9月12日の誕生花
9月12日の誕生花一覧
9月12日生まれの誕生花には「クズ」「クレマチス」「アイ」「ディアスキア(ディアスシア)」がある。誕生花の意味・解説・花言葉
■クズ秋の七草としても知られているクズは、つる性の多年草。学名はプエラリア・モンタナ・ロバタ(Pueraria montana var.lobata)。花は濃紺紫あるいは赤紫色で、甘い香りを放つ。その名前は奈良県にある国栖(くず)という地名が元になっているとされている。日本では昔から生活に身近な花として親しまれただけでなく、葛粉や漢方薬の原料して使われてきた。繁殖力が強く荒れ地でも凛として咲くことから、生命力を感じさせる力強い花言葉が多く付けられたようである。なお、クズの葉の裏には白い毛が生えており、表側と様子が違うことから「裏見草(うらみぐさ)」との呼び名もある。これが転じて「恨み草」と捉えられるようになり、和歌や詩歌において、恋の辛さを表す花として使われるようになった。●クズの花言葉・芯の強さ・恋の溜息・思慮深さ・快活さ ・活力・努力・根気■クレマチスクレマチスは交配によって誕生した園芸品種。「かざぐるま(C. patens)」と「てっせん(C. florida)」がベースとなっており、そこに複数の品種が掛け合わされて生まれた。イギリスにおいてクレマチスはつる性植物の女王とも呼ばれている。この植物の花が咲くのは年に1度だけとは限らない。長期間花を咲かせ続けるものや、四季を通じて咲き続けるものがあり。花の色は、白・赤・ピンク・青といった定番のカラーだけでなく、黄・茶・複色・黒など多種存在する。しかし、それぞれの花色については意味が付いていない。一見すると細く頼りなさげに見えるクレマチスだが、実のところは弾力性が高く、つる性植物独特の生命力の強さがあるため、かなり丈夫な品種だ。そのような性質から、人の精神の内側にある強さや美観を表す花言葉が、クレマチスには少なくない。なお、クレマチスの樹液には毒性がある。フランスにはクレマチスの樹液を使って肌をかぶれさせ、道行く人の同情を引いた物乞いの話があり、これが元となって「策略」という花言葉が付けられるようになった。●クレマチスの花言葉・美しい精神・旅人の喜び・清廉な心・高潔・策略■アイアイ(藍)は古くからさまざまな国で、青色の染料として使われてきた植物である。アイの花言葉が装いを表しているのは、染料として用いられる植物であったことが大きな影響を与えていると考えられている。また、染物を作る際に絞りなどによって、好み通りの柄を作ることから、「あなた次第」という花言葉を指すようになった。なお、諸説あるが、アイの名前の由来も「あお(青)」という色が元になったというのが通説だ。しかし、染料の鮮やかな青とは異なり、アイは薄桃色や白色の小さなかわいらしい花を茎の先端に咲かせる。アイには殺菌効果が認められており、地方によっては漢方薬や食用として用いられることもある。●アイの花言葉・あなた次第・美しい装い■ディアスキア(ディアスシア)名前の由来は「2つの袋」を指すギリシア語。ディアスキアは、あどけなさを感じる小さくかわいらしい花をたくさん咲かせる。色の種類は桃色・橙色・白色などのほか赤サンゴのような赤色など、花の色合いはさまざまだ。新しい芽が付きやすく次々に花が咲く様子から、ディアスキアの花言葉として「無邪気」がつけられた。ディアスキアは花の付き方が独特で、まるで人のくちびるを思わせるような形状をしている。そこから人に訴えかけてくるイメージが連想され「私を許して」「私を信じて」という花言葉が生まれたと考えられている。●ディアスキア(ディアスシア)の花言葉・私を許して ・私を信じて・無邪気- 9月12日の誕生花のページへのリンク