スイッチトリラクタンスまたは可変式リラクタンスモータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 07:10 UTC 版)
「リラクタンスモータ」の記事における「スイッチトリラクタンスまたは可変式リラクタンスモータ」の解説
スイッチトリラクタンスモータ (SRM) は磁極の少ないステッピングモータの形態である。SRMはその単純な構造によりいかなる産業用モータよりも製造費用が安い。SRMの一般的な用途として鉱山のような長時間にわたり回転子を停止した状態で保持しなければならず、火花を出す整流子がないので防爆区画(英語版)内での用途が想定される。 SRMの各相の巻き線は互いに絶縁されておりその結果インバータで駆動される交流誘導モーターよりも高い安全性を備える。回転力の非線形の変動は相対的な回転子の変位に起因し、固定子の巻き線のインダクタンスは位置に高度に依存するので、印加される波形は純粋な正弦波ではない。
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