キュレネ【Kyrēnē/(英)Cyrene】
読み方:きゅれね
リビア北東部、キレナイカ地方にある古代ギリシャの都市遺跡。紀元前7世紀、テラ島(現ティラ島)の住民が指導者バットスに率いられて入植。アケメネス朝ペルシア、プトレマイオス1世の支配を経てローマの属州となるが、紀元後2世紀のユダヤ人の反乱、7世紀のアラブ人の侵入により廃墟となった。アポロン神殿・ゼウス神殿・デメテル神殿などの遺構がある。1982年「キュレネの古代遺跡」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。2016年、政情不安により危機遺産に登録。キュレーネ。キレネ。英語名セイリーン。
キュレネ【Cyllene】
キュレーネー
(キュレーネ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/02 06:16 UTC 版)
キュレーネー(古希: Κυλλήνη, Kyllēnē)は、ギリシア神話に登場する地名あるいはニュンペーである。長音を省略してキュレネとも表記される。ニュムペーのキュレーネーはゼウスの娘とされることから、木星の衛星のひとつに名付けられている。アポローンの恋人でアリスタイオスの母親のキューレーネー(Kyrene)とは別人。
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- 1 キュレーネーとは
- 2 キュレーネーの概要
キュレーネ
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