KYV36
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 15:51 UTC 版)
概要
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世界初となる泡タイプのハンドソープで洗い流せる仕様を持ったスマートフォンであり、育児をしている若年の主婦を対象としている。同社製の既存のシニア向けスマートフォンであるシンプルスマートフォン BASIO KYV32を基に再設計・再開発されており、同キャリア向けのDIGNOシリーズとしては2013年冬モデルのDIGNO M KYL22以来、およそ2年1か月ぶりの投入となる。
従来の防水携帯に搭載していたパッキン部のOリングは別パーツだったため、本体との間に段差が生じてそこからハンドソープの混ざった水が侵入する恐れがあった。対して本機ではOリングを一体成形にして段差をなくすことで、ハンドソープの混ざった水が侵入しないことに成功した。また、マイクとスピーカー穴もそれぞれ従来より穴の広さを若干拡大し、確保することで、泡による石鹸糟が溜らないように工夫した。子供がスマートフォンを汚れた手で触ったり、料理をしているときにスマートフォンでレシピを見ながら汚したりしても、ハンドソープで簡単に洗い流すことが可能である。ただし侵入しないことが確認できているのは泡タイプのハンドソープのみで、普通の石鹸や洗剤などには対応していない[3]。
ベース機と異なりMiracastに対応している。CPU、およびチップセット等のデバイスが一部変更され、4G LTEによるキャリアアグリケーションには非対応となっている。また、VoLTEに対応することから、既存ユーザーはau nano IC Card (4G LTE) からau Nano IC Card 04(VoLTE)へのau ICカードの交換が必要となる。
キャッチコピーは「洗えるって、ずっといい。」。
ベース機と異なり、SIMロック解除の義務化開始後に発売された機種のため、SIMロック解除に対応する。
なお、2016年7月28日には本機の同型機種としてauのMVNOを用いるUQ mobile向けのDIGNO Lが発売された。ただしベース機のDIGNO rafreと異なり、既存のau向けサービスはほぼ利用不可である。
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- ^ “DIGNO L 取扱説明書 (PDF)”. p. 69 (2016年7月). 2017年4月27日閲覧。
- ^ 「mamorino」が“スマートウォッチ”に進化した理由(ITmedia Mobile) - ITmedia 2016年2月4日(2016年8月27日閲覧)
- ^ “ハンドソープで洗える“ママ”向けスマホ「DIGNO rafre」――KDDIが発売(ITmedia Mobile)”. ITmedia. (2015年12月3日)
- ^ 2016年8月より名称を「うたパス音楽プレーヤー」に改称。
- ^ ただし、工場出荷時に同アプリがプリインストールされていないため、別途au Merketからダウンロードしてインストールする事により利用可能となる。初めて利用する場合は別途auスマートパスの事前登録が必要。
- ^ 受信:最大150Mbps/送信:最大50Mbps(2GHzでの場合)
- ^ 受信:最大110Mbps/送信:最大10Mbps
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