おのみちバス おのみちバスの概要

おのみちバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/26 14:09 UTC 版)

おのみちバス株式会社
Onomichi Bus Co.,Ltd.
CNGノンステップバス・新塗装
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
722-0051
広島県尾道市東尾道18-1
設立 2008年3月1日
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
貨物軽自動車運送事業
特定信書便事業
索道(千光寺山ロープウェイ)事業(受託)
代表者 代表取締役 吉本宗雄
資本金 1億5,000万円
外部リンク www.onomichibus.jp/
特記事項:2008年4月1日付けをもって、尾道市より交通局の事業をすべて譲り受け、営業を開始。
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尾道市交通局(尾道市営バス)時代から、同市を主なエリアとする路線バス事業と、貸切バス事業を運営している。市内の路線バスのエリアはおおむね新尾道駅以南の旧市街地で、北部は主に中国バスのエリアとなる。近年尾道市の観光地化に伴い、レトロ調の観光路線バス、定期観光バスを運行。貸切バス事業においてはおのみちバス主催のツアーを組む等、積極的な経営を行っている。

歴史

大正から昭和初期にかけて、尾道市内においては、個人事業等による中小零細のバス事業者が乱立し、乗客の獲得合戦、運行ダイヤの不正確さ等混乱を来していた。そのため、主に市内中心部を東西に運行していた路線等について、尾道市が集約し買い上げる形で、1932年に誕生した。その後旧市街地を中心に路線を伸ばし、尾道大橋開通および向島町営バスの合併により対岸の向島へ、1983年因島大橋開通時より因島市へも路線を伸ばした。他社と同様モータリゼーション等の進行に伴い、昭和末期から路線の廃止、減回が相次いだが、近年は新規路線の開拓、観光路線の充実等が見られる。利用者数面では、1964年には1,317万人の利用があったが、2004年になって300万人前後にまで落ち込んでいる[1]。 また2006年度より5年計画でCNGバスを10台導入する計画が発表され、交通局内にCNG充填所を建設。2007年2月9日にお披露目式が行われ、翌10日よりまず2台で市内本線および市民病院路線で運行されている。 近年、CNGバス及び商用トラックは排出ガスの点から注目されており、購入には補助金等の優遇措置がとられ、その普及が図られている。

2008年4月に、交通局の事業が第三セクター「おのみちバス株式会社」に移管された。おのみちバスは出資金3億円で尾道市が2億7500万円(91.7%)、民間が2500万円(8.3%・尾道商工会議所の500万円など)を負担し、うち1億5000万円を資本金に充てている。

