“獣人種(ワービースト)”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:39 UTC 版)
「ノーゲーム・ノーライフ」の記事における「“獣人種(ワービースト)”」の解説
種の駒はポーン。位階序列十四位。卓越した五感を持つ。純粋な身体能力に限れば、全種族の中で最強。多くの異種族が存在していたため内戦が続いていたが、獣人種の女性である『巫女』によってまとめられ現在の世界第3位の大国“東部連合”が結成された。 エンパイア・ステート・ビルに匹敵する高層ビルや電子(テレビ)ゲームを作ることができる技術力を持つ。ファンタジー世界が主体のディスボードにおいて、現段階唯一の「近未来国家」である。 精霊回廊接続への適性は低く魔法を使うことは出来ないが探知は可能。種の中には体内精霊を暴走させることで物理限界に迫る身体能力を一時的に発揮させる獣人種天性の能力『血壊』を用いる個体がいる(精霊を使えない場においては【十六種族】最強とされる)。なお『血壊』使用は非常に体に負荷が掛かるためか、作中で明言は無いものの、多用は寿命を縮めると思われる描写がある。 血の気の多さは天翼種と並んで【十六種族】で最上位。なお、その身体能力を支えるために、体内の密度が人類種と異なり水に浮くことができないという。 初瀬 いづな(はつせ いづな) 声 - 沢城みゆき 黒髪黒目でフェネックのような大きく長い耳と尾を持つ。年齢は1桁台の幼女。在エルキア東部連合大使。 祖父・初瀬いのの影響で、間違った人類語を使う。 『 』と紙一重の勝負ができるほどの天才的ゲーマーであるが、ゲーム以外のことにはからっきしであり、そのことから空と白には同類として懐いている。負けず嫌いな一面を持ち、空と白にはたびたび勝負を挑んでいる。 他国とのゲームに関してはいのから引き継いでからは常に彼女が戦っていたようで、国を守るために戦おうする使命から、楽しむということはほとんどなくなった。 数少ない『血壊』個体で、対エルキア戦においてはその力を全て出し切り空たちと戦った。その中でゲームの本当の楽しさというものに触れていく。 スピンオフ作品「ノーゲーム・ノーライフ、です!」の主人公の一人。 初瀬 いの(はつせ いの) 声 - 麦人 初老の白髪に狼の耳を持つ。98歳。在エルキア東部連合次席大使。数少ない『血壊』個体。いづなの祖父で彼女のアドバイザー。東部連合の外交長官を務めている。 対外的には礼儀正しい振る舞いをするが、敵対者などには辛辣な発言などで敵対心を隠そうともせず、キレると乱暴な言葉づかいになる。空とは犬猿の仲でたびたび言い争いをしている。 ゲームでは、いづなに外部から戦況の情報を伝えるという役目を担っている。 空の謀略に幾度となく驚かされるが、策謀をめぐらすその頭脳には一種恐怖の念を抱いている。 東部連合初期から巫女を支えており、その手腕は巫女も認めている。 妻が30人居るが、ライラとのリアル恋愛ゲームでは出会い頭に早々土下座で情交を詰め寄り、周囲をドン引きさせたが、フラれるまで土下座を貫いた姿勢から、空には男として見直される。 『巫女』 声 - 進藤尚美 金髪金眼に狐の耳と2つ尾を持ち、巫女服に似た服を着ている。東部連合の全権代理者で事実上の獣人種の『女王』。京都弁でしゃべる。 『血壊』個体であり、発動中は半径500メートル以内の全て(大気分子の動きまで)を知覚でき、20気圧にも耐え、僅かな時間なら水上や空中をも走る。 本名は誰も知らず(本人でさえも忘れている)、内戦状態にあった多くの獣人種を纏め上げ、東部連合を世界第3位の国に押し上げた、獣人種にとっての現人神のような存在。 頭の回転が速く、常にリスクと利益を天秤にかけ、常に獣人種のことを第一に考えている。優雅で気品のある振る舞いだが、獣人種らしく好戦的な面もある。 自身の体に『孤疑』の神髄を宿している。 かつて、“大きな能力があるにも関わらず、諦観と傍観に徹し、不貞腐れた者達”が居るために世界には限界があると諦めた“大人”の一人。 閉じた心を再び、『 』に開かれる。 だが、自身の体の中にいる神霊種は“神髄”に従って心を頑なに開かないがために、『 』に全てを委ねることにした。 要江ちとせ 鎮海探題府・霞樂海所属一等事務官、有能さと麗しさを兼ねた背の低い栗鼠族の娘。 いのにヘッドハンティングされ、いのの個人秘書になるかもしれない人物。
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