「サンダーバード」登場以降の京阪神対北陸特急群
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「サンダーバード (列車)」の記事における「「サンダーバード」登場以降の京阪神対北陸特急群」の解説
1992年(平成4年)12月26日:臨時「雷鳥」85・90号として、同年7月に落成され試運転などを続けていた681系の試作編成での運行を開始。時刻表などには「ニュー雷鳥」や「ハイスピード雷鳥」などと記されていた。この681系試作編成での運行は1995年(平成7年)にデビューする同系量産車登場まで運行された。 1995年(平成7年)4月20日:ダイヤ改正により、次のように変更。681系(車両愛称:サンダーバード)による「スーパー雷鳥(サンダーバード)」が運転開始。全区間130km/h運転の実施により、最速所要時間が大阪駅 - 金沢駅間を2時間29分、大阪駅 - 富山駅間を3時間07分に短縮。この時点で「雷鳥」11往復、「スーパー雷鳥」4往復、「スーパー雷鳥(サンダーバード)」8往復。 「スーパー雷鳥」のグリーン車のみ「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる。 「雷鳥」「スーパー雷鳥」「スーパー雷鳥(サンダーバード)」の列車号数が通し番号になる。当初3月のダイヤ改正を予定していたが、1月17日に発生した阪神・淡路大震災により車両の完成が遅れ、ダイヤ改正が延期された。 1997年(平成9年)3月22日:「スーパー雷鳥(サンダーバード)」が「サンダーバード」に改称。「スーパー雷鳥」の神戸駅 → 大阪駅間が廃止。この時点で、「雷鳥」11往復、「スーパー雷鳥」4往復、「サンダーバード」8往復。当初、大阪駅 - 和倉温泉駅・富山駅間の「雷鳥」・「サンダーバード」は和倉温泉駅発着編成に基本編成を充当していたが、利用率などを考慮し富山駅編成に充当されるようになる。 1998年(平成10年)7月1日:「サンダーバード」に初めて、湖西線内主要駅停車列車が設定される。 1999年(平成11年)12月4日:臨時列車の富山地方鉄道への乗り入れが廃止。 2001年(平成13年)3月3日:ダイヤ改正より以下のように変更。683系の投入により、「スーパー雷鳥」が廃止される。「サンダーバード」は15往復になる。 「雷鳥」の系統を富山駅・和倉温泉駅発着の「サンダーバード」と、金沢駅発着の「雷鳥」に整理。「雷鳥」は10往復になる。 「雷鳥」の新潟駅発着列車が廃止され、金沢駅 - 新潟駅間は「北越」に編入。なお、新潟駅発着は多客期のみ「ふるさと雷鳥」として運転される。 「雷鳥」の自由席がこれまでの7 - 9号車から「サンダーバード」と同じ5 - 7号車に統一される。 7月:「ユニバーサルエクスプレス」が運転開始。 2003年(平成15年)9月1日:「おわら」が運転開始。 9月20日:「雷鳥」の定期列車における485系のボンネット型先頭車の運用が終了。代わりにパノラマグリーン車が復活し、「雷鳥」のグリーン車も「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる。「加越」から転用された非パノラマグリーン車も「雷鳥」ファミリーに同時追加。 12月1日:「ビジネスサンダーバード」が運転開始。 2005年(平成17年)4月20日 - 12月31日:「サンダーバード」の運転開始から10年を記念して「サンダーバード10周年キャンペーン」が実施される。 2007年(平成19年)3月18日:指定席の8号車が禁煙車化され、喫煙車両は指定席・自由席1両ずつとなる。 10月1日:6両または9両編成のうち、指定席12席が女性専用指定席になる。 2008年(平成20年)7月1日 - @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}9月31日[要検証 – ノート]:『この夏は「雷鳥号」で出かけよう!』キャンペーンを実施。期間中、雷鳥号の車内で、特製駅弁「雷鳥御膳(「大友楼」が調製、2007年11月にも限定販売)」の販売を行う。 2009年(平成21年)5月:ゴールデンウィークに運転されたのを最後に「ふるさと雷鳥」は以後、設定されなくなる。 6月1日:683系4000番台が運転開始。また、すべての列車が禁煙となる。 10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更。683系4000番台の追加投入により、「雷鳥」3往復が「サンダーバード」に置き換えられる。ただし「サンダーバード」化による所要時間の変更はない。 「雷鳥」は6往復になる。同日以降は基本的にパノラマ型グリーン車を連結した編成のみ運用されるようになる。「サンダーバード」にも大津京駅・松任駅に停車する列車が設定される。 2010年(平成22年)3月13日:ダイヤ改正により次のように変更。「雷鳥」4往復が「サンダーバード」に置き換えられ、「雷鳥」は1往復に、「サンダーバード」は22往復になる。 土曜・日曜運転の「雷鳥」1往復(23・22号)、日曜運転の「雷鳥」1往復(29・42号)が廃止。 七尾線に乗り入れる「サンダーバード」が富山駅発着編成との併結運転が中止され、全区間グリーン車が連結された6両編成の単独運転になる。 「サンダーバード」3往復が平日のみ9両編成から6両編成に減車、また「雷鳥」は6両編成となり多客期のみ9両編成での運転になる。 この改正と同時に「雷鳥」は市販の時刻表上でのエル特急の指定が解除され、荷物便である「雷鳥レールゴーサービス」の取り扱いも廃止される。
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