新国立劇場 公演

新国立劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:55 UTC 版)

公演

オペラ

  • 新国立劇場合唱団が専属団体であるが、出演料都度払い制であり、ドイツの歌劇場合唱団のようなレジデントではない。
  • 専属オーケストラの他、音楽監督がおらず、演奏は東フィル東響が交代で担当。但し、過去には新星日本交響楽団都響N響新日本フィルが演奏したこともある。
  • 若い演出家を育てる目的で「小劇場オペラシリーズ」が開催されていた。
  • 芸術監督の企画により、中劇場における演奏会形式上演、カヴァー歌手による演奏会形式上演が実施されている。
  • 1999年から、毎年7月に「高校生のためのオペラ鑑賞教室」を実施し、2004年からは「子どものためのオペラ」の上演も行い、次代の聴衆拡大への取り組みも行っている。
  • 開場記念公演のオペラ「建・TAKERU」は、演奏、演出上の問題から数多くの批判を浴びた。
  • 開場記念として上演されたヴェルディ「アイーダ」(ゼッフィレッリ演出)は豪華絢爛な舞台演出であり再演が望まれていた。2003年9月、五十嵐喜芳芸術監督の退任時に再演され、2008年3月には10周年記念として公演されて記録的な成功を収めた。
  • 2000年に、中劇場でオペラが1演目だけ上演された(バルトーク「青ひげ公の城」)。2008年度より、日本人作曲のオペラは中劇場で上演されることとなった。
  • 2001年から2004年にかけて上演されたワーグナーニーベルングの指環」(キース・ウォーナー演出、準・メルクル指揮、東フィル、N響)は、「トーキョー・リング」として歴史的に残る舞台となった。2009年、2010年に再演された(ダン・エッティンガー指揮、東京フィル)。
  • 2003年9月までは、日本人と外国人によるダブルキャストによる上演であったが、2003年10月以降、原則的に外国人が主役を歌うシングルキャストとなった。
  • 2011年3月に新演出の「マノン・レスコー」が上演される予定であったが、東日本大震災の影響を受けて中止した。その後も、日程変更、キャスト変更などが相次いだ。

芸術監督

  • 畑中良輔( - 1999年8月)
  • 五十嵐喜芳(1999年9月 - 2003年9月)
  • トーマス・ノヴォラツスキー(Thomas Novohradsky)(2003年10月 - 2007年8月)
    • 若杉弘(芸術参与/2005年9月 - 2007年8月)
  • 若杉弘(2007年9月 - 2009年7月)
  • 尾高忠明(2010年9月 - 2014年8月)
  • 飯守泰次郎(2014年9月 - 2018年8月)
  • 大野和士(2018年9月 - 現在[2]。2026年8月まで続投予定[3]

