vet
「vet」とは、審査すること・獣医療を施すこと・獣医を意味する英語表現である。
「vet」とは・「vet」の意味
「vet」は、さまざまな意味で用いられる動詞である。一般的な使われ方としては、人材や情報、計画などを審査、検討、評価することが挙げられる。また、文章や映画、テレビ番組などを検閲する、審査する、修正する、という意味でも用いられることがある。軍事分野では、武器や装備、人員などを確認する、点検する、という意味で使われる。そのほか、動物に獣医治療を施すという意味がある。また、名詞としての「vet」は、獣医を意味する「veterinarian」や、退役軍人を意味する「veteran」の略語である。
「vet」のスラングとしての意味
「vet」は会話の中でスラングとして使われることも多い。スラングとしての意味は、過去の経験や信用を確認する、である。たとえば、政治家やビジネスパートナーについて人物調査を行うことを「vet」と表現する。「vet」の発音・読み方
「vet」の発音記号は「vét」である。カタカナ読みだと「ヴェット」になる。「vet」の語源・由来
名詞「vet」は、19世紀半ばに退役軍人を意味する「veteran」、獣医を意味する「veterinarian」の短縮形として使われるようになったといわれている。一方、動詞としても同じ時期に「獣医学的治療をする」、口語として「入念な検査にかける」という意味で用いられていた。そして、20世紀初頭には「(人や物などを)精査する」という意味でも使われるようになった。「veterinarian」の語源は「負担のかかる獣」を意味するラテン語の「veterinum」。「veteran」は、「古い」を意味するラテン語「vetus」である。
「vet」の活用変化一覧
「vet」の活用変化一覧は以下の通りである。・現在形「vet(主語がhe/she/itの場合はvets)」
・現在分詞「vetting」
・現在完了形「have vetted(主語がhe/she/itの場合はhas vetted)」
・過去形・過去分詞形「vetted」
・過去完了形「had vetted」
・未来形「will vet」
「vet」を含む用語の解説
「vet」を含む用語には次のようなものがある。「職業教育訓練(VET)」とは
「職業教育訓練(VET)」は、職業につくために必要なスキルや知識を身に着けるための訓練を指す。「Vocational Education and Training」の略である。職業教育訓練にはさまざまな分野にわたるコースやプログラムがあり、専門職や技術職に就くための資格を取得するための道筋となる。
「真空抽出技術(VET)」とは
「真空抽出技術(VET)」は、高真空化で物質から気体や水蒸気を除去するプロセスのことである。油回転ポンプや分子ポンプ、吸着ポンプなどで用いられる。「vacuum extraction technology」の略称である。
「自動車取得税(VET)」とは
「自動車取得税(VET)」は、「vehicle excise tax」の略である。自動車を取得したことにかかる税金を指す。
「voluntary employee turnover(VET)」とは
「voluntary employee turnover(VET)」は、従業員や使用人の自主退職を意味する。非自発的な退職は「involuntary turnover」と呼ばれる。
「veteran」とは
「veteran」は、退役軍人のことを意味する。特に、戦争に参加した退役軍人は「war veteran」と呼ばれる。また、このことから転じて、軍事分野以外でも経験豊富な人のことを「veteran」と呼ぶ。老木や、長く使われて古くなったもののことを指す場合もある。
「veterinary」とは
「veterinary」は、獣医学の、獣医の、という意味の形容詞である。
「vet school」とは
「vet school」は、獣医を養成する学校を意味する。
「vetting process」とは
「vetting process」は、審査や審査過程のことである。
「vetted」とは
「vetted」は、審査された、確認済みの、という意味で用いられる。
「unvetted」とは
「unvetted」は、まだ審査されていない、まだ確認されていない、という意味である。
「vet」の使い方・例文
「vet」を用いた例文としては、次のようなものが挙げられる。「The company carefully vets all new employees.」この文章の日本語訳は「その会社は新しい従業員全員に厳密な審査を行う」である。
「She had her cat vetted before taking it on a long trip.」この文章を日本語にすると「彼女は長旅に猫を連れていく前、猫を獣医に診てもらった」になる。
「I need to vet this job applicant before making a decision.」は、日本語では「決定を下す前に、この求職者を吟味する必要がある」になる。
「The soldiers carefully vetted their equipment before the mission.」この文章の日本語訳は「兵士たちは任務前に慎重に装備を点検した」である。
フィンランド映画分類委員会
(Vet から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/20 16:51 UTC 版)
フィンランド映画分類委員会(フィンランドえいがぶんるいいいんかい、芬語:Valtion elokuvatarkastamo)[1]は、フィンランド共和国憲法第12条に基づき設置されている教育省直属の公的倫理審査機関。同国の第二言語であるスウェーデン語ではStatens filmgranskningsbyrå(SFB)と表記され、通例「VET/SFB」と2言語による略称併記が用いられる。
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