ウィザードリィ
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『ウィザードリィ』(Wizardry)は、1981年に米国のサーテック社からApple II用ソフトウェアとして発売された3DダンジョンRPGのシリーズである。
注釈
- ^ 本作のオリジナル版時点で、現在のファーストパーソン・シューティングゲームにおいて一般的な設定と同じく「WASD」を移動に割り当てていたが、本作では左右キーが平行移動ではなく旋回である点・そもそも「マウスとの同時使用は考慮していないが、AppleIIのキーボードに矢印キーがなかったため」という理由で異なり、配置が同じなのは偶然である。
- ^ #4に登場する冒険者「ホリンの聖なるローラーズ」の一団の初期PC版の前衛グループグラフィックでその全貌をうかがい知ることができる。
- ^ 『ウィザードリィ モンスターズマニュアル』では荒御霊という解釈でイラスト化されていた[3]。
- ^ 呪文の成功率、宝箱の罠を解除する際の成功率、攻撃回数など、全てレベルの値に依存する。
- ^ 例えば戦士であれば、レベルアップした時に、(1 - 10)のサイコロをレベル数と同一の回数振り、出た値の合計が新たなHPとなるが、以前の値を下回り続けることは多々ある。下回った場合、現在の最大HPが+1される。よって、レベル13の戦士のHPは、単純計算で13 - 130の間という振れ幅になりかねないが、前述の通りHPの向上に失敗した時はHPが+1されるほか、生命力が高いとダイスにボーナスが付くため、あくまで単純計算での話である。一方で、前述のようなHP算出方法のため、レベルアップの際に最大HPが大幅に増加する場合もある。ちなみに振られるダイスは職業ごとに異なり、戦士と君主は10、僧侶と侍は8、盗賊、忍者、司教が6、魔術師は4である。侍の場合はダイスを振る回数に+1のボーナスがある。
- ^ a b ゲームボーイカラー版シナリオ1 - 3が該当。
- ^ ただし、いくらこの値が高くてもレベルが低い場合にはHPは上がらず、その逆もある。
- ^ これは、#6で初登場した「魅力」という特性値の影響も大きい。リザードマンは魅力が3しかないため、カルマを除く特性値の合計も57(男性の場合)となり、人間の59を下回った。
- ^ シナリオによっては、遠距離攻撃ができる武器もある。
- ^ #1 - #3では照明呪文を扱うことで隠し扉の姿が明らかになる効果がもたらされる。
- ^ シナリオによっては、後衛にいても物陰に隠れてからの奇襲攻撃(遠距離攻撃扱い)が可能か、遠距離攻撃ができる武器がある場合がある。
- ^ いくつかのシナリオではこれよりもさらに強力な武器もある。
- ^ いくつかのシナリオではこれ以上の性能を誇る防具もある。
- ^ 別の段階のMPが残っていても、その他の段階の呪文を行使することはできない
- ^ 具体的には司教が25レベル(魔術師)・28レベル(僧侶)。侍が22レベル、君主が16レベル。司教の祈祷呪文と侍・君主は4レベルで習得を開始する。
- ^ 年齢は週単位で管理されており、馬小屋は0日の場合と、1/7の確率で1週間経過する場合とがある。これは機種により異なる。それ以外の部屋は1週間単位での宿泊となる
- ^ シリーズによっては転移した瞬間に一瞬画面が暗転する。
- ^ これを呪文封じ呪文の仕様として採用しているシリーズもある。
- ^ 生命力のステータスが極端に下がると蘇生不能にはなる。
- ^ 例えば、キャラクターの防御力を示すアーマークラスが『AD&D』のTHAC0と全く同じシステム(+9から-10の20段階で、数字が低いほど攻撃が命中しにくいが、命中したダメージそのものは減らない)だったり、ダメージ決定にサイコロ(1 - 6の乱数)を使用している点など、コンピュータゲームとしては必然性がない仕様が多い。
- ^ Vol.1で廃刊のため1話のみ。
出典
- ^ “East and West, Warrior and Quest: A Dragon Quest Retrospective from” (英語). 1UP.com. 2012年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月22日閲覧。
- ^ “10 Classic Computer RPGs - Wizardry:Proving Grounds of the Mad Overlord (1981) - Slideshow from” (英語). PCMag.com (2012年3月10日). 2014年3月22日閲覧。
- ^ ゲームアーツ『ウィザードリィ モンスターズマニュアル』アスペクト、1986年、106頁。ISBN 4-89366-215-5。
- ^ a b c d e f g h 「パソコンゲーム通信第2号」, 『週刊ファミコン通信』, pp. 100-101.
- ^ "Wizardry: A Conversation with Robert Woodhead" (Interview). Interviewed by Jared Petty. Hardcore Gaming 101. 25 March 2012. 2016年11月27日閲覧。
- ^ 大路政志 (2006年11月27日). “アエリアIPM,「Wizardry」の全世界における商標権などを獲得”. 4Gamer.net 2016年11月27日閲覧。
- ^ 4Gamer.net ― いま明かされる「ロスト」の仕様――“喜怒哀楽”を喚起し,プレイヤーの記憶に残るゲーム体験を提供する「Wizardry Online」について,二人のプロデューサーに聞いた
- ^ 松本隆一 (2020年10月29日). “ドリコム,「Wizardry」(ウィザードリィ)シリーズの著作権と国内外での商標権を取得したと発表”. 4Gamer.net 2020年10月29日閲覧。
- ^ “ドリコム、『ウィザードリィ』6~8とタイトル版権を取得!今後新作も予定”. Game*SPARK. (2020年10月29日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ “3 No. 19: Andrew Greenberg, Inc. v. Sir-Tech Software, Inc., et al.” (English). www.law.cornell.edu. Legal Information Institute (2005年2月15日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ Takenaka, Kosuke (2023年9月16日). “ダンジョン探索RPG『ウィザードリィ』第一作リメイクがいきなり早期アクセス配信開始。無慈悲なるダンジョンRPGの金字塔がフル3Dでよみがえる、日本語対応も”. AUTOMATON. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “List of Top Sellers”, Computer Gaming World 2 (5): p. 2, (September?October 1982)[1]
- ^ “Explore the Worlds of Computer Fantasy”. Electronic Games 4 (16): 52 - 56 [52]. (June 1983) 2012年2月2日閲覧。.
- ^ DeMaria, Rusel; Wilson, Johnny L. (2003). High score! : The illustrated history of electronic games (2nd ed.). New York: マグロウヒル. p. 154. ISBN 0-07-223172-6
- ^ Next Generation 21 (September 1996), p. 52.
- ^ メディアファクトリー刊「ダ・ヴィンチ」2001年2月号「押井守が明かす、映画『アヴァロン』のマトリックス構造」p.157より
- ^ Barton, Matt (2008). Dungeons & Desktops: The History of Computer Role-Playing Games. A K Peters, Ltd.. p. 76. ISBN 1-56881-411-9
- ^ a b c “「ウィザードリィ」とアニメの意外な関係 作者ロバート・ウッドヘッド氏インタビュー”. ねとらぼ (2016年3月30日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ “俺を信じてコレを買え Web版 第1回 古川日出男『アラビアの夜の種族』 - スタジオベントスタッフ”. スタジオベントスタッフ - Just another WordPress site (2016年6月20日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “特別対談 – 公式WEBサイト『古川日出男のむかしとミライ』”. 2023年12月22日閲覧。
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