たまこの同級生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 20:58 UTC 版)
常盤 みどり(ときわ みどり) 声 - 金子有希 たまことは小学4年生からの幼なじみで、同じ高校の同級生。8月19日生まれ、血液型B型。バトン部に所属で、第9話にて部長に就任したが、文化祭の企画のときには、部長の重圧に押されて戸惑いを見せている。祖父信彦がうさぎ山商店街でおもちゃ屋を経営。現在商店街には住んでいない。サバけた性格で男女問わずに人気があるらしい。金髪と常盤色の髪留めがトレードマーク。高校2年の進級時は、初めてたまこと別のクラスになった。ツッコミも含めてたまこにはなにかと世話を焼くことが多く、幼馴染み以上の感情を抱いている。故に、もち蔵のたまこに好意を抱いていることに関してもあまりよく思っていないため、2年生の臨海学校ではもち蔵がたまこに告白しようとしていたときはことごとくブロックしていた。「だね」と同意するのが口癖。 緑色のリボンがついたクマのぬいぐるみをとても大切にしており、たまこがお后候補と判明したときは「クマのぬいぐるみを取りあげられた気分」と言っている。なお、最終回でチョイが帰国するときには、チョイにリボンが色違い(赤色)のクマのぬいぐるみをプレゼントしている。 劇場版『たまこラブストーリー』ではたまこともち蔵の仲を複雑に思いながらも二人を後押しする描写がある。 牧野 かんな(まきの かんな) 声 - 長妻樹里 たまこと同じ高校の同級生。うさぎ山中等・高等学校の建物の設計をするために高等部より入学。6月7日生まれ、血液型O型。バトン部に所属。髪の左側に付けたアメ型の髪飾りが特徴。名前の由来は大工道具の「鉋(かんな)」から。マイペースで掴みどころのない性格だが、策士なところもあり、真夏の暑さで客入りが少なくなっているうさぎ山商店街を盛り上げるため、デラに「好きな人と一緒にお化け屋敷に入ると仲良くなれる」と吹き込んで、デラをうまく利用したことも。また、時にさらっと黒い発言をすることもある。父親は大工で、しばしば商店街での仕事を請け負っており、本人もチョコレートの家を自ら設計したり、教室のロッカーの修理をしたり、鳥小屋を造ったりとその筋の造詣が深く、父親を「親方」と称するなど尊敬している。また、その筋のプライドは比較的高く、デラのために作った鳥小屋にデラが入りきらなかった際、デラに主要な原因があったにもかかわらず、計測を誤るのは大工として一生の恥として「おが屑にしてやる」という一言とともに鉋を取り出す一面も。その鉋が自前のものかどうかは不明。バトン部の次期部長の座を狙っていたが、その座にはみどりが就いてしまったものの、たまこに下剋上宣言するなど、部長の座は諦めていない様子。 デラのことは「鳥さん」「鳥の人」などと呼んでいたが第8話以降は「ミスター」と呼んでいる。鳥アレルギー持ち。進級時はたまこや史織らと同じクラスになった。みどりを「みどちゃん」、史織を「しおちゃん」など独特なあだ名で呼ぶことが多い。目測が得意で自前のメジャーを持っており、お化け屋敷を作った際は必要な資材の数をすぐに弾き出すほど。服の上からでも相手の体格を正確に測ることができる。直角が大好きで家の梁に興味がある。会話の節々に敬語を使うことがある。たまこほどではないが、泳ぎが苦手である。小柄な体格のため、チョイは当初かんなを「小さき娘」と呼んでおり、たまこ達よりも年下だと思っていた。三人中では唯一、親族がうさぎ山商店街に住んでいない。 朝霧 史織(あさぎり しおり) 声 - 山下百合恵 たまこの同級生。4月2日生まれ、血液型A型。バドミントン部に所属。メガネと髪に刺した2本のかんざしがトレードマーク。実家はペットショップを経営。クールな人物だが、内面は繊細かつ恥ずかしがり屋で引っ込み思案な性格。2年に進級した際にたまこと同じクラスになる。 1年のころから、バトン部のたまこたちが楽しそうに話をしている姿を羨望の眼差しで見ていて、たまこと友達になりたいと思っていたが、その性格から言い出すことが出来ず、たまこに対して素気ない態度で接していた。だが、ひょんなことから知り合ったデラを通じてたまこと交流したことがきっかけで、想いを打ち明け友人となり、その後、たまこを通じてみどりやかんなとも友人となった。 友人になってからは、「たまや」や商店街のイベントを手伝ったり、笑い合ったり、たまこたちと一緒にプールに行ったりと、一緒に行動するようになった。デラからは大変気に入られており、その後もたびたびアプローチを受けている。当初はたまこを「北白川さん」と呼んでいたが、後に「たまこ」と呼ぶようになっている。
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