ガンダムビルドファイターズ 登場ガンプラ

ガンダムビルドファイターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 13:31 UTC 版)

登場ガンプラ

解説

作中に登場するガンプラたちは、作中のビルダーが現実でもバンダイから市販されているキットを改造、またはスクラッチ製作されたものである[85]。これには、「誰でも手に取れる(現実に購入できる)ガンプラが題材」という本作のスタンスが反映されており、作品オリジナルの機体「ビギニングガンダム」が登場する[注 34]GPB』との相違点の1つとなっている[85]

機体デザインは『機動戦士ガンダム』から多数の作品に携わっている大河原邦男をはじめ、阿久津潤一、海老川兼武石垣純哉寺岡賢司と、いずれも過去のガンダム作品に参加経験をもつデザイナーたちが分担して行っている。登場するいずれのガンプラも他作の機体であるため、これらをベースに各デザイナーがアレンジを加えるという手法でデザインが起こされている。なかには、本作のデザイナーが他作でデザインした機体を別のデザイナーがアレンジしたり、同じデザイナーによって再デザインされる場合もある。改造ガンプラのオリジナルデザインについては、各リンク先を参照のこと。なお、原典機そのままの形状、あるいはカラーリングのみを変更したガンプラも多数登場するほか、現実にキット化されていない機体も存在する。

作中の改造ガンプラたちは、HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)シリーズのフォーマットを継承した「HGBF」(ハイグレード・ビルドファイターズ)シリーズとして現実に商品化されている。作中設定と同じく既売品のキットにパーツ追加や成型色変更が行われているものが大半だが、「HGBF ビルドストライクガンダム」のように金型が新規に製作された例外もある。なお、のちにビルドストライクの金型を流用した「HGCE エールストライクガンダム」や、「HGBF クロスボーンガンダム魔王」の金型を流用した「HGUC クロスボーン・ガンダムX1」など、改造ガンプラの金型を逆に流用した原型機のキットが複数発売されている。合体用の支援メカや武器セットは「HGBC」(ハイグレード・ビルドカスタム)というシリーズ名で単品発売されており、付属のジョイントパーツを使うことでHGBF以外のキットにも装備が可能となっている。『GBF-T』に登場する「ウイニングガンダム」などのSD系ガンプラは、「レジェンドBB」シリーズのフォーマットを継承した「SDBF」シリーズとして発売されている。なお、発売キットは「HGBF」と共通のシリーズナンバーが振られている。

なお、本作以前のテレビ作品から登場するガンプラは『機動戦士ガンダム00 1st Season』までのものに限定されている[注 35]

※以下に記載したガンプラの諸元は仮想データとして設定したバトル用の数値であり、実際の全高は標準的な144分の1スケールで十数センチメートル程度。実際の重量も実際のガンプラのように手に持てるほど軽い[注 36]

主人公の使用ガンプラ

諸元
ビルドストライクガンダム フルパッケージ
BUILD STRIKE GUNDAM FULL-PACKAGE
型式番号 GAT-X105B/FP
全高 17.7m
重量 96.3t
武装 頭部バルカン砲×4
強化ビームライフル×1
ビームライフル×1
ビームガン×1
ビームサーベル×2
大型ビームキャノン×2(ビルドブースター)
チョバムシールド×1
操縦者 イオリ・セイ→アリーア・フォン・レイジ・アスナ
スタービルドストライクガンダム
STAR BUILD STRIKE GUNDAM
型式番号 GAT-X105B/ST
全高 17.7m
重量 90.1t
武装 頭部バルカン砲×4
スタービームライフル×1
ビームサーベル×2
スタービームキャノン×2
アブゾーブシールド×1
操縦者 アリーア・フォン・レイジ・アスナ
ビルドストライクガンダムコスモス
BUILD STRIKE GUNDAM COSMOS
型式番号 GAT-X105B/CM
全高 17.7m
武装 頭部バルカン砲×4
ビームライフル×1
ビームサーベル×2
ビームキャノン×2
アブゾーブシールド×1
操縦者 イオリ・セイ
マシタ・ミキオ
GAT-X105B/FP ビルドストライクガンダム フルパッケージ
イオリ・セイが製作した「SEED HG エールストライクガンダム」の改造機[86]
セイの高い工作技術で組み上げられた野心作だが、圧倒的な機動性ゆえにレイジ以外のパイロットには乗りこなせない[87]
基本武装は、頭部内蔵型のバルカン砲4門と両腰のビームサーベル2基。携行武装として、ハイパー・メガランチャー級の威力を持つ強化ビームライフル、標準型のビームライフル、取り回しと連射性に優れたビームガン、プラ板を数枚重ね合わせた積層型のチョバムシールドを装備する[87]。背中は原形機のままほぼ手つかずのため、原型機の特徴であったバックパックの換装機構(ストライカーパックシステム)がそのまま運用できるようになっているが、当初は追加武装が未完成だったために攻撃面で弱点を抱えていた[87]
のちに、ストライクルージュ用のオオトリパックを参考にしたオリジナルパック「ビルドブースター」を装着した「フルパッケージ」仕様となる[87]。ビルドブースターはフリーダムガンダムに似た大型可変翼[85]と2門の大型ビームキャノンを持ち、装着時の出力を160パーセント以上向上させるとともに、分離時は単体の戦闘機としても運用可能[87]
機体デザインは大河原邦男が担当[85]
GAT-X105B/ST スタービルドストライクガンダム
セイが世界大会用に製作した新型支援機「ユニバースブースター」と合体した姿[88]
ブースターが作り出す「プラフスキーパワーゲート」を潜ることで、プラフスキー粒子を光の翼状に放射させる「プラフスキーウイング」を展開可能[17]。展開状態では機体の機動性を飛躍的に高めるとともに、翼自体をビームサーベルのような斬撃兵器とすることもできる[17]
