エルカ酸
エルカ酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:32 UTC 版)
エルカ酸(エルカさん、Erucic acid、エルシン酸と記載されることもある)は、一価不飽和のω-9脂肪酸で、22:1 ω-9と表現される。ナタネの種、アラセイトウの種、カラシの種から作られる植物油の脂肪酸残基の40-50%をエルカ酸残基は構成している。また、エルカ酸の組織名はcis-13-ドコセン酸で、そのトランス異性体はブラシジン酸である。現在、流通するナタネ油は、エルカ酸残基の代わりにオレイン酸残基を多く含むキャノーラを原料としている。
- ^ 副腎白質ジストロフィー 診断・治療指針 (財)難病医学研究財団/難病情報センター
- 1 エルカ酸とは
- 2 エルカ酸の概要
エルカ酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 06:10 UTC 版)
エルカ酸(エルカさん、erucic acid)は、ナタネ油、カラシ油に含まれる炭素数22のcis-13-モノ不飽和脂肪酸である。C21H41CO2H、IUPAC組織名 (Z)-docos-13-enoic acid、数値表現 22:1 (13), n-9、分子量338.57、融点33-35℃。CAS登録番号 112-86-7。
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