  • 1932年11月28日 - 開業
  • 1942年9月22日 - 三原市域路線(福地-糸崎神社-西宮)を三原市に売却、三原市営バスが誕生
    • 現在の福地バス停付近で両市営バスの乗り継ぎ扱いとなる、現在の登山口バス停とは場所が異なる
  • 1947年12月 - 三原駅-尾道駅線開始、三原市営バスと共同運行
    • 当初三原側起点は三原駅ではなく、西宮バス停であった
  • 1949年7月 - 亀川循環線開始 (栗原通りの路線免許を尾道鉄道から買収)
    • 後年、尾道鉄道バスが栗原本通りに再乗り入れし険悪に、問題は中国バスに引き継がれる
  • 1950年2月 - 久保町車庫から吉和車庫に移転
  • 1951年3月 - 貸切免許取得
  • 1951年3月 - 三都連絡バス(福山-尾道-三原間急行バス)開始、鞆鉄道三原市営バスと共同運行
  • 1954年4月 - 向島町営バス運行開始
  • 1955年 -   3月に千光寺公園線(過去にも臨時便等はあった)、4月に久山田線 開始
  • 1956年3月 - 中野線(後に如水館線)開始
    • 三原市営バス深線が中野を越え木頃本郷まで乗入れた、更に長江経由で尾道駅を目指し険悪に
  • 1960年10月 - 北久保線開始(後にプレス・三美園に延長)
  • 1964年10月 - 尾高線開始(現在の松岡団地口)
  • 1965年11月 - 整理券方式の料金収受になる、普通乗車券の廃止
  • 1966年4月 - 畑・原田線開始(畑線が1973年、原田線は1969年に廃止)
  • 1968年3月3日 - 尾道大橋開通、翌日から尾道大橋線開始
  • 1968年4月 - 桜土手の運行開始(当時は妙見以南のみ、全線開通は1969年11月)
  • 1969年2月 - 市内本線でワンマン運転開始、翌年からは三原線でも実施
  • 1970年6月 - 向島町営バスを買収併合
  • 1971年 -   1月に三都連絡バス、11月に向島高見山線(季節運行) 廃止
  • 1971年4月 - バイパス循環線開始
  • 1972年5月 - 尾商裏を通り、一本松(当時)に走るようになる
  • 1973年1月 - 三美園線開始
  • 1975年 -   1月に尾高線、3月に車庫-江の浦線 廃止
  • 1975年3月 - 吉和車庫から現東尾道車庫に移転
    • 東尾道系統と新高山線(後の市民病院線)開始
  • 1976年1月 - 向島全線がワンマン化
    • 狭隘路線にワンマン化が始まり、バックモニター付中型車両が導入されるようになる
  • 1979年11月 - オールワンマンバス化 (100%ワンマン化完了は1981年4月)
  • 1981年 - ツーマン用中扉車3台をワンマン化改造
  • 1983年12月 - 因島へ路線延伸 
    • 本四道路経由・小浦経由の2系統であった、共同運行の本四バス(当時)は全便本四道路経由
  • 1994年4月 - 如水館線開始 スクール便は貸切トップドア車が用いられた
    • 如水館系統は、松永便、久井・甲山便の運行も目指したが、結局鞆鉄道中国バスが運行することとなった
    • 1996年4月 中国バスが桜土手経由如水館便の運行開始 貸切車の運行終了
  • 1996年7月 - 山陽本線東尾道駅開業 乗入れ開始、高須黒崎線廃止
  • 1997年11月1日 - 好きっぷライン 運行開始
  • 1999年5月 - 新尾道大橋開通時に本四道路向東出入口閉鎖、因島線の本四道路経由便廃止
  • 1999年5月 - しまなみ定期観光バス(路線免許)大三島大山祇神社まで 季節便土休日運行
  • 1999年 - ノンステップバス導入
  • 2005年7月 - 大和ロケセット 造船所構内無料シャトルバス運行 最大4時間待ちの盛況(~翌年5月まで)
  • 2007年2月10日 - ノンステップCNGバス導入
  • 2007年9月14日 - AEDを搭載した新型観光バスを2台導入
  • 2007年10月24日 - 尾道市議会にて三セク移管を前提とする交通局廃止関連4議案が提出され全会派の賛成により同日可決
  • 2008年1月 - 尾道市広報や交通局のウェブサイトにて三セク会社の名前がおのみちバス株式会社(仮称は尾道交通振興株式会社だった)と発表され、同時に新しいロゴ、社章、イメージキャラクターの公募を開始(1月31日まで)
  • 2008年2月14日 - おのみちバス創立総会が尾道市役所内で開かれ定款などが承認される
  • 2008年3月1日 - おのみちバス株式会社設立
  • 2008年3月31日 - 交通局営業終了
  • 2008年4月1日 - おのみちバス株式会社へ事業移管・引継
  • 2008年9月21日 - バスまつりを同社車庫にて開催(雨天のため途中中止)、マスコットキャラクターの名前やCNGバスの環境ロゴが発表される
  • 2009年4月1日 - 特定信書便事業に参入。バス事業者が信書便事業に参入するのは全国初[2]
  • 2010年1月 - 貸切・国内旅行などの旅行業部門を「おのみちツーリスト」へ組織変更。
  • 2011年4月1日 - 索道(千光寺山ロープウェイ)事業を尾道市より受託。
  • 2013年9月1日 - クロスウェイエクスプレス(尾道・福山~尾道)運行開始。
  • 2014年4月26日 - しまなみサイクルエクスプレス(尾道~今治)運行開始。

営業所

  • 広島県尾道市東尾道18番地
    • 福山ナンバー

  1. ^ 赤字市営バス継ぎ来月1年 おのみちバス快走中”. 読売新聞 (2009年3月19日). 2009年3月19日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 特定信書便事業の許可並びに信書便約款及び信書便管理規程の認可総務省報道資料 2008年11月27日
  3. ^ 環境への配慮から地域活性化へ 尾道事業所 従業員の4割がバス通勤に日東電工ニュースリリース2008年5月15日
  4. ^ 回数券の料金表おのみちバス公式サイト
  5. ^ おのみちバスキャラクターエフエムおのみちWeb)


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