三昧耶とは? わかりやすく解説

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さんまや【三摩×耶/三×耶】

読み方:さんまや

《(梵)samayaの音写。約・時・却などと訳す》仏語

漠然とした、時。ある時。さまや。

衆生(しゅじょう)を誘って悟り世界へ導こうとする、その時。さまや。

密教で、仏の本誓(ほんぜい)・除障・警覚・平等の意。仏と衆生が本来平等であると解していう。さまや。

三摩耶形(ぎょう)」の略。


三昧耶

読み方:サンマヤ(sanmaya), サマヤ(samaya)

(1)漠然とした時、一時
(2)会、集会
(3)宗旨とする所。
(4)密教で平等・誓願・驚覚・除垢障の意。

別名 三摩耶


さんまや 【三摩耶・三昧耶】

仏教用語梵語サマヤ(samaya)の音写で、時、と訳すことがあり、漠然とした意味で経典初めなどに用いる。衆会教理などの意もあるが、密教では平等・本誓・除障・驚覚の意とし、仏と衆生とは本質的に平等であり、ために仏は衆生悟らせる誓い立て衆生煩悩障り除き驚き目をさまさせて覚らせるのだとする。密教説く戒を三摩耶戒という。諸仏菩薩明王などが持つ物と、その印相三摩耶形といい、それを描いた曼荼羅がある。→ 印相



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