グローバルスタンダード

デジタル大辞泉

グローバル‐スタンダード【global standard】

読み方：ぐろーばるすたんだーど

世界標準。世界基準。金融市場・技術・会計制度などさまざまな分野での日本独自の制度・規制の対語として用いられることが多い。

時事用語のABC

グローバルスタンダード（ぐろーばるすたんだーど）（global standard）

世界標準。国際標準。

世界に通用する経営手法。企業が国際的な商取引をするさいの経営手法である。特にアメリカ・欧米の方式がグローバルスタンダードとして、世界に普及している。

企業の国際化が進むなか「日本的慣行」は、海外では通用しない。日本的ビッグバンの目玉は「フリー・フェア・グローバル」の３原則である。ディスクロージャー(情報開示)や時価会計などを積極的に取り入れることが要求されている。

日本的雇用のあり方も変わりつつある。年功序列の終身雇用制だったのが、能力主義・実力主義に移行している。これも、グローバルスタンダードの流れを受けたものである。

（2000.08.13更新）

ISO用語辞典

グローバルスタンダード

グローバル・スタンダードとは、特定の国や地域、企業などだけで適用されている基準ではなく、世界共通で適用される基準や規格のことをいう。
また実際のビジネスにおいてはISOなどの国際規格だけでなく民間企業の決めた規格や技術なども含めてグローバルに広がったもののことをいい「デファクト・スタンダード」のことを指す場合もおおい。

ウィキペディア

世界標準

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/16 10:13 UTC 版)

世界標準（せかいひょうじゅん、英: international standard）またはグローバルスタンダード（英: global standard）とは、技術分野における国際工業規格・国際会計基準など、準拠すべき枠組みとして国際的に一定の拘束力を持つ標準、規格、規則を示す語である。

ウィキペディア小見出し辞書

グローバル・スタンダード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/04 07:33 UTC 版)

「世界標準」の記事における「グローバル・スタンダード」の解説

グローバル・スタンダードは、国際標準から派生して生まれた言葉であり、比喩的な表現である。「グローバル・スタンダード」という言葉が、日本で多用されるようになったのは1997年（平成9年）以降であり、日本国外ではあまり使用されない和製英語といわれている。 みずほ総合研究所は「グローバル・スタンダードという言葉は、国際標準に類似した概念を、工業規格・会計基準などにとどまらず、企業活動・メネジメント手法・経済システムなどにまで対象を拡張させて使用されている。注意する必要があるのは、経営手法・経済システムに市場占有率などなく、国際的な取り決めによる一定の標準・ルールがあるわけではない」と指摘している。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

グローバルスタンダード

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:45 UTC 版)

名詞

グローバル スタンダード

1. 国際的に共通している基準やルール。

語源

• 英語 global standard より