その他の導入車種とは? わかりやすく解説

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その他の導入車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:49 UTC 版)

御料車」の記事における「その他の導入車種」の解説

メルセデス・ベンツ・500Nニュルブルク・プルマン・リムジン(1943年 - ) 第二次世界大戦中に、三井家より皇室献上された。黒塗り地味なボディであり、万一空襲などで避難される際は、目立たないこの車を使用して欲しいとの配慮よる。装甲板補強され特装車であった。 パッカード・スーパー・エイト(1919年 - ) 第二次世界大戦後戦後復興期行われた昭和天皇全国巡幸で、1936年昭和11年)の幌型車が使用された。 1920年代から1930年代後期にかけて数多く輸入され車種であり、1940年代後期まで、随員乗せて御料車随行する用途好んで用いられた。 デイムラー・ストレートエイト・リムジン(1953年 - ) 皇太子明仁親王現在の上皇陛下)が、昭和天皇名代エリザベス2世の戴冠式列席したときにイギリス購入した。 ロールス・ロイス・シルバー・レイス(1957年 - ) キャデラック代替として導入されたが、正式な御料車としての導入ではなくメルセデス・ベンツ770併用された。 ロールス・ロイス・ファントムV1961年上記シルバー・レイス代替として導入されたが、こちらも正式な御料車としての導入ではなくメルセデス・ベンツ770および日産・プリンスロイヤル併用された。1961年型とヘッドライトが4灯になった1963年型があった。 ロールス・ロイス・コーニッシュIII1990年 - ) 儀装馬車代わるパレード用のオープンカーとして採用された。1990年平成2年)に行われた第125代天皇明仁)の即位の礼祝賀御列の儀の際と、1993年平成5年)に行われた皇太子夫妻結婚祝賀パレードの際に使用されただけで、以降出番がなく、展示のためにボディ磨かれていたが、2018年時点車検切れ公道走行不可となっていた。修理多額の費用がかかることから、後述3代目トヨタ・センチュリー特別仕様オープンカー代替された。なお、自動車評論家小林彰太郎は、公式パレード2ドア車を使用することは国際的なプロトコル反し通常公式の場では、後部座席への乗り降り適した4ドア車使用する)、また、コーニッシュロールス・ロイス車のなかでも前席優先の完全なプライベート向け車種であるため、公式パレードへの採用不適切であるとして強く批判していた。 トヨタ・センチュリー 2019年令和元年11月時点で「皇」ナンバーと「品川ナンバー複数使用されており、2019年平成31年/令和元年)に導入された「皇9」からベース車が2代目 GZG5#型から3代目 UWG60型変更された。また、第126代天皇徳仁即位の礼祝賀御列の儀使用するためにコーニッシュIII代替車として3代目ベースとした特別仕様オープンカーが1台製作され8000万円納入された。このオープンカー2019年11月に「皇10」のナンバープレート付けて祝賀御列の儀伊勢神宮内宮への親謁の儀で使用された後、内閣府移管されて御料車専用ナンバープレート菊の紋章取り外された。以後2020年東京オリンピック後のパレードなどに利用される予定メルセデス・ベンツ460ニュルブルク同型車) パッカード・スーパー・エイト(同型車) ロールス・ロイス・シルバー・レイス(同型車ロールス・ロイス・ファントムV同型車ロールス・ロイス・コーニッシュ2009年撮影

※この「その他の導入車種」の解説は、「御料車」の解説の一部です。
「その他の導入車種」を含む「御料車」の記事については、「御料車」の概要を参照ください。

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