武装はバレルの延伸機構を持つ「スタービームライフル」、ユニバースブースター本体に接続された「スタービームキャノン」2門、敵のビームを吸収・貯蔵する「アブゾーブシールド」[89]。シールドから展開されるアームをライフルに接続し、貯蔵したエネルギーを送り込むことで砲撃力を高めることができる[89]。新機能として、シールドを介して敵のビーム(プラフスキー粒子)を本体に吸収する「アブソーブシステム」[33][90]と、吸収した粒子を全面開放する「ディスチャージシステム」[33][90]、粒子を機体の内部パーツに浸透させ、機体性能を極限まで強化する「RGシステム(ラジアル・ゼネラル・パーパス・システム)」を持つ[57]。この状態では機体の関節部とフレームが青白く発光し、絶大な破壊力をもつ「ビルドナックル」が使用可能となる[25]
巨大アリスタ破壊の際はビルドブースターMk-IIを装備し、タツヤとの真の決勝戦ではフェニーチェリナーシタの両腕、クロスボーン魔王のリフレクターミラーユニットとクロスボーンガン&ソードで損傷部分を応急修理する[12]
GAT-X105B/CM ビルドストライクコスモス
第7回大会以降にセイが新たに製作したガンプラ[91]。完成時点におけるセイの集大成と呼べる機体であり、スタービルドストライクとほぼ同じ外見ながらも、各システムはより洗練されている[92]
『GMの逆襲』では、最新の大型バトルシステムに対応した調整がなされ[3]、アブソーブシールドと同じ効果を持つ防御フィールド「アブソーブフィールド」を展開できる。
諸元
ビルドガンダムMk-II
BUILD GUNDAM Mk-II
型式番号 RX-178B
全高 18.5m
重量 78.6t
武装 ビームライフルMk-II×2(ビルドブースターMk-II)
ビームライフル×1
ビームサーベル×2
ハイパーバズーカ×1
バルカンポッド×1
シールド×1
操縦者 アリーア・フォン・レイジ・アスナ、イオリ・セイ
RX-178B ビルドガンダムMk-II(ビルドガンダム・マークツー)
ザクアメイジングとの再戦で損傷したビルドストライクの代替機として、セイが新たに製作した「HGUC ガンダムMk-II」の改造機[28]
機動戦士Ζガンダム』では4機のMk-IIが製造されたことになっているが、この機体は「公式には存在しない幻の5号機であり、ほかのMk-IIとともにエゥーゴに奪取された」という独自設定が付記されている[93]。通常のMk-IIからブレードアンテナや胸部ダクトの形状が変更され、構成素材や各部センサーも最新のものに強化されているという設定となっている[93][28]。カラーリングはエゥーゴ仕様に準じた白基調となっているが、これには「ティターンズカラーに塗装される前に強奪された」という追加設定が反映されている[93]
背部には、ビルドブースターの発展型である強化バックパック兼支援戦闘機「ビルドブースターMk-II」を装着[94]。元々Mk-IIにはGディフェンサーという支援戦闘機が存在しており、似たコンセプトをもつビルドストライクの後継機に選ばれた理由となっている[93]。ビルドブースターMk-IIは、『Ζガンダム』作中においてギャプランを参考にしたという設定で製作されており、中央のコクピットブロックと、新規武装「ビームライフルMk-II」を備えた左右のムーバブルシールドバインダーで構成された三胴体形状をもつ[93]。機体への合体時は、Gディフェンサーのように余剰となるコクピットブロックを分離する方式となっている[93]
ビームライフルMk-IIはブースター側のジョイントアームとMS側の前腕部ラッチの2点で保持するが、どちらか片方を切り離して保持したり、ライフル自体を取り外して直接保持することもできる[93]。ブースターのアームと連結した状態では、ブースター本体からエネルギー供給を受けられるために威力が高いが、前腕ラッチ、または手で保持した状態よりも射角は制限される[93]。そのほかの武装は、通常のMk-IIと同じものを使用する[93]
地区大会決勝戦で初陣を飾り[28]、世界大会予選では第3ピリオドで破損したスタービルドストライクの修復が済むまでの繋ぎとして、第6ピリオドまで使用される[18]。世界大会決勝戦前の野試合ではセイがみずから操縦し、レイジのビギニングと対戦する[44]。巨大アリスタ破壊作戦でもセイが操縦する[12]
機体デザインは海老川兼武が担当[85]
GPB-X80 ビギニングガンダム
レイジがタケシの指導を受けて製作した初のガンプラ[26]
ガンダムマーカーと墨入れで簡単に仕上げた素組み作品で、塗装やシールがわずかにはみ出ていたり、ゲート処理が甘い部分が見られる[26]。劇中ではアイラが操縦するコマンドガンダムと協力してCのヘルジオングギャラクシーを撃退するほか、バトル決着後もフェリーニのフェニーチェを痛めつけるアイラのキュベレイパピヨンを止めるために乱入したり[24]、セイの操縦するビルドガンダムMk-IIとの野試合にも使用される[44]。最終話では、レイジを追ってアリアンにやってきたアイラが、忘れ物としてレイジにこのガンプラを手渡す[12]
諸元
スターバーニングガンダム
STAR BURNING GUNDAM
型式番号 SB-011
全高 18.2m
重量 78.9t
武装 バルカン砲×2
ビームライフル×1
ビームサーベル×2
シールド×1
操縦者 イオリ・セイ
アリーア・フォン・レイジ・アスナ
SB-011 スターバーニングガンダム
『GMの逆襲』に登場。セイが製作した完全オリジナルのガンプラで、ビルドバーニングの前身となる機体[95]。セイ自身だけでなくレイジが使用することも想定し、さまざまな戦場とバトルスタイルに対応できる超汎用機として完成した[96]。RGシステムも搭載されており、発動時の負荷に対応した構造強化や、粒子貯蔵用の青いクリアパーツが追加されている[96]。システム発動時は、拳に圧縮粒子を込めて放つ必殺技「ハイパースターバーニングナックル」の使用が可能となる[96]
武装は頭部バルカン砲2門、二つ折り式の銃身による出力と連射性調整機能を備えたビームライフル、両腰のビームサーベル、格闘時にニ分割して両腕に装着可能なシールド[96]

