“地精種(ドワーフ)”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:39 UTC 版)
「ノーゲーム・ノーライフ」の記事における「“地精種(ドワーフ)”」の解説
種族の駒はビショップ。位階序列八位。神霊種「オーケイン」によって創られた。ハーデンフェルという名の国家を形成しており、地下1万メートルに広がる巨大地下空間に築かれた都市を首都としている。 体毛が真霊銀 (ミスリル)、瞳が感応鋼(オリハルコン)という特殊な霊物質でできている。種族としての特徴は極めて高度な工業力とその結晶たる『霊装』である。地精種は魔法を使用する際は『霊装』を介して行うが、これは単体で行使すると“精霊の増幅”という特徴を持つ自らの体毛で過剰増幅され自爆してしまうためで、道具で制御しないといけない程デタラメな力を秘めていることを意味している。 容姿については地精種は性別で大きな差があり、男性個体はゴツいヒゲモジャの毛玉である(通常は剃って手入れを行っている)。一方、女性個体は“比較的”体毛が薄く額に角があり、幼いと言った方が近い体型をしているのが特徴。 極めて高度な工業力は鍛神オーケインの強い加護によるもので、感性のままに、つまり“なんとなく”で唯の鉄塊から超高精度の工芸品を短時間でいとも容易く作り出すが論理化や検証を全く行わないため、「機械文明であっても科学文明ではない」とジブリールは述べている。 地精種を創造した鍛神オーケインは現在でも健在であり、都市中央に座する神火炉の炎として神威を示しているが、地精種の姿を取って夢に現実に姿を現しているようである。 ちなみに森精種との仲は「不倶戴天」の一言に尽きる。 ニーイ・ティルヴィルグ 地精種の少女。通称「ティル」。84歳。褐色ロリ鬼っ娘で「地精種っぽいダメモグラ」と自称している。地精種の全権代理者であるヴェイグ・ドラウヴニルの姪であるが、魔力増幅のための体毛が全く無く、地精種が地精種たる“神”賦の才「感性」も全く無いことが強いコンプレックスになっている。またハーデンフェル自体も“空”が見えないことから酷く嫌っている。 全権代理者ヴェイグから『 』への使者として派遣されたのだが、指示と言っていいのかすら分からないあまりに雑な指示だったためその意図を強く誤解しており、トラブルなどがあり漂流した結果、たまたま空白の下へたどり着く。容姿・キャラが空の「けも耳っ子」に次ぐドンピシャの好みであっさりと受け入れられたこともあり、あんな国なぞ捨てて空白の下にいると堂々宣言するものの、収まるポジションが「妹枠」になると見切った白から宣戦布告寸前の強烈な警告(壁ドンというよりも、もはや壁ドカン)を食らった上、ハーデンフェルに用があった『 』と一緒に渋々戻ることになる。ヴェイグとのゲームに際し、『 』の腹積もりとして自身もプレイヤーとして参加する予定であることが分かるや否や全力で逃亡、廃棄物処理場にて再会した際にコンプレックスを吐き出すも、ティルのみとめない、まけないと燃える意思を見出した『 』より、それでも勝ちたいと希望するならとゲームへのお誘い、ラブコールを受けて共にゲームに臨む。 ヴェイグ・ドラウヴニル 地精種の全権代理者で、『大戦』末期に現れ刻印術式を発明し『霊装』を生み出した空前の天才ローニ・ドラウヴニルの子孫である。美丈夫で、神霊種の核たる「神髄」に干渉する霊装を作成するなど、その才は天賦の極致にあり『 』に天性の強者だと断じさせるほどの人物であるが、姪であるニーイにセクハラかましてキライと言われてガチでへこんだ「俺様系残念中年」である。 その感性で『 』が全種族に仕掛けた「毒」を自分達も飲んでしまっている(近い将来の負けが見えてしまっている)ことに気づき「薬」を求めて『 』に接触を試みる。負けを認めた上で二人の過去を問い、ついでに現在を問うためにロボットバトルを仕掛ける。ヴェイグは巨乳至上主義者であるが、これが幾つかの理由で空を激怒させることになり、望み通り空が応じることとなる。なおゲーム後、空と和解しておりマブダチとして全面協力することを約束している。
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