「山城」の名称と由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 00:51 UTC 版)
「やましろ」は、古くは「山背」「山代」と記され、7世紀に「山背国」という表記で国が建てられた。 この名称は、平城京から見て「奈良山のうしろ」にあたる地域であることから来ていると云われている。 延暦13年11月8日(794年12月4日)の平安京命名の際に、桓武天皇が、山河が襟帯して自然に城をなす形勝から「山城国」に改称した。これが「城(ジョウ、き)」という字を「しろ」と読む原因となった(詳細は日本の城を参照)。平城京時代の木簡を見る限り「山代国」・「山背国」の表記は並存していたと見られている。
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