ユウキ・タツヤ(メイジン・カワグチ)の使用ガンプラ

諸元
ザクアメイジング
ZAKU AMAZING
型式番号 MS-06R-AB
全高 18.0m
重量 86.8t
武装 ロングライフル×1
ロケットランチャー×2
ハンドガン×2
ヒートナタ×2
操縦者 ユウキ・タツヤ
MS-06R-AB ザクアメイジング
「HGUC 高機動型ザクII」の改造機[97]。次代のメイジンになるというタツヤの決意が込められた機体であり、「メイジン進行形」という意味を込めて「アメイジング」と名付けられた[98]。一般的に「弱い量産機=やられメカ」とされるザクを愛機に選んだ理由は、改良により多くの高性能機が生み出されている設定から、創意工夫というガンプラのよさを象徴する存在だったためである[98]。さらに、目標であるイオリ・タケシのライバルになりたいという願いから、タケシが使うRX-78 ガンダムのライバル機であるシャア・アズナブル専用ザクと同じ赤に塗装されている[98]。また、タツヤ自身によって「一年戦争中に『紅の彗星』と呼ばれるエースパイロットによって使用されていた」という設定が与えられている[99]
機体は実弾武装を主体とした重武装・重装甲型で、スケール違いの戦車模型のパーツが多く流用されている[100]。タツヤの高度かつ緻密に計算された改造により、鈍重な外見に似合わない機動性と戦場を問わない汎用性を有している[100]。各部に配置された黒い箱型のパーツは、着弾時に爆発して機体本体へのダメージを軽減するリアクティブアーマーとなっている[100]
武装は戦車模型の戦車砲を基に製作されたロングライフル、両肩の5連装ロケットランチャー2基、両腰のホルスターに格納されたハンドガン2挺、小ぶりで取り回しに優れたヒートナタ2本[100]
各部の改造パーツは、支援ユニット「アメイジングブースター」に分離可能[注 37]
機体デザインは寺岡賢司が担当[85]
『トライ』にも登場し、全国大会後のメイジン杯で、タツヤ自らの操縦によりレディが操縦するケンプファーアメイジングとのエキシビジョンバトルを行う。
諸元
ケンプファーアメイジング
KÄMPFER AMAZING
型式番号 PPMS-18E
全高 17.7m
重量 47.8t
武装 アメイジングピストル×2
(アメイジングライフル、アメイジングロングライフルに換装可能)
アメイジングナイフ×2
アメイジングウエポンバインダー×2
(最大装備数×4、上記を含む各武装を選択して格納可能)
操縦者 三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)
レディ・カワグチ(『GBF-T』)
PPMS-18E ケンプファーアメイジング
PPSE社の研究班が、総力を挙げて製作した「HGUC ケンプファー」の改造機[102]
三代目メイジン・カワグチを襲名したタツヤに与えられ、第7回世界大会本戦に投入される。高い機動性を実現する新素材の「ハイポリキャップ」、水中でもその機動性を維持可能な「リモーションペイント」など、PPSE社の最新技術が多数投入されており[10]、結果きわめて高いスペックと多機能性を獲得している。
背部に装備された2基の武装コンテナ「アメイジングウエポンバインダー」は機体の推進器も兼ねており、不要になるとデッドウェイト化を避けるために投棄される[43]。脚部のハードポイントにも同型のバインダーを最大2基装備可能[43]。さらにバインダー自体を取り外し、手持ち火器として使うこともできる[43]
武装であるバインダーに内蔵されたビーム拳銃「アメイジングピストル」は、バレルの追加・交換でより長距離に適応した「アメイジングライフル」「アメイジングロングライフル」としても使用可能[43]。腰のホルスターには接近戦用の「アメイジングナイフ」2振りが収納されている[43]。各武装にはプラフスキー粒子を貯蔵可能なエネルギーパックが内蔵されている[10]。オプション武装としてバインダー内に「アメイジングミニガン」や「アメイジングミサイルランチャー」を収納することもある[49]
諸元
ガンダムアメイジングエクシア
GUNDAM AMAZING EXIA
型式番号 PPGN-001
全高 18.3m
重量 81.0t
武装 アメイジングGNソード(ビームライフル、ビームサーベル)×1
アメイジングGNシールド×1
アメイジングGNブレイド×1
GNバルカン×2
トランザムGNブレイド×2(トランザムブースター)
操縦者 三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)
ガンダムエクシアダークマター
GUNDAM EXIA DARK MATTER
型式番号 PPGN-001
全高 18.3m
重量 81.1t
武装 ダークマターライフル(ビームバルカン / ビームサーベル)×1
ブライクニルブレイド×1
プロミネンスブレイド×1
GNバルカン(ビームサーベル)×2
ダークマターブレイド×2(ダークマターブースター)
操縦者 三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)
PPGN-001 ガンダムアメイジングエクシア
ケンプファーアメイジングに次いで投入される「HG ガンダムエクシア」の改造機[103]
PPSE社研究班が保有する宇宙空間施設で製作され、最終調整にはタツヤ自身も参加する[104]。開発時のコード名は「A5」[24]。原典機よりも各部の装甲が鋭利かつ大型化し、やや青の割合が増したカラーリングとなっている[103]。初陣の段階では8割の完成度ながらも、ほかのガンプラを圧倒する性能を発揮する[104]
原典機の「トランザムシステム」は機体のプラフスキー粒子放出量を増大させることで再現しており、機体性能を通常時の3倍に高めることが可能[19]。ただし、システムの時間制限や終了後の性能低下という弱点も同様に存在するため、使用のタイミングには高度な見きわめが必要とされる[19]
武装はビームサーベル内蔵のシールドにGNソード改の刀身を組み合わせた「アメイジングGNソード」、両端の装甲が羽のように展開する「アメイジングGNシールド」、GNソードの刀身を手持ち式に改造した「アメイジングGNブレイド」、原典機と同じく両腕に内蔵されたGNバルカン計2門[105]
決勝戦直前には、強化バックパックユニット「トランザムブースター」を新たに装着[21]。このユニットは増速ブースターとトランザムシステムの安定装置を兼ねており、鳥型の飛行メカとして分離・単独行動も可能となっている[105]。さらに、ブースターの両翼は手持ち剣「トランザムGNブレイド」としても使用可能[105]
アリスタ暴走事件ではアランによって応急修理され[12]、さらにセイ・レイジとの再戦では、ケンプファーアメイジングの手足と武装が取り付けられる[12]
PPGN-001 ガンダムエクシアダークマター
マシタと結託したフラナ機関によって改造されたアメイジングエクシア[106]
改造前とは対照的な黒と赤のカラーリングが特徴で、頭部に追加されたフェイスガードをはじめ、細部の形状も変更されている[104]。トランザムブースターも機体と同様のカラーに塗り替えられ、名称も「ダークマターブースター」に改められている[104]。さらに分離状態の追加武装として、嘴部分にビーム砲を内蔵している[21]
武装は刀身を撤去したGNソードにビームサーベル兼用のビームバルカンを追加した「ダークマターライフル」、アメイジングGNブレイドをベースとした氷の剣「ブライクニルブレイド」、GNソード改の刀身を手持ち化した炎の剣「プロミネンスブレイド」、ビームサーベルの発生機能が追加された両腕のGNバルカン2門、トランザムGNブレイドの名称を変更した「ダークマターブレイド」[104]
諸元
アメイジングズゴック
AMAZING Z'GOK
型式番号 MSM-07-A
全高 18.4m
重量 12.9t
武装 メガ粒子砲×2
240mmミサイル×6
ヒートロッド×2
3連装ロケットランチャー×2
ワイルドカッター×4
操縦者 三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)
MSM-07-A アメイジングズゴック
『GMの逆襲』に登場。「HGUC シャア・アズナブル専用ズゴック」の改造機[107][108]。素体は通常のズゴックだが、両腕がほかの水陸両用機の特性を備えた大型タイプに換装されている[108]。片腕につき2本のヒートロッドを展開した「アッグガイモード」、先端の爪をドリル状に変化させた「アッグモード」、3連装キャノンを展開した「ジュアッグモード」、肘付近から射出式のワイルドカッターを展開した「ゾゴックモード」の4種に変形する[108]