上演作品

プレミエ(新演出)の上演のみ掲載

上演作品 (1997年 - 2022年)
シーズン 作曲 作品 演出 備考
開場記念 團伊玖磨 建・TAKERU 西澤敬一 世界初演
開場記念 ワーグナー ローエングリン ヴォルフガング・ワーグナー
開場記念 ヴェルディ アイーダ フランコ・ゼッフィレッリ
1998/1999 プッチーニ 蝶々夫人 栗山昌良
1998/1999 モーツァルト 魔笛 ミヒャエル・ハンペ
1998/1999 ヴェルディ ナブッコ アントネッロ・マダウ=ディアツ
1998/1999 R.シュトラウス アラベッラ 鈴木敬介
1998/1999 ロッシーニ セビリアの理髪師 ピエールフランチェスコ・マエストリーニ
1998/1999 フンパーディンク ヘンゼルとグレーテル 西澤敬一
1998/1999 ビゼー カルメン グスタフ・クーン
1998/1999 水野修孝 天守物語 栗山昌良
1998/1999 J.シュトラウス こうもり 寺崎裕則
1998/1999 原嘉壽子 罪と罰 加藤直 世界初演
1999/2000 ヴェルディ 仮面舞踏会 アルベルト・ファッシーニ
1999/2000 プッチーニ マノン・レスコー ピエールフランチェスコ・マエストリーニ
1999/2000 モーツァルト ドン・ジョヴァンニ ロベルト・デ・シモーネ
1999/2000 松村禎三 沈黙 中村敬一
1999/2000 R.シュトラウス サロメ アウグスト・エヴァーディング
1999/2000 マスネ ドン・キショット ピエロ・ファッジョーニ
1999/2000 ヴェルディ リゴレット アルベルト・ファッシーニ
2000/2001 プッチーニ トスカ アントネッロ・マダウ=ディアツ
2000/2001 チャイコフスキー エウゲニ・オネーギン ボリス・ポクロフスキー
ヴェラ・カルパチョワ
2000/2001 バルトーク 青ひげ公の城 ゲッツ・フリードリヒ
2000/2001 團伊玖磨 夕鶴 栗山民也
2000/2001 ヴェルディ イル・トロヴァトーレ アルベルト・ファッシーニ
2000/2001 ワーグナー ラインの黄金 キース・ウォーナー トーキョー・リング
2000/2001 マスネ マノン ジャン=ピエール・ポネル
2001/2002 プッチーニ トゥーランドット ウーゴ・デ・アナ
2001/2002 ヴェルディ ドン・カルロ アルベルト・ファッシーニ
2001/2002 三枝成彰 忠臣蔵 平尾力哉
2001/2002 マスネ ウェルテル アルベルト・ファッシーニ
2001/2002 ワーグナー ワルキューレ キース・ウォーナー トーキョー・リング
2001/2002 ビゼー カルメン マウリツィオ・ディ・マッティーア
2002/2003 ヴェルディ 椿姫 ルーカ・ロンコーニイタリア語版
2002/2003 ドニゼッティ ルチア ヴィンチェンツォ・グリゾストミ・トラヴァリーニ
2002/2003 R.シュトラウス ナクソス島のアリアドネ ハンス=ペーター・レーマンドイツ語版
2002/2003 一柳慧 松本重孝 世界初演
2002/2003 ワーグナー ジークフリート キース・ウォーナー トーキョー・リング
2002/2003 ヴェルディ オテロ エライジャ・モシンスキー英語版
2003/2004 モーツァルト フィガロの結婚 アンドレアス・ホモキ
2003/2004 オッフェンバック ホフマン物語 フィリップ・アルロードイツ語版
2003/2004 間宮芳生 鳴神 市川團十郎
2003/2004 清水脩 俊寛 市川團十郎
2003/2004 ラヴェル スペインの時 ニコラ・ムシン
2003/2004 ワーグナー 神々の黄昏 キース・ウォーナー トーキョー・リング
2003/2004 ヴェルディ マクベス 野田秀樹
2003/2004 ヴェルディ ファルスタッフ ジョナサン・ミラー英語版
2004/2005 マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ グリシャ・アサガロフ
2004/2005 レオンカヴァッロ 道化師 グリシャ・アサガロフ
2004/2005 R.シュトラウス エレクトラ ハンス=ペーター・レーマン
2004/2005 ベルク ルル デヴィッド・パウントニー英語版
2004/2005 久保摩耶子 おさん 粟國淳 世界初演
2004/2005 モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ コルネリア・レプシュレーガー
2004/2005 ベートーヴェン フィデリオ マルコ・アルトゥーロ・マレッリドイツ語版
2004/2005 プッチーニ 蝶々夫人 栗山民也
2005/2006 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー ベルント・ヴァイクル
2005/2006 ロッシーニ セビリアの理髪師 ヨーゼフ・E.ケップリンガードイツ語版
2005/2006 ジョルダーノ アンドレア・シェニエ フィリップ・アルロー
2005/2006 三木稔 愛怨 恵川智美 世界初演
2005/2006 ヴェルディ 運命の力 エミリオ・サージスペイン語版
2005/2006 J.シュトラウス こうもり ハインツ・ツェドニク
2006/2007 ヴェルディ ドン・カルロ マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
2006/2007 モーツァルト イドメネオ グリシャ・アサガロフ
2006/2007 ワーグナー さまよえるオランダ人 マティアス・フォン・シュテークマンドイツ語版
2006/2007 プッチーニ 西部の娘 アンドレアス・ホモキ
2006/2007 R.シュトラウス ばらの騎士 ジョナサン・ミラー
2007/2008 ワーグナー タンホイザー ハンス=ペーター・レーマン
2007/2008 ビゼー カルメン 鵜山仁
2007/2008 山田耕筰 黒船-夜明け 栗山昌良
2007/2008 ウェーバー 魔弾の射手 マティアス・フォン・シュテークマン
2007/2008 ツィンマーマン 軍人たち ヴィリー・デッカードイツ語版
2008/2009 プッチーニ トゥーランドット ヘニング・ブロックハウスイタリア語版
2008/2009 モーツァルト ドン・ジョヴァンニ グリシャ・アサガロフ
2008/2009 ショスタコーヴィチ ムツェンスク郡のマクベス夫人 リチャード・ジョーンズ英語版
