スイッチバック重力式鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/11 09:03 UTC 版)
「重力式鉄道」の記事における「スイッチバック重力式鉄道」の解説
スイッチバック重力式鉄道は、車両の動きに合わせて自動的に転換するスイッチバックと呼ばれる分岐器を使って、坂を下る車両が特定の地点で自動的に向きを変えるようになっている重力式鉄道である。右の図のように、特徴的なジグザグの形に勾配を折りたたんだものである。車両はAの地点から出発し、Bの分岐器を通過し、Cの地点で停車する。そこで逆向きに走り出して分岐器Bを通過し、分岐器Dに到達する。この動きが繰り返される。空車を頂上へ運び上げるためには普通異なる線路が用いられる。 この方式で最初に導入されたのはモーク・チャンク・スイッチバック鉄道であるとされ、1827年から1933年まで石炭と旅客を輸送していた。これは観光客にとても人気があり、ローラーコースターの開発につながった。
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