日本国内ファイターの使用ガンプラ

諸元
ベアッガイIII
BEARGGUY III (SAN)
型式番号 KUMA-03
全高 23.0m
重量 100.0t
武装 口部ビーム砲×1
腕部ビーム砲×2
操縦者 コウサカ・チナ
KUMA-03 ベアッガイIII(ベアッガイさん)
コウサカ・チナが使用する「ベアッガイ」の改造機[注 38]。名称の「III」(さん)はチナが考えたもの。
チナは「ぬいぐるみがガンプラになった」という設定で製作しており、原型機に比べ頭部全体がより大きく、モノアイを廃止した完全なぬいぐるみ風の顔つきで(原型機がテディベアを模した丸い目の様なパーツに対し、こちらは縦に楕円状の形。口パーツは三角状の隙間があいている)[36]、特徴的な丸みのある腕部クローも4つに減らした上で肉球のように配置され、大元のアッガイの面影とはほとんど異なる風貌となっている。装甲内部にはぬいぐるみと同じく本物の綿が詰められており、高い耐衝撃性を得ているとともに、これを外に飛ばして敵を絡め取ることもできる[9]。顔面には新型の液晶モニターが仕込まれており、口の開閉ギミックと合わせてバトル中は目口の表情が豊かに変化するのが特徴[36]。美術部出身であるチナの高い塗装技術により、非常に美しい仕上がりをもつ[35]
武装は開閉式の口に内蔵されたビーム砲1門と、両腕に内蔵されたビームサーベル兼用のビーム砲2門。背中にはストライカーパック用のコネクターが設置され、蝶結びの赤いリボンを模した「リボンストライカー」を標準装備する[110]。リボンストライカーはチナが独自の解釈を交えて製作した飛行ユニットで、房の部分はスラスター、帯はウイングとして機能する[36]
本来はバトル用ではないが、キャロラインからの挑戦を受けたチナが、世界大会前でスランプに陥っていたセイの息抜きを兼ねて女性限定ガンプラバトルに使用し、準優勝を遂げる[9]。巨大アリスタ破壊作戦にも参戦する[12]
機体デザインは海老川兼武が担当[85]
YMS-15 ギャン
サザキ・ススムが使用する「HGUC ギャン」の改造機[14]
巻き取り式ワイヤーによる射出機能を備えたミサイルシールドや、ゲルググ用ビームライフルを装備するなど、原典機の弱点だった中・遠距離用の武装が充実している[14]。第7回ガンプラバトル地区予選では、シールドのワイヤーを引っ張ってヨーヨーのように回転させ、内蔵ミサイルを一斉発射する技を披露する[29]
YMS-15 ギャンギャギャン
サザキが第7回ガンプラバトル地区準決勝にて使用するギャンの改造機[28]。カラーリングがマ・クベのパイロットスーツを模した金と茶色に変更され、ミサイルシールドを両手に装備している[111]
YMS-15 ギャンバルカン
第7回大会決勝戦前夜祭のイベントバトルでサザキが使用するギャンギャギャンの改造機[112]
両手のミサイルシールドに加え、両肩にビームサーベルを格納した追加装甲、背部に2門のガトリングを備えた着脱式のパックパックが追加されている[112]。さらにこれらの改造パーツは、専用のコアパーツに組み付けることで支援飛行メカ「ヴァリュアブルポッド」としても運用可能[113]。なお「ヴァリュアブル」とは、原典作品でのギャンのパイロットである「マ・クベ」のセリフ「(あれは)いいものだ」に由来している[113]。カラーリングは原典機と同じ色に戻されている[112]
MRC-F20 ゴールドスモー
ゴンダ・モンタが使用するスモーの改造機。
左腕シールドに原典機の「IFバンカー」に相当する高出力ビーム砲を持つが、威力と引き換えに次弾発射に時間が掛かるという弱点がある[15]。元のキットにはない、フェイスオープンや足のスパイク展開などの細かいギミックが加えられている[15]
Concept-X 6-1-2 ターンX
第7回大会決勝戦前夜祭のイベントバトルでゴンダが使用するターンXの改造機[44]
カラーリングが金色に変更されている以外は原典機と同一形状[44]。原典同様の月光蝶やオールレンジ攻撃システムも備えている[44]
AGX-04 ガーベラ・テトラ
キララが使用する「HGUC ガーベラ・テトラ」の改造機。
キララがセコンドのファンに作らせた機体だが、完成度はセイも認めるほど高い[51]。キララのイメージカラーである濃淡のピンクに塗装されている[51]。キットでは再現されていないビームサーベルの格納・展開ギミックが仕込まれている[51]。第7回大会決勝戦前夜祭では、キララが自分で製作した機体も登場[44]。こちらはブレードアンテナが追加されるなど若干の改造が施されている[44]
GX-9901-DX ガンダムダブルエックス
カトウが使用する「HGAW ガンダムダブルエックス」の改造機[13]
カラーリングが金色主体に変更された以外は原典機と同一で、「フラッシュシステム」に相当する12機のGXビットの遠隔操作機能を有している[13]
アプサラスIII
辰造が使用するアプサラスIIIの改造機[13]
原典機の巨大さ・圧倒的な火力に加え、特殊塗装によるIフィールドやアッザムのアッザムリーダーなどの追加改造が施されているなど[13]、辰造の元世界大会出場者としての技量が込められた機体となっている。
騎士ガンダム(ナイトガンダム)
ヤジマ・キャロラインが使用する「レジェンドBB 騎士ガンダム」の改造機[9]
作中では数少ないSDガンダム系のガンプラで、作成にはヤジマ商事がスポンサーとなったニルスが深く関与している[9]。金属的なメタリック塗装や布製のマントなど、本物の鎧に近い質感を再現しているほか、元のキットでは差し替え式だったケンタウロス形態への完全変形機能が組み込まれている[9]
フルアーマー騎士ガンダム
巨大アリスタ破壊作戦でキャロラインが使用するガンプラ[12][注 39]。原典作品における「三種の神器(炎の剣、力の盾、霞の鎧)」を装備している[12]
GF13-050NSW ノーベルガンダム・デコ
イマイ・アリスが使用する「HGFC ノーベルガンダム」の改造機[9]
アリスのコスチュームと同じ緑基調のカラーリングに塗装されている[9]。原典機と同様のバーサーカーシステムを搭載している[9]
RX-78-2 ガンダム
イオリ・タケシが第2回ガンプラバトル選手権で使用していたガンプラ[114]
丁寧な基本工作とウェザリング塗装を施している以外はほぼノーマルの「HGUC ガンダム」だが、タケシ自身の高い操縦技術によりフル改造のガンプラを圧倒するほどの強さを発揮する[114]
PF-78-1 パーフェクトガンダム
巨大アリスタ暴走事件でタケシが使用するガンプラ[12]。背部のキャノン砲は、一撃でコロニーレーザー砲のコアを破壊する威力をもつ[12]
諸元
グフR35
GOUF R35
型式番号 MS-07R-35
全高 18.7m
重量 63.4t
武装 ヒートサーベル×2
フィンガーバルカン×2
ヒートロッド×1
シールド×2
操縦者 ラルさん
MS-07R-35 グフR35
ラルさんが自身の技術のすべてを投じて製作したグフの改造機[115]
バックパックと脚部のスラスターを増設強化し、陸上だけでなく宇宙空間でも戦えるように改造されている[116]。型式番号および機体名の「R」はラルさんのイニシャル[117]、または宇宙用MSの高機動型ザクIIリック・ドムの型式番号[116]、「35」はラルさんの自称年齢に由来する[117]
武装は両手にシールドと5連フィンガーバルカン、脚部側面にヒートサーベルを各2つずつ装備[116]。フィンガーバルカンは、ほかの武装の保持に支障が出ないように通常のマニピュレーターの上に外付けされているが、これ自体も手としての機能をある程度有している[116]
ヒートロッドは原典機と同じく右腕のみの装備となっているが、珍庵製作のマスターガンダムとの合体技で、機体を高速回転させながら振るうことで巨大な竜巻を作り出すことができる[12]
現実で発売中のHGBFキットでは、原典作品でランバ・ラルが背負っていたパーソナルジェットに似た形状の追加推進ユニット(劇中未使用)が付属する[116]
GF13-001NHII マスターガンダム
珍庵が使用する「HGFC マスターガンダム」の改造機[12]
両肩と腰、両膝のアーマーが金色に塗装されている以外は形状的な変化はないが、ラルさんのグフR35とともにモックの大軍を一蹴する強さを発揮する[12]

日本国外ファイターの使用ガンプラ

OZ-00MSVa トールギス・ワルキューレ
グレコ・ローガンが第7回大会用に製作したトールギスの改造機[10]。ミリタリーグリーンのカラーリングが特徴で、トールギスIIIのメガキャノンを装備している[10]
JDG-00X / JDG-009X デビルガンダム
ガウェインの使用するデビルガンダムの改造機[10]。下半身の一部が開閉式となり、内部に高威力のビーム砲を搭載している[10]が、原典機のような自己修復機能は有していない。
NZ-333 α・アジール
カルロス・カイザーが使用するα・アジールの改造機[17]。第6回世界大会における優勝機体でもある。基本武装は原典機と差異はないが、カラーリングは紫に統一されている[17]

