「山中・インド・真」から「リアル世界くん」へ
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「山中真」の記事における「「山中・インド・真」から「リアル世界くん」へ」の解説
『たびぐみ』では、「山中・インド・真」と自称するほど、インドへの関心の高さを示している。また、放送初年度(2009年度)から、自身の出演日には「山中真のインドへの道」というシリーズ企画を放送している。 2009年度の『たびぐみ』放送期間中には、『バンバンバン』が事前収録のロケ企画に移行した関係で、2009年12月第3週末から5日間にわたって単身でインドを初訪問。2010年3月の第2週にも、単身で同国を訪れた。 2011年1月第2週から同年3月21日まで、「インドでの経済・メディア事情を知りたい」という理由で、毎日放送の海外研修制度を通じて同国内へ滞在。2010年10月からパーソナリティを務める『たびぐみ』木曜日については、スタジオパーソナリティを河田が引き継ぐ一方で、自身も「山中真のインドへの道」内でインド国内から毎回電話リポートを送っていた。インドでは、現地のテレビ局で研修を受けたほか、大阪府知事(当時)としての公務でデリーを訪れた橋下を「政治部キャップ」として取材していた。 『ちちんぷいぷい』では、研修期間の終了を機に帰国した後も、「リアル世界くん」(生中継と現地取材を通じて海外事情を紹介する企画)で後輩アナウンサーの大吉洋平などと交互に海外へ赴く機会が多い。2015年3月には、「山中真が南極行くってなんなん?」→ 「地球半周 南極文通ものがたり」という特別企画で南極大陸を取材。南極取材の模様は、『ちちんぷいぷい』 に加えて、同年4月19日放送の『林先生が驚く初耳学!』(MBSテレビ制作・TBS系列の全国ネット番組)でも紹介された。さらに、『ちちんぷいぷい』向けのリポートが高く評価されたことから、JNN・JRN加盟局の優秀なアナウンサーを毎年表彰するアノンシスト賞で、2014年度(第40回)テレビ・フリートーク部門の優秀賞を受賞している。 大村智の実弟・泰三が実母の姉の夫に当たる ことから、2015年に智のノーベル生理学・医学賞受賞が発表された当初は、「ノーベルファミリー」と銘打って泰三の取材も担当。2015年12月11日未明にストックホルムで開かれた授賞式の前後には、「リアル世界くん」の一環で現地で取材に赴いた。ただし、受賞者1名につき関係者が14名まで実費で参加できる公式行事に招かれなかったため、親族への独占取材を中心に行事の模様を生中継でリポート。12日夜(いずれも日本時間)の晩餐会終了直後には、短時間ながら、智本人への独占インタビューにも漕ぎ着けた。 さらに、2016年5月には、翌2017年のG7サミット開催を控えたタオルミーナ(イタリア・シチリア州)を「リアル世界くん」で取材した。この際の取材映像を、シチリア州の観光局が「タオルミーナの観光の振興に貢献した」として高く評価。世界中で紹介された150本以上の映像から、2017年の国際ジャーナリスト賞に選んだ。テレビ部門では唯一の受賞であったことから、山中自身も、同年10月6日に現地での授賞式へ参加している。 2018年には、FIFAワールドカップ ロシア大会の期間中に、「忍者ハットトリックくん」として開催地の周辺取材を担当。従来の周辺取材に加えて、6月19日のグループリーグH・日本代表対コロンビア代表戦(モルドヴィア・アリーナ)で日本代表の大会初勝利(南アメリカ勢に対するアジア勢のワールドカップ史上初勝利)の瞬間を観客として見届けた ことを皮切りに、日本代表が臨んだ全試合(7月3日にロストフ・アリーナで催された決勝トーナメント1回戦・対ベルギー代表までの4試合)を開催地のスタンドで観戦した。
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