さんじ‐ごう〔‐ゴフ〕【三時業】
三時業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:04 UTC 版)
業によって果報を受ける時期に異なりがあるので、業を下記の3つに分ける。この3つを三時業という。三時業の各々は、この世で造った業の報いを受ける時期がそれぞれ異なる。 順現業(順現法受業、じゅんげんぽうじゅごう[要出典]、dṛṣṭadharma-vedanīya-karman) - この世で造った業の報いを、この世で受ける。 順生業(順次生受業、じゅんじしょうじゅごう[要出典]、upapadya-vedanīya-karman) - この世で造った業の報いを、次に生まれかわった世で受ける。 順後業(順後次受業、じゅんごじじゅごう[要出典]、aparaparyāya-vedanīya-karman) - この世で造った業の報いを、次の来世より先の世で受ける。 三時業は報いを受ける時期が定まっているので定業といい、報いを受ける時期が定まらないものを不定業(順不定業、梵: aniyata-karman)という。三時業に不定業を加えて四業という。
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