第7回ガンプラバトル世界選手権本戦出場者の使用ガンプラ

諸元
ガンダムX魔王
GUNDAM X MAOH
型式番号 GX-9999
全高 17.1m
重量 7.6t
武装 ハイパーサテライトキャノン×1
シールドバスターライフル×1
大型ビームソード×1
ビームサーベル×1
ブレストバルカン×4
バルカンポッド×1
ミサイルポッド×1
魔王剣×1
操縦者 ヤサカ・マオ
ガンダムX十魔王
GUNDAM X JUMAOH
型式番号 GX-999910
全高 17.1m
重量 7.9t
武装 Xキャノン×4
ビームデバイス×17
大型ビームソード×1
ビームサーベル×1
ブレストバルカン×4
操縦者 ヤサカ・マオ
GX-9999 ガンダムX魔王(ガンダムエックスまおう)
ヤサカ・マオが使用する「HGAW ガンダムX」の改造機[118]
配色は原典機と同じものの、各部に推進器とエネルギー変換装置を兼用した「リフレクトスラスター」をもつ[119]。「魔王」という名称は、本機の絶大な攻撃力にマオの名前をひっかけたダブルミーニング[119]。主砲の「ハイパーサテライトキャノン」は原典機以上の破壊力を発揮するだけでなく、砲身の接続方法の変更により自在な射角や射撃姿勢を取れる[119]。リフレクトスラスターは太陽光パネルで加工しており、それにより周囲の粒子を集められるため、原典作品での発射可能条件である「月が(空に)出て」いなくても使用可能。また、リフレクトスラスターからプラフスキー粒子を圧縮し、衝撃波のように繰り出す攻撃も可能[22]。背部のエネルギー充填用リフレクターの収納方法も、原典機のL字型からV字型に変更されている[118]
そのほかの武装はキット付属のシールドバスターライフルと大型ビームソードに加え、通常サイズのビームサーベル、両脚ハードポイントに装着される小型バルカンポッドとミサイルポッドを装備する[119]。決勝トーナメント初戦では、太陽光パネルとサテライトシステムを同時使用し、長大な赤いビームサーベルを形成する「魔王剣」という奥義を披露する。
機体デザインは石垣純哉が担当[85]
GX-999910 ガンダムX十魔王(ガンダムエックスじゅうまおう)
『GMの逆襲』に登場。X魔王の発展機[91]。背部リフレクターの4枚すべてをサテライトキャノンの砲身とした「Xキャノン」に加え、頭部中央、両肩、両手甲、両掌、両フロントアーマー、両サイドアーマー、両膝、両すね側面、両つま先の計17か所に小型の「ビームデバイス」を内蔵[120]。全砲門を集中させたフルバースト射撃は、巨大な剣のごとくすべてを斬り裂き破壊する[120]
諸元
クロスボーンガンダム魔王
CROSS BONE GUNDAM MAOH
型式番号 XM-X9999
全高 15.9m
重量 25.4t
武装 スカルサテライトキャノン×1
クロスボーン ガン&ソード×2
ザンバスター(バスターガン、ビームザンバー)×1
ビームサーベル×2
ヒートダガー×2
操縦者 ヤサカ・マオ
XM-X9999 クロスボーンガンダム魔王
マオが世界大会での経験をもとに、GX魔王の機能を追加して製作したクロスボーン・ガンダムX1の改造機[121]
胸部中央の髑髏レリーフが大型化し、各部の装甲や背部フレキシブルスラスターにリフレクトスラスターが配置されている[122]。本来の原典機のサイズからGX魔王よりも小型の機体となっているが、パワー自体はむしろ向上している[121]。主砲のハイパーサテライトキャノンはより強力な「スカルサテライトキャノン」となり、髑髏の口を大きく開いて発射する方式を採用している[121]
通常戦闘時の新規武装として、ビーム砲とビームサーベルの機能をあわせもつ大腿骨状の「クロスボーン ガン&ソード」を2基装備[121]。そのほかの武装は、両腕のブランドマーカーが撤去された以外は原典機と同様[121]
諸元
ウイングガンダムフェニーチェ
WING GUNDAM FENICE
型式番号 XXXG-01Wf
全高 16.3m
重量 7.2t
武装 頭部バルカン砲×2
マシンキャノン×2
バスターライフルカスタム×1
ビームレイピア(ビームマシンガン兼用)×1
ビームマント×1
ビームガン×1
シールド×1(メテオホッパー)
操縦者 リカルド・フェリーニ
ガンダムフェニーチェリナーシタ
GUNDAM FENICE RINASCITA
型式番号 XXXG-01Wfr
全高 16.3m
重量 7.3t
武装 頭部バルカン砲×2
マシンキャノン×2
バスターライフルカスタム×1
(メインライフル、ハンドライフル、ビームサーベル×各1)
ビームサーベル×1
ビームマント×2
ミサイル×2
シールド×1
操縦者 リカルド・フェリーニ
ガンダムフェニーチェリベルタ
GUNDAM FENICE LIBERTA
型式番号 XXXG-01Wfl
全高 16.3m
重量 7.7t
武装 頭部バルカン砲×2
マシンキャノン×2
バスターライフルカスタム×1
(メインライフル、ハンドライフル、ビームサーベル×各1)
ビームサーベル×1
シールド×1
ビームタイヤ×3
操縦者 リカルド・フェリーニ
XXXG-01Wf ウイングガンダムフェニーチェ
リカルド・フェリーニが使用する「HGAC ウイングガンダム」の改造機[123]
フェリーニが幼少時から思い入れのあるガンプラであり、度重なるバトルと修復の末に、背部ウイングを左側に寄せた左右非対称の形状となった[25]。この結果、バード形態への変形機構は廃止され、機体の重心バランスも損なわれているが、フェリーニはこれを逆手に利用することでトリッキーな機動を実現している[124]。頭部右側のアンテナと耳当てには過去のバトルで受けた損傷がそのまま残されており、カメラアイは右目がピンク、左目が緑のオッドアイ状になっている[124]。「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を意味し、カラーリングもイタリア国旗を模した緑・白・赤のトリコローレとなっている[124]
武装は、背部右側に懸架された縦列2連装式の「バスターライフルカスタム」は大小の銃に分割して使用することも可能[124]。左腕に懸架された近接用装備「ビームレイピア」の柄はビームマシンガンとして機能する。左肩に内蔵された防御用「ビームマント」[124]は腕に巻き付けることで殴打にも利用できる[25]。右肩にはビームガンが内蔵されている[16]。機体自体には、原典機と同様に自爆装置も装備している。
変形機構廃止により低下した移動力は、1輪バイク型の専用サポートマシン「メテオホッパー」に搭乗することで補われる[125]。基本的に陸上用のマシンだが、飛行形態への変形機構も備えている[125]。飛行形態時は、ドダイYSのように直立状態で搭乗する[125]。原典機のバード形態と同じく、機首先端にバスターライフルを装着して使用することが可能で、左右のバインダーにはエネルギー供給用のパワータンクも内蔵されている[125]。また、機首は取り外すことで手持ちのシールドとしても使える[110]
機体デザインは海老川兼武が担当[85]
XXXG-01Wfr ガンダムフェニーチェリナーシタ
キュベレイパピヨンとのバトルで破壊されたフェニーチェを全面改修した機体[126]。「ウイングガンダムにマークIIが存在したら?」というコンセプトで製作され、左右非対称だった部分をすべて対称形かつ鋭角に形状変更し、バード形態への変形機構も復活している[127]。頭部はツインアイが再びグリーン一色となり、フェイスマスクはスリットのない形状となっている[126]。改造パーツ自体は早期に製作されていたため、ほとんど全壊状態だったにもかかわらず短時間で完成させることができた[127]
バスターライフルカスタムは、サブライフルがさらにハンドライフルとビームサーベルに分離する機能が追加され、サーベルはそのまま銃剣としても使用可能となっている[127]。バード形態時は、メインライフルとサブライフルを分割してそれぞれ左右の腕に懸架する[50]。変形機構の復活によって削除されていたシールドも、より大型で鋭利な「リナーシタウイングシールド」として再度装備され[127]、ビームマントは右肩にも増設されている[127]。ビームレイピアは原典機純正のビームサーベルに変更されている[127]。バード形態用の装備として、ウイングに追尾式のミサイルを内蔵している[127]
XXXG-01Wfl ガンダムフェニーチェリベルタ
『GMの逆襲』に登場。リナーシタをベースとした陸戦仕様[128]。「リベルタ」はイタリア語で「自由」を意味する[95]。ウイングの取り付け位置が腰背部に変更されているのが特徴で、メテオホッパーの機能を継承した3輪バイク形態「メテオホッパーモード」に変形する[128]。ホッパーモード時は3輪すべてがビームタイヤとなり、敵の攻撃をはじいたり、攻撃に転用することもできる[129]
諸元
戦国アストレイ頑駄無
SENGOKU ASTRAY GUNDAM
型式番号 侍ノ弐
全高 17.9m
重量 58.2t
武装 サムライソード×2(菊一文字、虎徹)
鬼の盾×1
斧×1[12]
木槌×1[12]
操縦者 ニルス・ニールセン
侍ノ弐 戦国アストレイ頑駄無(せんごくアストレイガンダム)
ニルス・ニールセンが使用する「SEED HG ガンダムアストレイ レッドフレーム」の改造機[130]。日本武道の心得があるニルスの戦法に合わせ、甲冑武者のような形状をもつ[130]
