支障

実用日本語表現辞典

支障

支障（ししょう）とは、何かを進行させる上での障害や妨げを指す言葉である。この言葉は、物事が順調に進行しない状況を表す際に用いられる。例えば、計画が進行する上での問題点や、人間関係における摩擦などが支障となることがある。また、健康状態が悪化し、日常生活に支障をきたすという表現も一般的である。このように、支障は物事の進行を妨げる存在や状況を表す多用途な言葉である。

（2023年10月26日更新）

デジタル大辞泉

し‐しょう〔‐シヤウ〕【支障】

読み方：ししょう

さしつかえ。さしさわり。「運営に—をきたす」「少々の遅れなら—はない」

ウィキペディア

障害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/08 07:33 UTC 版)

障害（しょうがい）とは、物事の達成や進行の妨げとなること、または妨げとなる原因のことである。障礙（しょうげ、略字で障碍）は、仏教用語として煩悩障など心を覆い隠し悟りを妨げている要素を指して用いられたことから、邪魔するなどといった意味で使われ、明治時代にはしょうがいと読まれるようになった。その後、日本では妨げというような意味では、それらの表記は区別されず用いられた。

ウィキペディア小見出し辞書

支障

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/06/09 15:15 UTC 版)

「中途視覚障害者」の記事における「支障」の解説

多くの中途視覚障害者にとって、まず「今までの生活がどれだけ維持できるか」（QOLの維持）が極めて大きな関心事である。特に「同じ仕事が続けられるか」という事には大きな苦難が伴う。運転免許の問題も一例である。受障後間もない中途視覚障害者は、移動や情報入手の困難さにより、生活に不自由を感じながらも支援の網につながることが少なく、家に閉じこもりがちになると言われている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

支障

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:57 UTC 版)

この単語の漢字
支	障
し 第五学年	しょう 第六学年
音読み	音読み

発音

し↗しょー

名詞

支障 (ししょう)

1. 物事の進行の妨げとなるもの。さしつかえ。

Weblio日本語例文用例辞書

「支障」の例文・使い方・用例・文例

• 支障なく
• それが当該事務の遂行に支障を及ぼす
• それが多くの場合日常生活にかなりの支障を来します
• 何か支障があればお知らせください。
• 継続的な投資が必要な機器事業部の経営にも支障を来たす。
• それは海外生活に支障ありません。
• 私はあなた達の作業に支障が出てしまう事を申し訳なく思います。
• 軽度の貧血があるが勤務に支障はない。
• 糖尿病はあなたの私生活に多くの支障をもたらしていますか?
• 私は英語を話すことが出来ないと支障がありますか？
• 4月20日になっても商品がまだ到着しておらず、弊社の業務に支障をきたしております。
• 今日まで何の連絡もなく、業務に支障を来たしております。
• このタイミングで開発メンバーを減らすのは、完成時期に支障を来たします。
• 当社に隣接する建物で火災が発生しましたが、弊社業務に支障はございません。
• イニシャルコストが想定以上に嵩み、導入計画に支障が出かねません。
• 療養病床が減ればそれができず、一般病床の医療にも支障をきたします。
• 輸入制限は両国間により親密な関係を作る支障になる。
• 派閥内の抗争が審議に支障をきたしました。
• 町の水道は豪雨で重大な支障をきたした。
• 私が行くことに支障は何もありません。