み‐さき【▽御先/▽御▽前】
お‐まえ〔‐まへ〕【▽御前】
読み方:おまえ
[名]《「おおまえ(大前)」の音変化で、神仏・貴人の前を敬っていう。転じて、間接的に人物を表し、貴人の敬称となる》
1 神仏・貴人のおん前。おそば近く。みまえ。ごぜん。「主君の—へ進み出る」
2 貴人を間接にさして敬意を表す言い方。「…のおまえ」の形でも用いる。
[代]《古くは目上の人に対して用いたが、近世末期からしだいに同輩以下に用いるようになった》二人称の人代名詞。
1 親しい相手に対して、または同輩以下をやや見下して呼ぶ語。「—とおれの仲じゃあないか」
2 近世前期まで男女ともに目上の人に用いた敬称。あなたさま。
「私がせがれにちゃうど—ほどながござれども」〈浄・阿波鳴渡〉
お‐めえ【▽御▽前】
おん‐まえ〔‐まへ〕【御前】
ご‐ぜ【御▽前】
読み方:ごぜ
《「ごぜん」の音変化》
「や、—、—、と言ひけれども音もせず」〈義経記・七〉
[接尾]人を表す名詞に付いて、その人に対する尊敬の意を添える。「尼—」「母—」
ご‐ぜん【御前】
読み方:ごぜん
[名]
1 貴人・主君などの座の前、または、面前。おまえ。おんまえ。みまえ。「陛下の—で演奏する」
2 神仏や神社仏閣を敬っていう語。また、神主・住職を敬っていう語。
4 《「御前駆(ごぜんく)」の略》「前駆」を敬っていう語。みさきおい。みさきばらい。
「かの—、随身、車副(ぞ)ひ、舎人(とねり)などまで禄賜はす」〈源・宿木〉
「—たち、さはいたく笑ひ給ひて、わび給ふなよ」〈宇治拾遺・一四〉
[接尾]
1 神の名に付いて、尊敬の意を表す。「竜王—」「西宮の恵比須—」
み‐まえ〔‐まへ〕【▽御前】
みさき 【御前・御先】
御前
姓 | 読み方 |
---|---|
御前 | おぜん |
御前 | おまえ |
御前 | おんまえ |
御前 | みさき |
御前 | みぜん |
御前 | みまえ |
御前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 06:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動御前
- 御前(ごぜん・おんまえ・みまえ) - 「前」・「面前」の丁寧語。御前会議(ごぜんかいぎ)など。キリスト教では「みまえ」が使われる(きよしこの夜の日本語歌詞)。
- 御前(ごぜん) - 貴人・住職などの尊敬語の一つ。静御前・御前様など。
- 御前(おまえ) - 日本語の二人称代名詞のひとつ。
関連項目
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御前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 04:19 UTC 版)
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