主武装は、両肩の大袖状の装甲に装備された二振りの日本刀菊一文字」と「虎徹[130]。実体の武器ゆえに元の攻撃力はビームサーベルに劣るが、粒子変容塗料が刀身に塗ってあり、ニルスの持つプラフスキー粒子の知識と武術の技量を組み合わせることで、フィールドの粒子帯に合わせることで敵のビームを斬り裂いたり、斬撃を衝撃波のように飛ばすこともできる[131]。肩の装甲自体も隠し腕として変形・機能し、固定していた刀をそのまま使うこともできる[131]。背中には取り外して手持ち可能な「鬼の盾」を持つ[131]
プラフスキー粒子を掌から相手の機体に送り込む、中国武術発勁を模した「粒子発勁」(りゅうしはっけい)という技をもつ[注 40]
アリスタ暴走事件では斧と木槌[注 41]を装備[12]
機体デザインは阿久津潤一が担当[85]
諸元
忍パルスガンダム
NINPULSE GUNDAM
型式番号 忍ノ参
全高 19.2m
重量 74.4t
武装 幻影胡蝶剣×2
剛力圧塵×1
天空十字剣(バックパック)×1
操縦者 ニルス・ニールセン
忍ノ参 忍パルスガンダム(にんパルスガンダム)
『GMの逆襲』に登場。ニルスが使用する「HGCE フォースインパルスガンダム」の改造機[133]。侍をモチーフとした戦国アストレイに対して、こちらは忍者の意匠を取り入れている[133]。背部の大型バックパックは、ビームサーベルと銃口を備えた大翼と小翼4枚ずつで構成されており、大型マントとして機体の周囲に展開することで、防御力と隠密性を高めることができる[133]。また、高い粒子制御能力によって、バトルフィールド内では忍術のような技も繰り出すことが可能とされる[133]
武装は、粒子に反応するクリア素材で形成された両腕の実体剣「幻影胡蝶剣(げんえいこちょうけん)」、腰アーマーが変形した「剛力圧塵(パワーアックス)」、バックパックを変形させた大型手裏剣「天空十字剣(てんくうじゅうじけん)」[133]
諸元
キュベレイパピヨン
QUBELEY PAPILLON
型式番号 NMX-004
全高 18.9m
重量 40.1t
武装 ランスビット×1
ビームサーベル / ビームガン×2
ファンネルビット(クリアファンネル)×多数
操縦者 アイラ・ユルキアイネン
NMX-004 キュベレイパピヨン
「ネメシス」がアイラ・ユルキアイネン専用機として用意した「HGUC キュベレイ」の改造機[134]
後部ショルダーバインダーが下方に垂れ下がり、前部バインダーと合わせて蝶(パピヨン)のようなシルエットを形成している[135]
武装は原典機と同型のビームガン兼用型ビームサーベル2基、後部コンテナにファンネルビット射出口10基を備え、無線誘導も可能なライフル内蔵の槍「ランスビット」を新規に装備する[135]。原典機と同様に、ファンネルを駆使したオールレンジ攻撃で無敵の強さを発揮する[135]。ファンネルはクリア素材を使用したクリアファンネルに加え、原典機と同様の実体型ファンネルを備える。
諸元
ミスサザビー
MISS SAZABI
型式番号 AC-01
全高 25.8m
重量 27.1t
武装 スイートソード×1
スイートシールド×1
(ツイン・ビームサーベル×1)
ビームサーベル×2
足部ビームサーベル×2
腹部メガ粒子砲
ファンネル×多数
操縦者 アイラ・ユルキアイネン
AC-01 ミスサザビー
「ネメシス」脱退後のアイラが、チナの協力を受けてみずから製作した「HGUC サザビー」の改造機[136]
赤く骨太な原典機とは対照的に、白を基調とした細い女性的な体型をしている[137]。「ネメシス」時代のアイラのバトル経験が反映されており、初めて製作した改造ガンプラでありながらも高い完成度をもつ[136]。キュベレイパピヨンのオールレンジ攻撃機能を継承しつつ、機体の軽量化や推進器の増設によって近接格闘時の機動性が向上している[136]
武装は原典機の腹部拡散メガ粒子砲と手持ちのビームサーベル2基に加え、ビーム・トマホークのグリップを握り懐剣状に改造した「スイートソード」、原型機のフロントスカートアーマーを転用した「スイートシールド」、スイートシールド側面に懸架されたツイン・ビームサーベル、両つま先に内蔵された固定型ビームサーベル2基、リアスカートアーマー内のコンテナに格納されたファンネル多数[136]
SDV-04 コマンドガンダム
レイジとともにタケシの強引な指導に巻き込まれたアイラが、初めて製作したガンプラ[26]。「レジェンドBB コマンドガンダム」をほぼ素組みで仕上げた作品だが、アイラのもともとの筋のよさからレイジのビギニングよりも出来は上[26]。Cのヘルジオングギャラクシーに苦戦するレイジのビギニングを援護する[26]
『手紙〜6 years later〜』にてチナがこれを手元に置いている。
諸元
ジムスナイパーK9
GM SNIPER K9
型式番号 RGM-79K9
全高 18.0m
重量 80.2t
武装 ビームスナイパーライフル×1
75mmスナイパーライフル×1
ブルパップ・マシンガン×1
ビームガン×2
ビームサーベル×2
ヒートナイフ×1
シールド×1
操縦者 レナート兄弟
RGM-79K9 ジムスナイパーK9(ジムスナイパー ケーナイン)
レナート兄弟が決勝トーナメントで使用するジムスナイパーIIの改造機[138]
各部に施された追加装甲に加え、多数の隠し機能を有している[139]。基本は狙撃用だが、レナート兄弟の緻密な戦略によって従来のガンプラバトルのセオリーにはない戦いを展開する[139]。さらに最後の切り札として、ブルーディスティニーシリーズの「EXAMシステム」を搭載している。システム発動時は頭部センサーが赤く発光し、機体性能が飛躍的に向上する[139]
武装は原典機の付属武装に加え、機体の全高を超える大きさをもつ200mmビームスナイパーライフル、大腿部ホルスターに拳銃型の20mmビームガンを2挺、右肩のホルダーにヒートナイフを新たに装備する[139]
バックパックは、ビームスナイパーライフルと合体することで自律行動型の4足歩行メカ(自走砲)「K9ドッグパック」(通称・ハウンド)に分離・変形し、機体本体と連携した多彩な戦術を展開可能[140]。さらにK9ドッグパックの後部はホバークラフト型の兵員輸送車として分離することが可能で、内部には小型のジオン兵フィギュア部隊「ブラッド・ハウンド隊」を収容している[140]。このフィギュアたちも個別行動が可能で、背中のパーソナルジェットで敵に接近し、爆弾を仕掛けるなどといった破壊工作を得意とする[140]
MSM-03C ハイゴッグ
レナート兄弟が使用するハイゴッグの改造機。緑基調のカラーリングに加え、ジオン軍における隊長機を示すブレードアンテナを装備している。
TMF/T バクゥタンク
レナート兄弟が世界大会第7ピリオドで使用するバクゥの改造機[141]
後脚がホバリングスラスターを備えた無限軌道に変更されており、悪路でも高い走破力を持つ[141]。巡航時は前足を上げて上体を起こした(犬芸のチンチンに似た)姿勢を取り、高速移動時は上体を伏せてスラスターを後方に向ける[18]。ミサイルや関節アームに接続されたビーム砲兼ビームサーベルなど、武装も強化されている[141]
諸元
アビゴルバイン
ABIGOR BINE
型式番号 ZM-D11GRB
武装 ビームキャノン×1
ビームカッター×3
ビームカタール×2
ビームサイス×2
ミサイルランチャー×2
バッティングラム×1[57]
操縦者 ルワン・ダラーラ
ZM-D11GRB アビゴルバイン
ルワン・ダラーラが使用するアビゴルの改造機[142]
頭部の角が二股に分かれた形状となり、紫系のカラーに塗装されている[142]。同スケールのガンプラよりも一回り大型でパワーに優れており、原典機の変形機構も健在である[142]
武装も頭部ビームカッター、両肩ミサイルランチャー、腕部ビーム砲、ビームカタールと遠近距離問わず豊富で、変形時の腕部からは翅状のビームが出力される[16]
MS-14 ゲルググ
ライナー・チョマーの使用するゲルググの改造機[17]スモーの飛行ユニットを装備している[17]
ガウ攻撃空母
チョマーが世界大会第2ピリオドにて使用する機体[16]原典機と同じく、ほかのガンプラ数機を格納できるほどの巨体に加え、多数の爆弾を備えている[16]。外装には対ビームコーティングが施されており、フェニーチェのバスターライフルの砲撃を防ぐ堅牢さをもつ[16]
JMA-0530 ウォドム
チョマーが世界大会第3ピリオドにて使用するウォドムの改造機[16]
D50C ロト
チョマーが世界大会第7ピリオドで使用するロトの改造機[18]
MA-04X ザクレロ
チョマーが世界大会決勝戦前夜祭で使用するザクレロのオリジナルカラー機[44]。『GBF-T』の時代では、「ライナー・チョマーカラーVer.」として一般商品化されている[61]
F91 ガンダムF91イマジン
ジュリアン・マッケンジーがガンプラ塾時代から使用している「HGUC ガンダムF91」の改造機[19]
上半身の一部が赤く塗装されているが、形状は原典機と同じ[19]。度重なるバトルで各部の関節が摩耗しているが、ジュリアンの操縦技術と相まってタツヤのアメイジングエクシアとも互角に渡り合う性能を発揮する[19]。原典機と同じく各部の冷却機構を露出させた限界稼動モードに変化するが、頭部フェイスカバー内のダクトに攻撃用のビーム砲を内蔵している点が異なる[19]。限界稼動時に発生する物理分身効果(質量をもった残像)は表面の塗装を剥離させることで再現しており、複数の残像体とともに繰り出す高速連続攻撃「バックジェットストリーム」を最大の切り札とする[19]

