ギブアンドテイクとは? わかりやすく解説

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ギブアンドテイク


ギブアンドテイク

英語:give and take

 「ギブアンドテイク」とは、譲り合い公平なやりとりのことを意味する表現である。

「ギブアンドテイク」とは・「ギブアンドテイク」の意味

ギブアンドテイクは、何かを与えた代わりに別のものを貰うことである。どっちか一方のみが負担を被るのではなくお互いに与え合うことを指す。そこから派生する形で譲り合い公平なやり取りという意味合い使用されることが多い。英語表現の「give and take」が元であり、「giveギブ)」は、何かを与えという意味持ち、「takeテイク)」には何かを貰うという意味がある。そして、ギブアンドテイクにおいて、必ずしも形のあるものを与えたり貰ったりするとは限らない。ものを貰った代わりに相手得になる行動をしたり、相手行動に対する見返りとして何かものを差し出したりすることもよくある

ギブアンドテイクには、対等な関係築いたり、良好な関係を維持したりするといった効果があるそのため、良好な関係が重要となるビジネスシーンで、ギブアンドテイクが重要視されることが多い。企業同士が、ギブアンドテイクを前提とした取引をすることは珍しくない

ギブアンドテイクの代表的な具体例としては、商品購入する際のやり取り挙げられる金銭相手与える、ギブすることで、テイクとして商品手に入れられる恋愛関係において、お互い誕生日プレゼント贈り合うというギブアンドテイクもある。友人との旅行で、車を出してもらうため、代わりにガソリン代を出すというのもギブアンドテイクだ。過去に仕事助けてもらったことがあるため、相手仕事大変な思いをしている時には助けるというギブアンドテイクもある。

ギブアンドテイクの考え方は、社会におけるあらゆる場面で取り入れられている。そして、ギブアンドテイクができない人、特に、自らギブすることはせず、テイクばかりの人は非難される傾向があるまた、ギブばかりの人は、負担大きくなり、最終的には心身不調来しかねないしたがって、ギブテイクどっちか偏るではなくバランス重要である

「ギブアンドテイク」の熟語・言い回し

ギブアンドギブとは


「ギブアンドギブ」は、何かを与え続けることを指す、ギブアンドテイクになぞらえた表現である。ギブアンドギブは基本的に目先の見返り求めない行動だ。そして、与えることを継続していれば、最終的には大きなテイク返って来るという考え方である。日本語表現である、徳を積むに近い。また、見返りを必要とせず、人に何かを与えることが好きな人が、信条としてギブアンドギブを掲げ場合もある。

テイクアンドギブとは


「テイクアンドギブ」は、譲り合い公平なやり取りといった、ギブアンドテイクと同じ意味を持つ表現である。ギブアンドテイクと置き換えても、特に問題なく味は成立する。ただ、テイク後にギブが続く形になっているため、与えられたものに対するお返しをする形で公平なやり取り成立させるという意味合いが強い。

ギブアンドテイクしない人とは


「ギブアンドテイクしない人」は、与えてもらってばかりで、相手に何も返さない人を指す言葉である。他者に何かをしてもらって当然という考え方を持っていたり、自分得することだけを考えていたりする人を指す。言葉だけを見ると、ギブアンドギブを行う人も、ギブアンドテイクしない人に該当する。しかし、ギブアンドギブを信条にする人を、ギブアンドテイクしない人と呼ぶことはまずない。また、ギブアンドテイクの考え方そのもの否定する人を、ギブアンドテイクしない人と呼ぶこともない与えてもらう、テイクばかりの人を非難する意味合い含んだ表現である。

世の中ギブアンドテイクとは


世の中ギブアンドテイク」は、何かを手に入れるためには、代わりに別のものを差し出さなければならないのが、この世ルールであるという意味表現だ。相手にギブアンドテイクすることを求めたり、ギブアンドテイクを行う自身の正統性主張したする際使用されるまた、無償奉仕否定する目的で使用されることもある。

ギブ‐アンド‐テーク【give-and-take】

読み方:ぎぶあんどてーく

相手利益与え自分相手から利益を得ること。


「ギブ・アンド・テイク」の例文・使い方・用例・文例

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