スイッチ‐バック【switch back】
スイッチバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 13:32 UTC 版)
スイッチバック(英: switchback)は、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路または鉄道線路のこと[1][2][3]。またそうしたスイッチバック設備(道路、鉄道線路)を走行する運転行為をスイッチバックと呼ぶことがある。さらに、勾配であるかどうかにかかわらず、分岐器を設けて二つの線路を接続し、列車をその接続点で折り返し運転するために設けられた駅や信号場をスイッチバック式停車場(スイッチバック駅/信号場)と呼ぶことがある[4]。Switchback stationの類語として折り返し駅(reversing station)があるが、この場合は「列車が継続して先に進むために敷設された、進行方向を反転しなければならない場所」を指す[5]。
- 1 スイッチバックとは
- 2 スイッチバックの概要
スイッチバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 10:21 UTC 版)
大畑駅付近のスイッチバックとループの航空写真。画面左から上ってきてトンネルを抜け、画面右の大畑駅に入る。左右にスイッチバックして、ループにはいり、画面下に抜ける。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 ループ線上(矢岳方)より大畑スイッチバックを彼方に望む。 右下線路大畑駅 左下線路人吉駅方面 左上線路スイッチバック引き上げ線 右上線路(ループ線)矢岳駅方面
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スイッチバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 07:47 UTC 版)
「立野駅 (熊本県)」の記事における「スイッチバック」の解説
当駅と赤水駅間は約8kmの距離であるが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}標高差が約190mある[要出典](「あそぼーい!」車内での観光ガイドでもそのように案内されている)ことから、勾配緩和のためのスイッチバックが設けられている。当駅の駅舎およびホームはスイッチバック構造の底点に位置しているため、駅舎から入ってホーム右側(1番線)に熊本方面行きが、ホーム左側(2番線)に大分方面行きが発着する。 熊本方面から来た列車は当駅(スイッチバック底点)で進行方向を変えて後進し、スイッチバック頂点(転向線)に向かう。頂点でさらに進行方向を変えて前進し、大分方面に向かう。 なお、JR九州の駅でスイッチバックのある駅はこの立野駅のほかに、肥薩線の大畑駅・真幸駅がある(いずれも通過不可能型スイッチバック駅)が、2020年8月8日以降、定期列車が運行されているのは当駅のみである。
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スイッチバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:19 UTC 版)
「アメージング・レース」の記事における「スイッチバック」の解説
シーズン15で初登場。過去のシリーズで高難易度であったり、印象に残ったタスクが再登場するタスク。初登場となったシーズン15ではストックホルムレッグのロードブロックとして登場し、シーズン6であるチームが10時間以上掛かっても完了できず脱落へと追い込まれたタスクが再登場した。スイッチバックはシーズン16以降はしばらく登場しなかったが、シーズン20から再登場している。
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スイッチバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:14 UTC 版)
盤上のある駒が一度別の場所に動いた後、また同じ場所に戻る動きを指す(千日手の場合は反則であり、これに該当しない)。元はチェス・プロブレム用語である。
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スイッチバック(現在は解消)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 15:58 UTC 版)
「北宇智駅」の記事における「スイッチバック(現在は解消)」の解説
当駅は2007年3月18日まで、駅に停車するためにスイッチバックが必要な構造となっており、関西2府4県では唯一の例であった。最急勾配こそ20パーミル程度だが、開業時は蒸気機関車の牽引する列車ばかりだったため必須の設備であった。その後に蒸気機関車は廃止となり、やがて電化されたためにスイッチバックの必要性は薄れたが、設備は残されていた。 その当時は相対式ホーム2面2線を有し、列車の交換を行うことができた。駅舎側が1番線、向かいが2番線で、それぞれ五条方面ゆきと王寺方面行きであった。五条方面から当駅に停車する場合には、まず引上線に入り、そこからスイッチバックして駅に入線した。王寺方面からはこれと逆の行程である。なお、列車が当駅を通過する場合にはスイッチバックをする必要はなく、駅構内および引上げ線に入らずそのまま渡り線を通ることができた。また、スイッチバックによる入換作業中は4分程度遮断機が下りたままになるため、駅北方にある踏切道にはその旨が書かれた看板が立てられていた。 スイッチバックをする際、運転士は運転席を移動せずに車掌の無線による誘導で上半身を運転席から外に乗り出して後退していたが、2006年3月18日のダイヤ改正以後、運転席を移動するようになった。しかし、2006年3月23日および27日に運転士のATSの入れ忘れ事故が立て続けに発生したため、事故防止策としてスイッチバックを廃止することとなった。 2007年3月17日22時頃 - 3月18日9時頃は全列車が北宇智駅を通過。3月18日9時頃 - 17時30分頃は吉野口駅 - 五条駅間を運休として線路の切替え作業が行われ、この間は吉野口駅 - 五条駅間で代行バスが運行された。このスイッチバックの解消に伴い、吉野口駅 - 五条駅間の営業キロが0.4km短縮され、区間によっては運賃が値下げとなった。 旧駅舎。 旧跨線橋(撤去済)上から旧駅構内、五条方を望む。左側の単線が本線。 旧引き上げ線から住川街道踏切、駅構内を望む。 旧引き上げ線 踏切の閉鎖時間が長いことをことわる看板。 高田、王寺方面は跨線橋から対面ホーム 案内看板
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「 スイッチバック」の例文・使い方・用例・文例
- スイッチバックという鉄道線路
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