「しおさい」の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:20 UTC 版)
「しおさい (列車)」の記事における「「しおさい」の登場」の解説
1975年(昭和50年)3月10日:総武本線の全線電化によるダイヤ改正により、以下のように変更。急行「犬吠」5往復を特急列車化し、「しおさい」として東京駅 - 銚子駅間で運転開始。使用車両こそ特急電車である183系電車であったが、速度は急行「犬吠」より大幅に向上したわけでないのに料金値上げになったため、当初評判はあまり良くなかった。 初期の停車駅 東京 - 錦糸町 - 千葉 - (八街または成東) - 八日市場 - 旭 - 銚子八街と成東は列車によりどちらか一駅に停車 「犬吠」2往復が153系・165系に置き換えられる。 1982年(昭和57年)11月15日:急行「犬吠」を廃止し、「しおさい」を増発。千葉鉄道管理局管轄各線から急行列車が消滅。「しおさい」の新宿行きの列車を設定。 1985年(昭和60年)3月14日:「しおさい」に新宿駅発着を取り止め、両国駅発着を1往復設定。編成の見直しも行なわれ、通常期・多客期で編成の増減を行なうようになる。 1994年(平成6年)12月3日:「しおさい」のグリーン車連結を中止。 1998年(平成10年)12月8日:成東駅 - 銚子駅間を普通列車として運転する列車を設定。 2002年(平成14年)12月1日:通勤時間帯に「おはようしおさい」「ホームタウンしおさい」の運転を開始。エル特急の呼称を廃止。 2004年(平成16年)10月16日:「おはようしおさい」「ホームタウンしおさい」の愛称を「しおさい」に統一。 2005年(平成17年)12月10日:「しおさい」全列車を255系とE257系500番台での運転に変更(255系5往復、E257系3往復)。全車禁煙化。255系運転列車ではグリーン車の設定が復活。午前中の東京行2本を統合し、上り1本を廃止。日中は、ほぼ2時間おきになるようにダイヤが組みなおされた。 2008年(平成20年)12月5日 - 2009年(平成21年)1月16日:期間中の金曜日(1月2日を除く)に東京駅 - 千葉駅間で「ホームタウンしおさい」89号を運転。途中停車駅は津田沼駅と稲毛駅で、錦糸町駅は通過。千葉駅で房総各線の最終列車へ接続するダイヤが組まれた。運行形態としては「ホームライナー千葉」とほぼ同じである。 2009年(平成21年)3月14日:従来東京駅 - 成田駅間で運転していた「あやめ」1号の運転区間を東京駅 - 佐倉駅間に短縮し、「しおさい」13号として編入。 2010年(平成22年)3月13日:「しおさい」17号の東京発の時刻を繰り下げ、「あやめ」3号との連結順序を逆転(「しおさい」17号が6 - 10号車となる)。また、1・14号は土曜・休日のみ船橋駅への臨時停車を開始。 2010年(平成22年)12月4日:土曜・休日ダイヤでの「しおさい」17号を運休とし、「あやめ」3号の単独運転となる。 2014年(平成26年)3月15日:車内販売を廃止。 2015年(平成27年)3月14日:ダイヤ改正により、以下のように変更。下りの「しおさい」5号・13号、上りの10号を廃止し、7往復の運転となる。これにあわせ、一部列車の発車時刻調整実施。 一部列車のみ停車していた飯岡駅に全列車停車するようになる。 「しおさい」14号(旧:「しおさい」16号)の終着駅を新宿駅から東京駅に変更。これにより、新宿駅発着は全廃し、全列車が東京駅発着となる。 「あやめ」の廃止に伴い、「しおさい」13号(旧:「しおさい」17号)は単独運転となる。 定期券用月間料金券の発売を終了(2015年2月14日発売終了・2015年3月13日利用終了):東京・新宿 ⇔ 銚子、千葉 ⇔ 八日市場 - 銚子、千葉 ⇔ 横芝・滑河。 2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正で上りの14号の銚子駅発時刻を19時15分に繰り上げ。 2018年(平成30年)3月17日:すべての列車に指定席が設置。「しおさい」「わかしお」「さざなみ」の指定席での車内改札が原則省略となった。 列車名の由来 (五十音順)「犬吠」(いぬぼう) 千葉県銚子市の「犬吠埼」に因む。 「おはようしおさい」 朝の通勤時間帯を走る「しおさい」であることから。 「京葉」(けいよう) 東京と千葉県各地を結ぶ列車であるから。 「総武」(そうぶ) 武蔵国と下総国を結ぶことから。 「房総」(ぼうそう) 房総半島各地へ向かうことから。 「ホームタウンしおさい」 夕方の帰宅時間帯に運転される「しおさい」であることから。
※この「「しおさい」の登場」の解説は、「しおさい (列車)」の解説の一部です。
「「しおさい」の登場」を含む「しおさい (列車)」の記事については、「しおさい (列車)」の概要を参照ください。
- 「しおさい」の登場のページへのリンク