One UI 2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:34 UTC 版)
「Samsung Galaxy」の記事における「One UI 2」の解説
One UI 2は、SDC 2019で正式発表された。One UI 2では、Android 10に準じた追加機能などがあるほか、大幅にUIアニメーションが改良されている。(※一部の国やキャリアによっては、一部の機能をOSアップデートではないソフトウェアアップデートで提供) アニメーションの改善 UIアニメーションが大幅に改善された。 着信通知や音量バーの最小化 着信時のポップアップ通知や音量バーは最小化され、画面に表示中の内容を阻害しにくいようになった。音量バーは、操作時のアニメーションも変更された。(通知の最小化については、設定でオンにする必要がある。) アクセシビリティ アクセシビリティに対応したキーボード等の機能を補強。設定項目も一新された。 ダークモードの改善 ナイトモードから名称が変更されたダークモードはディスプレイ上の画像、テキスト、色の明るさを細かく調整するようになった。また、Android 10に準じてダークモードの対象がサードパーティ製アプリにまで拡大している。 アプリアイコン アプリアイコンや、SmartThingsのアイコンなどに動くエフェクトが追加された。(例1:SmartThingsで、スマートフォンと接続されているロボット掃除機を稼働させると、SmartThingsアプリケーション上で表示されているロボット掃除機のアイコンが動き始める。)(例2:ソフトウェアアップデートを行っている最中は、設定アプリケーションのアイコンの歯車が回転する。)また、純正アプリアイコンの色が少しビビットに調整されている。 カメラとギャラリー カメラのUIが大幅変更。モードをスライドで変更する形式に変わりはないが、一部モードを「モード」項に集約。これにより、モードの編集が行いやすくなった。また、インカメラでは、スローモーション、ハイパーラプスなどアウトカメラと同様のモードが使用できるようになっている。その他、ビデオエディターやAR DoodleといったGalaxy Note10シリーズ向けに提供されていた機能が他の端末でも標準で利用可能になる。 スマートロック画面 背景の画像にあわせ、これまでよりも正確に文字の色などを調整するようになった。また、ダイナミックロックスクリーンを利用すると、起動するごとに別の壁紙が表示される。 デジタルウェルビーイング デジタルウェルビーイングのUIは大幅に改善。円形状のインターフェースからバー形式に変更された。また、Android 10から導入された「フォーカスモード」も搭載している。 デバイスケア・ワイヤレスパワーシェア デバイスケアのUIは、デジタルウェルビーイングと同じように円形状のインターフェースからバー形式に変更された。バッテリーの項目からは、直接ワイヤレスパワーシェアにアクセスできるようになり、充電される側のデバイスが所定のパーセンテージに達したときに自動的にワイヤレスパワーシェアがオフになる機能などが追加された。 Galaxy Labs Galaxy Labsを正式サポート。File Guardian、Battery Tracker、Battery Guardian、App Boosterの4つの機能を備える。(APKではAndroid 9 Pieからサポート。) Daily Bixby HomeがDailyに置き換わり、ニュースやおすすめなどのカードを表示するようになった。 画面録画機能 画面録画機能が標準で搭載。コントロールパネルからアクセスすることができ、録画しながら画面に描画したり、インカメラの映像を画面録画映像の中に組み込むことができる。 その他 Android 10から標準導入された「プライバシー」の設定項目を搭載している。 Edge Lightingのエフェクトの設定画面が一新。新たなエフェクトも追加されている。 アプリフォルダを開いた際のUIが改善され、Viewing Area(表示領域)とInteraction Area(操作領域)を分けるOne UI特有のデザインを踏襲している。 顔認証の精度などが改善されている。 壁紙を設定する際、One UI 1.xでは直接Galaxy Themesで設定する仕様だったが、One UI 2では壁紙の設定画面が簡素化された。 アプリケーションの権限許可ダイヤログは下部に表示されるようになった。 画面の分割表示、ポップアップ表示の項目が画面下部に表示されるようになった。 バッテリーの使用状況が過去7日間表示されるようになった。 時計のアラーム、世界時計、タイマー、ストップウォッチの設定項目が統合された。 すべてのバックグラウンドアプリをクリアにする項目が自動最適化に追加された。 ホーム画面のフォルダのカラーピッカーが簡素化された。 設定画面の「壁紙とテーマ」項目は「壁紙」と「テーマ」にそれぞれ分けられた。また、「プライバシー」、「ロケーション」の項目が追加された。 Galaxy標準のカレンダーアプリでスタンプが使えるようになった。また、年、月、日付、および時間の選択の簡素化が図られた。 マイファイルアプリでファイルを削除しても15日間は保存されるという機能が搭載された。(オフにすることも可能。) Galaxy標準のキーボードで、長押し→スライドの操作でカーソルを移動できるようになった。 コントロールパネルに「Media」、「Devices」の項目が追加され、接続しているデバイスやメディアデバイスなどに簡単にアクセスできるようになった。また、コントロールパネルを最大限に広げた際の時計の表示が少し小さくなり、表示できるボタン数が増加している。 純正アプリ内などの検索窓などの丸みの大きさが微調整された。
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One UI 2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:30 UTC 版)
One UI 2.0:Android 10 UXである。 One UI 1バージョンと違い、デザインの変化と些細な機能が追加された。 従来のギャラクシーS9シリーズやギャラクシーノート9、ギャラクシーS10シリーズやギャラクシーノート10シリーズもアップデートされた。 グーグルの新しいジェスチャーも支援される。 One UI 2.1:ギャラクシーS20シリーズから適用されたバージョンだ。 One UI 2.0 との違いは、サムスンキーボードのUI と機能が変更され、カメラ機能がより強化された。 One UI 2.5:ギャラクシーノート20シリーズ適用されたバージョンだ。 One UI 2.0 ~ 2.1 でサードパーティランチャーを使えば、Android 10 の新しいジェスチャー使用が不可となるが、One UI 2.5 ではこの問題が解決される。
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