降三世三昧耶会の九つ


くえ〔クヱ〕【九絵】

読み方:くえ

ハタ科海水魚全長1メートル達する。体色茶褐色白斑状に流れる。本州中部以南の磯にすむ。大物は「もろこ」ともよばれる


くえ【崩え/潰え】

読み方:くえ

動詞「く(崩)える」の連用形から》土や岩などが崩れること。また、崩れた場所。


九会

読み方:クエ(kue)

密教で、金剛界曼陀羅構成する九つ領域


垢穢

読み方:クエ(kue)

垢がついてよごれていること。


クエ

学名Epinephelus bruneus 英名:Kelp bass
地方名アオナイノミーバイ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目ハタ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 動画 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
磯釣りの好対象であり、磯で釣れるとしては国内最大級(全長1mに達するものも多い)である。えさをくわえると住みかに戻る習性があり強引にかないと釣れないので釣り人には人気がある。幼魚若魚には特有の斑紋があるが成長段階消えてしまう。若魚モロコ呼ばれる産卵期紀州では6月房州では8〜10月頃と地域差があるもののほとんどが6月頃に産卵し秋にタイドプール幼魚現れる群れをなすことはな単独で昼は岩のすき間などに身を隠し薄暮時にえさの求めて活動しはじめる。肉は白身肉質もよいことから高値取引される

分布:南日本南シナ海 大きさ:1.3m
漁法:  食べ方:刺身洗い鍋物

ホウキハタ

学名Epinephelus morrhua 英名:Broom grouper
地方名:クエ、イシミーバイ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目ハタ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
体側はっきりした5〜6本の斜めの帯がある。腹側のものはつながらない老成では体側模様不鮮明になる。やや深い岩礁域に生息する。主に小魚甲殻類捕食する。身は味がよく、刺身ちり鍋煮付けなどさまざまな料理適する。

分布:本州中部以南インド洋西太平洋 大きさ:80cm
漁法:釣り、底曳き(そこびき)網 食べ方:刺身ちり鍋煮付け

九絵

読み方:クエ(kue)

ハタ科海水魚

学名 Epinephelus moara


クエ

名前 Coué; Kek; Khue; Kwee; Que

久恵

読み方:クエ(kue)

所在 福岡県筑後市


久江

読み方:クエ(kue)

所在 石川県鹿島郡中能登町


久重

読み方:クエ(kue)

所在 高知県安芸郡芸西村

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

クエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 04:21 UTC 版)

クエ(垢穢、学名:Epinephelus bruneus[1][2] : Longtooth grouper)とはスズキ目ハタ科に属する海水魚[3]。高級な食用魚として、漁業養殖の対象とされる。


  1. ^ Fishbase - Epinephelus bruneus
  2. ^ 中村潤平, 本村浩之「ハタ科Serranidaeとされていた日本産各種の帰属,および高次分類群に適用する標準和名の検討」『IchthyNatural History of Fishes of Japan』第19巻、鹿児島大学総合研究博物館、2022年、26-43頁、doi:10.34583/ichthy.19.0_262022年11月24日閲覧 
  3. ^ a b c d e 市場魚貝類図鑑.
  4. ^ a b 永岡書店 2016, p. 225.
  5. ^ 永岡書店 2016, p. 224.
  6. ^ “世界新”クエ40.2キロ大物釣れた」『デイリースポーツ神戸新聞社、2016年5月5日。2020年4月13日閲覧。オリジナルの2020年4月13日時点におけるアーカイブ。
  7. ^ a b 高級魚「クエ」と「タマカイ」の良さを併せ持つハイブリッド 「クエタマ」を直営店にて数量限定で初提供」『Digital PR Platform』デジタルPRとプレスリリース・ニュースリリース配信 Digital PR Platform、2016年12月16日。2016年12月20日閲覧。
  8. ^ 木村義志『フィールドベスト図鑑 日本の海水魚』学習研究社、2000年8月4日。ISBN 4-05-401121-7 
  9. ^ 中坊 2018, p. 234.
  10. ^ 「長岡技科大、クエを陸上養殖」日本経済新聞』朝刊2020年3月25日(2020年5月19日閲覧
  11. ^ 「非常においしい」と評判だけど見慣れない魚…「クエタマ」に胸張る研究者”. 読売新聞オンライン (2021年2月26日). 2023年3月13日閲覧。
  12. ^ あらの姿煮 佐賀県農林水産省「うちの郷土料理」
  13. ^ あら料理”. 銀鍋. 2022年2月16日閲覧。
  14. ^ a b 藤原 2013, p. 108.


「クエ」の続きの解説一覧

クエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:04 UTC 版)

MicMacオンライン」の記事における「クエ」の解説

#クエストのこと。

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クエ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/12 13:20 UTC 版)

名詞

クエ九絵垢穢

  1. スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科マハタ属に属す一種学名:Epinephelus bruneus。別名、もろこ、ます、くえますあおな

翻訳


「クエ」の例文・使い方・用例・文例

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