2008/2009 ロッシーニ チェネレントラ ジャン=ピエール・ポネル
2008/2009 清水脩 修善寺物語 坂田藤十郎
2009/2010 ヴェルディ オテロ マリオ・マルトーネ
2009/2010 ベルク ヴォツェック アンドレアス・クリーゲンブルクドイツ語版
2009/2010 ドニゼッティ 愛の妙薬 チェーザレ・リエヴィ
2009/2010 R.シュトラウス 影のない女 ドニ・クリエフドイツ語版
2009/2010 池辺晋一郎 鹿鳴館 鵜山仁 世界初演
2010/2011 R.シュトラウス アラベッラ フィリップ・アルロー
2010/2011 ワーグナー トリスタンとイゾルデ デイヴィッド・マクヴィカー英語版
2010/2011 プッチーニ マノン・レスコー ジルベール・デフロ 東日本大震災のため中止
2010/2011 モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ ダミアーノ・ミキエレットドイツ語版
2011/2012 ヴェルディ イル・トロヴァトーレ ウルリッヒ・ペータースドイツ語版
2011/2012 ドヴォルザーク ルサルカ ポール・カラン英語版
2011/2012 松村禎三 沈黙 宮田慶子
2011/2012 ワーグナー ローエングリン マティアス・フォン・シュテークマン
2012/2013 ブリテン ピーター・グライムズ ウィリー・デッカードイツ語版
2012/2013 ヴェルディ ナブッコ グラハム・ヴィック英語版
2012/2013 香月修 夜叉ヶ池 岩田達宗 世界初演
2013/2014 ヴェルディ リゴレット アンドレアス・クリーゲンブルク
2013/2014 コルンゴルト 死の都 カスパー・ホルテン
2013/2014 マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ ジルベール・デフロ
2013/2014 レオンカヴァッロ 道化師 ジルベール・デフロ
2014/2015 ワーグナー パルジファル ハリー・クプファー
2014/2015 プッチーニ マノン・レスコー ジルベール・デフロ
2014/2015 ヴェルディ 椿姫 ヴァンサン・ブサール英語版
2015/2016 ワーグナー ラインの黄金 ゲッツ・フリードリヒ
2015/2016 ヤナーチェク イェヌーファ クリストフ・ロイドイツ語版
2015/2016 マスネ ウェルテル ニコラ・ジョエル
2016/2017 ワーグナー ワルキューレ ゲッツ・フリードリヒ
2016/2017 ドニゼッティ ルチア ジャン=ルイ・グリンダフランス語版
2016/2017 ワーグナー ジークフリート ゲッツ・フリードリヒ
2017/2018 ワーグナー 神々の黄昏 ゲッツ・フリードリヒ
2017/2018 細川俊夫 松風 サシャ・ヴァルツドイツ語版 日本初演
2017/2018 ベートーヴェン フィデリオ カタリーナ・ワーグナー
2018/2019 モーツァルト 魔笛 ウィリアム・ケントリッジ
2018/2019 西村朗 紫苑物語 笈田ヨシ 世界初演
2018/2019 ツェムリンスキー フィレンツェの悲劇 粟國淳
2018/2019 プッチーニ ジャンニ・スキッキ 粟國淳
2018/2019 プッチーニ トゥーランドット アレックス・オリエ英語版 オペラ夏の祭典 2019-20
Japan↔Tokyo↔World
2019/2020 チャイコフスキー エウゲニ・オネーギン ドミトリー・ベルトマン英語版
2019/2020 ドニゼッティ ドン・パスクワーレ英語版 ステファノ・ヴィツィオーリ
2019/2020 ヘンデル ジュリオ・チェーザレ ロラン・ペリー 新型コロナウイルス感染症のため公演中止
2019/2020 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー イェンス=ダニエル・ヘルツォーク英語版 オペラ夏の祭典 2019-20
Japan↔Tokyo↔World
新型コロナウイルス感染症のため公演中止
2020/2021 ブリテン 夏の夜の夢 デイヴィッド・マクヴィカー
2020/2021 藤倉大 アルマゲドンの夢 リディア・シュタイアー 世界初演
2020/2021 ストラヴィンスキー 夜鳴きうぐいす ヤニス・コッコスフランス語版
2020/2021 チャイコフスキー イオランタ ヤニス・コッコス
2020/2021 ビゼー カルメン アレックス・オリエ
2021/2022 ロッシーニ チェネレントラ 粟國淳
2021/2022 ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー イェンス=ダニエル・ヘルツォーク英語版 オペラ夏の祭典 2019-20
Japan↔Tokyo↔World
2021/2022 グルック オルフェオとエウリディーチェ 勅使川原三郎
2021/2022 ドビュッシー ペレアスとメリザンド ケイティ・ミッチェル英語版

バレエ・現代舞踊

  • 新国立劇場バレエ団が専属団体である。
  • 演奏は東フィル、東響などが担当する。特別録音テープによる上演もあるが、多くは外国人指揮者を招聘し生演奏のオーケストラで上演されている。

芸術監督

演劇

芸術監督

  • 渡辺浩子(1997年 - 1998年6月)
  • 栗山民也(2000年7月 - 2007年8月)
  • 鵜山仁(2007年9月 - 2010年8月)
  • 宮田慶子(2010年9月1日 - 2018年8月)
  • 小川絵梨子(2018年9月1日 - 2022年8月31日予定[2])2020年3月13日の新国立劇場の運営財団の発表によれば、オペラ芸術監督の大野和士と演劇芸術監督の小川絵梨子がいずれも再任され、2期目となる2022年9月から2026年8月まで続投する[5]



「新国立劇場」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新国立劇場」の関連用語

新国立劇場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新国立劇場のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新国立劇場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS