すい‐かずら〔すひかづら〕【忍=冬】
読み方:すいかずら
スイカズラ科の蔓性(つるせい)の木本。山野に自生。葉は楕円形で対生し、冬でも残っているので忍冬(にんどう)ともいう。6、7月ごろ、葉のわきに2個ずつ並んでつく白色の花は蜜腺(みっせん)をもち、のち黄色に変わる。漢方で、茎葉や花を解熱・解毒に用いる。スイカズラ科は約800種が北半球の温帯と熱帯地方の高山に分布し、アベリア・タニウツギなどが含まれる。《季 夏》
すい‐かずら〔‐かづら〕【水×鬘】
すいかずら (吸葛)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山野や道端にふつうに生えています。楕円形から長楕円形の葉は対生し、5月から6月ごろ、枝先の葉腋に2個ずつ花を咲かせます。初めは白色で、やがて黄色に変わります。果実も2個が並んでつき、黒く熟します。別名で、「きんぎんか(金銀花)」とも呼ばれます。
●スイカズラ科スイカズラ属の半落葉蔓性木本で、学名は Lonicerajaponica。英名は Japanese honeysuckle。
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すひかづら
スイカズラ
(すいかずら から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 14:51 UTC 版)
スイカズラ(吸い葛・吸葛[2]・忍冬[3]、学名: Lonicera japonica)はスイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本。別名、ニンドウ(忍冬)やキンギンカ(金銀花)。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lonicera japonica Thunb. スイカズラ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 39.
- ^ a b c d e f g h 高橋秀男監修 2003, p. 132.
- ^ a b c d 深津正 2000, p. 152.
- ^ a b c d e 谷川栄子 2015, p. 38.
- ^ a b 姉崎一馬 『ヤマケイポケットガイド13 野山の樹木』、株式会社山と渓谷社、2004年(2000年初版) ISBN 4635062236 267頁参照
- ^ a b c d e f g h i j k l 貝津好孝 1995, p. 99.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 主婦の友社編 2016, p. 91.
- ^ 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 60.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 馬場篤 1996, p. 68.
- ^ a b 高橋秀男 2003, p. 132.
- ^ a b c d e f g h 谷川栄子 2015, p. 39.
- ^ 谷川栄子 2015, pp. 38–39.
- 1 スイカズラとは
- 2 スイカズラの概要
- 3 形態・生態
- 4 利用
- 5 近縁種
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