新国立劇場バレエ研修所
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「新国立劇場バレエ団」の記事における「新国立劇場バレエ研修所」の解説
2001年4月、プロのバレエダンサーを育成するための研修機関として、新国立劇場にバレエ研修所が開設された。所長は開設時より牧阿佐美が務めていたが、2021年10月の牧の死去に伴い、同年11月から、同研修所の主任講師である小倉佐知子が所長代行を兼務することとなった。 研修生は、17歳以上19歳以下(入所時点)のバレエダンサーを目指す男女が対象であり、毎年オーディションで6名程度が選ばれる。研修期間は2年間で、研修内容は、クラシックバレエのレッスンの他、キャラクターダンスやコンテンポラリーダンスといった様々なジャンルのダンスレッスンや、ダンサーとして必要な知識の講義(歴史、解剖学、栄養学、英語等)など、多岐にわたる。また、研修所の発表会や、新国立劇場バレエ団公演への参加等により、実際の舞台で経験を積む機会も設けられている。 2009年4月からは、研修生より低年齢(入所時点で15歳または16歳)のダンサー志望者を対象に、予科生の制度が設置された。予科生の研修期間も2年間であり、研修内容は研修生に準ずる。 研修修了後、新国立劇場バレエ団への入団を希望する場合は、別途入団オーディションを受ける必要がある。
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