新国民美術協会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 06:19 UTC 版)
「サロン・ドートンヌ」の記事における「新国民美術協会」の解説
一方、1890年にはエルネスト・メソニエ、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ、オーギュスト・ロダン、カロリュス=デュランによって国民美術協会が再結成され、メソニエが会長に就任した。過去10年にわたるフランス芸術家協会のアカデミズム・権威主義を批判し、新進画家や新しい芸術分野の作品を紹介・奨励することを目的とした新国民美術協会(ラ・ナシオナル)の展覧会には、実際、モーリス・ドニ、ポール・セリュジエ、ピエール・ボナールらのナビ派も参加し、リュシアン・シモンのような若手画家や、正規の美術教育を受けていない女性画家シュザンヌ・ヴァラドンも出展した。
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