お‐まえ〔‐まへ〕【▽御前】
読み方:おまえ
[名]《「おおまえ(大前)」の音変化で、神仏・貴人の前を敬っていう。転じて、間接的に人物を表し、貴人の敬称となる》
1 神仏・貴人のおん前。おそば近く。みまえ。ごぜん。「主君の—へ進み出る」
2 貴人を間接にさして敬意を表す言い方。「…のおまえ」の形でも用いる。
[代]《古くは目上の人に対して用いたが、近世末期からしだいに同輩以下に用いるようになった》二人称の人代名詞。
1 親しい相手に対して、または同輩以下をやや見下して呼ぶ語。「—とおれの仲じゃあないか」
2 近世前期まで男女ともに目上の人に用いた敬称。あなたさま。
「私がせがれにちゃうど—ほどながござれども」〈浄・阿波鳴渡〉
トビエイ
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オマエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:10 UTC 版)
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