3代目 A33型(1998年-2003年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:13 UTC 版)
「日産・セフィーロ」の記事における「3代目 A33型(1998年-2003年)」の解説
1998年12月22日、A33型にモデルチェンジ。ワゴンはWA32型が継続生産。内外装デザインはイルカをモチーフとして取り入れた。キャッチコピーは「イルカに乗ろう」。他社に先駆けユニバーサルデザインを多く取り入れている。搭載するエンジンはV型6気筒DOHC VQ25DD型直噴およびVQ20DE型リーンバーンの2機種。グレード体系は先代A32系同様、エクシモ系とSツーリング系の2系統を持つ。 2000年1月7日、装備を充実させた「Lセレクション」、オーテックジャパン扱いの「AUTECH(オーテック)」を発売。共にエクシモ / 25エクシモがベース。同時に一部仕様変更し、ボディカラーの「ブルーイッシュグレーパールメタリック」を「エクセレントブルーパール」に差し替えた。 Lセレクションは、共通で本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、2.5L車は15インチアルミホイール、2L車はスーパーサウンドシステムCDセレクション等を標準装備とした。 AUTECHは、光輝モール付きの専用前後バンパー及びサイドガードモール、サイドシルプロテクター、専用アルミホイール(FY33型シーマと同デザインの16インチ)、専用オフホワイト色シート等を装備。 2000年3月、ヨーロッパ向け「マキシマQX」を第70回ジュネーブモーターショーに出品。 2001年1月29日、マイナーチェンジ。海外向け車種のインフィニティI30と同様の前後バンパーの変更により全長がセフィーロ史上最長の4,920mmに延長された。同時に日本国内では法制上不要なサイドマーカーも装備された。エクシモGのアルミホイールを16インチにサイズアップし、グリルを新意匠のものに変更するとともに、初代以来続いていた(CEFIROの)頭文字「C」と末尾文字「O」をモチーフにしたマークを廃止、代わりに日産のブランドロゴのエンブレムをセットした。また、これを機にSツーリングは廃止されエクシモ系のみとなった。同時にオーテック扱いの「AUTECH」は名称を「AX」に変更。25エクシモGは本革シートを標準化。一方でコスト削減の一環からサンルーフ、車間距離レーダー、アクティブヘッドレスト、アクティブダンパーサスペンションの設定を廃止。 2002年1月8日、特別仕様車「NAVIエディション」を発売。エクシモ / 25エクシモをベースに、DVD方式のTV/ナビゲーションシステム(6.5インチワイド液晶モニター)と上質感のある木目本革コンビステアリング、本革巻シフトノブを装備し、お求めやすい価格とした特別仕様車である。 2002年8月、平成12年排出ガス規制に適合しない2,500cc車が廃止され、2,000ccのみとなる(5MTも廃止)。「エクシモNAVIエディション」を追加。VQ20DEの出力もリーンバーンからストイキに変更され、レギュラーガソリンに対応したことで160ps→150psとなった。エクシモGには本革シートのメーカーオプションが追加された。 海外仕様のAT車で足踏み式パーキングブレーキを採用したのは台湾・タイ仕様のA34(後述)、インフィニティ・Iで、それ以外は国内仕様前期のSツーリングと同じサイドレバー式を採用した。 2003年2月、前月で販売を終了したローレルとの統合により、国内市場向けモデルの生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2003年3月、在庫対応分が完売し販売終了。2008年末までの新車登録台数の累計は5万7225台後継車はティアナ。 ただし、タンチョン・モーター・マレーシアSDN.BHDなどでは引き続き生産、カタールやサウジアラビアなどではマキシマの名前で生産されていた。また、台湾においては日本での生産が終了した後もフロントマスクを大幅に変更したものが「A34型」として発売されていた。 前期・後期ともに警察の覆面パトカーとして納入されている。 リア(前期型) リア(後期型) マキシマ フロント マキシマ リア 台湾仕様 フロント(前期型) 台湾仕様 フロント(後期、A34型) 台湾仕様 リヤ(後期、A34型)
※この「3代目 A33型(1998年-2003年)」の解説は、「日産・セフィーロ」の解説の一部です。
「3代目 A33型(1998年-2003年)」を含む「日産・セフィーロ」の記事については、「日産・セフィーロ」の概要を参照ください。
