3代目 A60型とは? わかりやすく解説

3代目 A60型(1981年 ‐ 1985年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:59 UTC 版)

トヨタ・セリカ」の記事における「3代目 A60型(1981年 ‐ 1985年)」の解説

1981年7月モデルチェンジ車台カリーナコロナと共通。先代より一層スペシャルティカー要素強めて登場したキャッチコピーは「世界、新CELICA」。ソアラ誕生したことにより、こちらはXXシリーズ(GA60/MA60型)も含めてターゲット従来より若い世代シフトしている。直線的なラインで鋭いウェッジシェイプを描く4気筒ボディ(ショートノーズ・ショートホイールベース)は先代同様にリフトバックLB)とクーペ2種類エンジンは1,600 ccDOHCEFI(2T-GEU)、1,800 ccSOHCシングルキャブレター(1S-U)、1,800 ccOHVEFI(3T-EU)、2,000 ccDOHCEFI(18R-GEU)の計4種類となる。 登場当初4気筒ボディ全車日本車初となるライズアップポップアップ)式ヘッドランプ採用されていたが、1983年マイナーチェンジリトラクタブルヘッドランプ通称ブラックマスク)に変更となる。このモデル2010年現在日本車として唯一のポップアップ式ヘッドランプ採用となっている。 1982年9月、2,000 ccDOHCに代わって1,800 ccツインカムターボ(3T-GTEUGT-T系が追加された。とき同じくして姉妹車種のコロナ・カリーナにも同名グレード追加設定された。1982年10月にはWRCグループBホモロゲーション用のGT-TS200販売された。 1982年まではRA63型(最高出力240 ps)にて参戦していたWRCは、1983年からは日本初のツインカムターボエンジンである3T-GTEU拡大した4T-GTEUをさらに2,090 ccまでボアアップし、370 ps搾り出すTA64型にてWRC参戦1984年から1986年まで、モンスターマシンが顔を揃えるグループB時代サファリラリー3連覇飾った1983年8月マイナーチェンジではドアミラー標準装備GT系に60扁平タイヤ採用。1,600 ccDOHCエンジンが2T-GEUから4A-GEUに変更これに伴い1,800 ccOHVEFIの3T-EUが廃止された。 なお、このモデル2代目セリカXXとほぼ同時期に発売されたため、セリカXX人気の影に隠れる形となってしまった。そのため、セリカとしてはマイナーなモデルとなっている。 TA61型をベースにしたコンバーチブル北米市場向けに生産されており、1985年貿易摩擦解消のため、当時日本の保安基準パスする改良施されたうえで9台限定(RA65L/2,400 cc/オーバーフェンダー当時595万円)で日本でも販売されている。ボディカラーホワイトブラックレッドの各3種で、それぞれ3台だった。 販売終了前月までの新車登録台数累計151297台。 クーペ1.8ST EFI前期型リア

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