そのほかのガンプラ

MS-06F ザクII
コンピュータ操作による無人訓練機としてバトルシステム内に格納されていた、メガサイズモデルザクII[33]。外見や武装は通常の量産型ザクと変わらないが、48分の1スケールの巨体を活かした圧倒的パワーと火力を発揮する[33]。レイジの脱落を目論むマシタの指示により、世界大会第2ピリオドのバトルロワイヤルフィールドに突如乱入する[33]。参加者のガンプラたちを蹂躙し、バトルフィールドを大混乱に陥れるが、レイジやほかのファイターたちとの共闘によって撃破される[33]
MSN-02MR ヘルジオング マリーン
Cがレイジを脱落させるべく使用するジオングの改造機[143]。水中戦に特化した機体で、鋭い爪状のマニピュレーターや、スカート下部にメガ粒子砲内蔵のクローアーム3本と触手状のヒートロッド4本をもつ[143]頭足類の足のごとく自在に動くアームとロッドで敵を絡め取り、水中に引きずり込む戦法を得意とする[18][144]。カラーリングは紫。
MSN-02GA ヘルジオング ギャラクシー
Cがレイジへの報復バトルで使用する機体[145]。こちらは宇宙戦に特化した機体で、下半身に有線操作式のクローアーム2本を装備する[145]。両腕も原型機と同一形状の有線式アームとなり、下半身のクローも併用したオールレンジ攻撃を得意とする[145]。カラーリングはマリーンと同じ。
モック
PPSE社がコンピューター戦用の無人機として開発した機体で、世界大会後の一般市販が予定されていた商品[146]。ほかのガンプラと違ってベースとなる原典機がないオリジナル機体で、劇中のキャラクターたちからは「ガンプラもどき」「パチモン」と形容され不評を買う[12]。単眼をもつ半球型を基本として、複数の頭部バリエーションが存在する[146]。武装は既存のガンプラから流用可能[146]。最終話のアリスタ暴走事件では多数の機体がセイたちの前に立ちはだかるが、エピローグではアリアンに戻ったマシタとベイカーが街中で本機を売りさばく姿が描かれている[12]
ドムドム
最終話エピローグにて、珍庵が「自由な発想で作ったガンプラ」として登場。頭部はドム、両腕はザクII、上半身はストライクガンダム、バックパックはIWSP、腰と脚部はマスラオのパーツが使用され、メタリックレッドを主体としたカラーリングとなっている。
本機はセイ役の声優の小松未可子が『ガンダムブレイカー』を使ってデザインしたもので、監督の長崎健司の計らいにより劇中への登場を果たした。このことに感激した小松は、自身のツイッターで本機の登場に言及している[147]

オリジナルモビルスーツ選手権からのゲストガンプラ

『GBF』シリーズのガンプラ発売に合わせて現実に行われたイベント「オリジナルモビルスーツ選手権」の各コースで入賞し、アニメ本編にゲスト出演する権利を得たガンプラたち[148]

XXXG-01D ガンダムデスサイズ
ガンダムトライエイジ』コース優勝作品。ガンダムデスサイズの改造機。赤い塗装が施されている。世界大会決勝戦前夜祭でチョマーのウォドムに勝利する[44]
ズサ・ストーム
ガンプラコース優勝作品。ズサの改造機。大砲2門とビット兵器を増設し、ブースターポッドのミサイルランチャーが腕部と肩の端に移設されている。世界大会決勝戦前夜祭でチョマーのザクレロに勝利する[44]
ベンケイ
ガンダムブレイカー』コース優勝作品。複数の機体を組み合わせたオリジナル改造機。『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主人公「アルフレッド・イズルハ」に似た人物が操縦する。世界大会決勝戦前夜祭に登場[44]
クレオパトラガンダム、グラハムガンダム、パゴスガンダム、アルティメットガンボール、ノイエス・ゼアグート、ズゴックD(ドラゴン)、殺駆F2000改、オーガマラサイ、ガンダムミアリオン・セラフ、アームド・ユニコーン、スモー・バーガンディ、憎悪獄苦(ゾゴック)
オリジナルMS選手権で特別賞を受賞したガンプラたち。自由な発想にもとづいて珍庵師匠が作成したガンプラとして登場する[48]