3代目 A33型(1998年 - 2003年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 15:14 UTC 版)
「日産・セフィーロ」の記事における「3代目 A33型(1998年 - 2003年)」の解説
1998年12月22日、A33型にモデルチェンジ。ワゴンはWA32型が継続生産。内外装デザインはイルカをモチーフとして取り入れた。キャッチコピーは「イルカに乗ろう」。他社に先駆けユニバーサルデザインを多く取り入れている。搭載するエンジンはV型6気筒DOHC VQ25DD型直噴およびVQ20DE型リーンバーンの2機種。グレード体系は先代A32系同様、エクシモ系とSツーリング系の2系統を持つ。 2000年1月7日、装備を充実させた「Lセレクション」、オーテックジャパン扱いの「AUTECH(オーテック)」を発売。共にエクシモ / 25エクシモがベース。同時に一部仕様変更し、ボディカラーの「ブルーイッシュグレーパールメタリック」を「エクセレントブルーパール」に差し替えた。 Lセレクションは、共通で本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、2.5L車は15インチアルミホイール、2L車はスーパーサウンドシステムCDセレクション等を標準装備とした。 AUTECHは、光輝モール付きの専用前後バンパー及びサイドガードモール、サイドシルプロテクター、専用アルミホイール(FY33型シーマと同デザインの16インチ)、専用オフホワイト色シート等を装備。 2000年3月、ヨーロッパ向け「マキシマQX」を第70回ジュネーブモーターショーに出品。 2001年1月29日、マイナーチェンジ。海外向け車種のインフィニティI30と同様の前後バンパーの変更により全長がセフィーロ史上最長の4,920mmに延長された。同時に日本国内では法制上不要なサイドマーカーも装備された。エクシモGのアルミホイールを16インチにサイズアップし、グリルを新意匠のものに変更するとともに、初代以来続いていた(CEFIROの)頭文字「C」と末尾文字「O」をモチーフにしたマークを廃止、代わりに日産のブランドロゴのエンブレムをセットした。また、これを機にSツーリングは廃止されエクシモ系のみとなった。同時にオーテック扱いの「AUTECH」は名称を「AX」に変更。25エクシモGは本革シートを標準化。一方でコスト削減の一環からサンルーフ、車間距離レーダー、アクティブヘッドレスト、アクティブダンパーサスペンションの設定を廃止。 2002年1月8日、特別仕様車「NAVIエディション」を発売。エクシモ / 25エクシモをベースに、DVD方式のTV/ナビゲーションシステム(6.5インチワイド液晶モニター)と上質感のある木目本革コンビステアリング、本革巻シフトノブを装備し、お求めやすい価格とした特別仕様車である。 2002年8月、平成12年排出ガス規制に適合しない2,500cc車が廃止され、2,000ccのみとなる(5MTも廃止)。「エクシモNAVIエディション」を追加。VQ20DEの出力もリーンバーンからストイキに変更され、レギュラーガソリンに対応したことで160ps→150psとなった。エクシモGには本革シートのメーカーオプションが追加された。 海外仕様のAT車で足踏み式パーキングブレーキを採用したのは台湾・タイ仕様のA34(後述)、インフィニティ・Iで、それ以外は国内仕様前期のSツーリングと同じサイドレバー式を採用した。 2003年2月、前月で販売を終了したローレルとの統合により、国内市場向けモデルの生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2003年3月、在庫対応分が完売し販売終了。2008年末までの新車登録台数の累計は5万7225台後継車はティアナ。 ただし、タンチョン・モーター・マレーシアSDN.BHDなどでは引き続き生産、カタールやサウジアラビアなどではマキシマの名前で生産されていた。また、台湾においては日本での生産が終了した後もフロントマスクを大幅に変更したものが「A34型」として発売されていた。 前期・後期ともに警察の覆面パトカーとして納入されている。 リア(前期型) リア(後期型) マキシマ フロント マキシマ リア 台湾仕様 フロント(前期型) 台湾仕様 フロント(後期、A34型) 台湾仕様 リヤ(後期、A34型)
※この「3代目 A33型(1998年 - 2003年)」の解説は、「日産・セフィーロ」の解説の一部です。
「3代目 A33型(1998年 - 2003年)」を含む「日産・セフィーロ」の記事については、「日産・セフィーロ」の概要を参照ください。
- 3代目 A33型のページへのリンク