『GMの逆襲』の敵ガンプラ

諸元
GM/GM
型式番号 RGMGM-79
全高 18.0m
重量 41.2t
武装 バルカン砲×2
ビームスプレーガン×1
ビームサーベル×1
シールド×1
操縦者 E
RGMGM-79 GM/GM(ジムジム)
ガンプラマフィアが使用するジムのカスタム機[149]。従来のジムよりも細い体型が特徴で、可動性能が極限まで追求されている[150]。一方で量産性の高さは維持されており、ファイターの好みに合わせた改造が容易な設計となっている[149]。頭部は通常のジムヘッドのほかに、センサーと通信機能を強化した指揮官用のジム・カスタムヘッド、『機動新世紀ガンダムX』に登場する無人MS「Gビット」を模した「D.O.M.E.ヘッド」が用意されている[149]。基本武装は通常のジムと同じ[149]
MSMGM-07 ジムズゴック
Eが使用するGM/GMの改造機。上半身にズゴックタイプの外装をかぶせた水陸両用型で、この外装は自由に着脱可能[151]
武者頑駄無真悪参(ムシャガンダムマークスリー)
ネネネが使用する「レジェンドBB 武者頑駄無真悪参」の改造機[152]
NRX-055 バウンド・ドック
ガウェイン・オークリーが使用する「バウンド・ドック」の改造機。黄金のカラーリングに加え、装甲表面にダイヤモンドコーティングを施している。装甲はバスターライフルの直撃を受けても傷一つつかないほどの防御力を有しているが、フレームやスカートの内部まではコーティングが施されておらず、MA形態では下方からの攻撃が弱点となる。
諸元
サイコジム
PSYCHO GM
型式番号 NRXGM-009
全高 40.0m
重量 388.0t
武装 拡散メガ粒子砲×3
ビーム砲×10
小型メガビーム砲×2
レフレクタービット×多数
シールド×1
操縦者 マシタ・ミキオ
MRXGM-009 サイコジム
マシタ・ミキオが使用する「HGUC サイコガンダム」の改造機[153]。頭部がゴーグル状のジムタイプとなり、機体色も赤系統に変更されている[153]。原典機のモビルフォートレス(MF)形態への変形機構も健在で、頭部を収納することで脳波伝導フィールドを形成し、それ自体が巨大なサイコミュ兵器として機能する[84]。武装は原典機と同様のものに加え、頭部にサイコガンダムMk-IIと同型のレフレクタービットを内蔵している[84]

  1. ^ 大張は、本編にも原画やメカニック作画監督で参加している。
  2. ^ この点が、CGデータ上でバトルを行うためにガンプラ自体は壊れない『GPB』との相違点でもある。
  3. ^ ニルスがローガンの経歴を検索していた時の英文の解説文より[10]。実際にそのルールが適用されたのは、第6回世界大会にて歴代記録上初の長期戦となった「リカルド・フェリーニvsグレコ・ローガン」の一例のみと記されている[10]
  4. ^ セイ・レイジとの準決勝前日に、セイからチナを通じてアイラに渡される[20]
  5. ^ ただし、劇中ではネット通販サービスも行っており、必ずしも経営が苦しいという描写はない[15]
  6. ^ 公式サイトでは「レストラン コウサカ」となっているが、劇中では「CAFE RESTAURANT KOUSAKA」となっている[9]ので、そちらに準拠する。
  7. ^ ニルスが催眠療法を施した際には『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイの台詞を全話分しゃべり尽くす[24]
  8. ^ その技術は直感的に得たものであり、それを理論的に説明するのは苦手[9]
  9. ^ また、男女の恋愛に関しても鈍いところがあり、世界大会の決勝戦終了直後の巨大アリスタ騒動の収拾後にセイたちの世界を去った自分を追ってアリアンにやってきたアイラの、自分への好意にまったく気づかない[12]
  10. ^ 不良たちとのけんかではアイナを庇って右腕を負傷する[33]
  11. ^ チナは自分の控えめな胸を気にしており、海に遊びに行った際には、リン子と比べられ、レイジを引っ叩く[13]
  12. ^ 日本の食べ物(「B級グルメ」[26]やお弁当[19])に強い関心をもっており、ネメシス脱退後は日本での永住を望んでいる[26]
  13. ^ 『ガンダムトライエイジ』のカードより。
  14. ^ フェリーニによれば、「彼女の方が先に言い寄ってきた」らしい。
  15. ^ 第9話では女性大会のギャラリーにおり、第16話では臨時休業中のイオリ模型店の前で嘆いているタケシを自転車で走行中に目撃する。
  16. ^ セイとの会話では『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を一番好きな作品に挙げ、同作に登場したジムについて熱弁する[51]
  17. ^ PPSE社が閲覧していたガウェインの英文の経歴よりフルネーム記述あり[17]
  18. ^ PPSE社が閲覧していたガウェインの英文の経歴より[17]
  19. ^ PPSE社が閲覧していたカイザーの英文の経歴より[17]
  20. ^ 決勝戦の前夜祭の時点では、ニルスの知らないうちに、彼との関係が「婚約者」へと(一方的に)発展していた[44]
  21. ^ 広瀬が病気療養のため降板[76]
  22. ^ 担当声優もかつてランバ・ラルを演じていた広瀬正志。
  23. ^ 奥義や必殺技を繰り出す時に、「ガンプラ心行流」という文字が浮かび上がる。
  24. ^ そのなかには人間が一切登場しない作品である『SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors』の女性キャラクター、貂蝉キュベレイのガンプラも飾られていた。
  25. ^ PPSE社で閲覧可能な「ネメシス」の英文解説では「ヨセフ・カンカーンシュルヤ」と表記されているが[17]、『GBF-T』でアランが閲覧するルーカスのプロフィールには「シュルヴェステル・ネメシス」と表記されている。
  26. ^ 『GBF-T』でのルーカスの執事の発言より。
  27. ^ 『GBF-T』でアランが閲覧していたルーカスのプロフィールより。
  28. ^ 派遣されたスタッフはルーカスの指示で彼のサポートをしているふりをして日本観光をすることになる。
  29. ^ アメリカ予選会場のモニターに映し出された英語の名前テロップより。
  30. ^ マシタの回想ではセイラ・マスのコスプレをしていた。
  31. ^ EDクレジットでは「E」と表記されているが、「HGBF GM/GM」の取扱説明書では「K」と表記されている。
  32. ^ EDクレジットでは「遠藤沙希」と誤記。
  33. ^ 機動戦士Vガンダム』に登場したネネカ・ニブローと同じハイレグ水着。ネネネの容姿も、ネネカに似せてデザインされている。
  34. ^ ただし、のちにビギニングをはじめとする『GPB』の登場機体は作中や現実でも商品化されており、本作の世界観でもこれらのキットが流通している[35]
  35. ^ 別媒体で展開される外伝作品群には、それ以降の作品のガンプラも登場している。
  36. ^ 現実に発売されているガンプラのパッケージや説明書には、「機体データは劇中のビルダーが考えた数値です」と記載されている。
  37. ^ 現実の市販キットでは分解したパーツを組み付けるためのユニットが別途必要になるため、パーツ単体でブースターに組むことはできない[101]
  38. ^ 公式サイトではベアッガイ自体を改造していると取れる記述[35]だが、デザイナーの海老川兼武によれば、『GBF』の世界でもともと「ベアッガイIII」に相当するガンプラが市販されており(のちのベアッガイFの設定にてそれが「ベアッガイII」となる)、チナが行った改造は「オリジナルの塗装と布製のリボンを付けたくらい」とのこと[109]
    劇中でもベアッガイIIIを見たセイは「ベアッガイのオリジナルカラー」とだけ表現しており、形状については言及しない[9]
  39. ^ 放送終了後に「レジェンドBB フルアーマー騎士ガンダム」は実際に商品化された。
  40. ^ 観戦していたタツヤは、「戦国の名をつけておきながら中国武術の技を使うのは不可解だ」と評している[11]
  41. ^ ともにHGBC「祭ウェポン」のアイテムとして商品化されている[132]
  42. ^ 2014年4月13日から同時間帯で再放送。
  43. ^ 第1話は放送終了まで無料、第2話以降は1週間無料配信(サンライズ、テレビ東京両公式サイト共に実施)。





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