その他の将棋連盟会員、スタッフ
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「3月のライオン」の記事における「その他の将棋連盟会員、スタッフ」の解説
神宮寺崇徳(じんぐうじ たかのり) 声 - 玄田哲章 / 演 - 岩松了 作中で日本将棋連盟の会長を務める。第16世名人。棋士番号84。1942年5月5日生まれで、出身地は東京都千代田区神田。新人王経験者で、過去に7期名人を務めていた。引退時期は言及されていないが、少なくとも宗谷が台頭してくる時期までは現役を続けていた。釣りが趣味。性格は陽気で自由奔放。歯に衣を着せぬ物言いをする一方で、若い才能が育つことを楽しみとする。また、公私にわたり宗谷のサポートを行っている。零が幸田の家を出てアパートを借りる際には保証人となっている。女性関係は、『灼熱の時代』によると、如月真琴との別離を経て、隣人の小谷香織と親しくなった。式の描写はなされていないものの、名人位を奪取した後に香織と結婚した模様。 スピンオフ作品『灼熱の時代』の主人公。プロ入りから僅か4年で名人戦に辿り着いた天才棋士で、同時に非常に傲岸不遜な性格だった。田中名人にストレート負けを喫した上、プライドを粉々にへし折られる。その後棋界から離れていたが、将棋を忘れることができず、3年の雌伏を経て復活。人間的にも成長する。棋風は、デビュー当時は「攻めの将棋」と称される攻撃重視であったが、復活後は「泥沼流」と名乗る終盤戦での粘りを重視したスタイルに変化。後に、小山との対局で居飛車穴熊を編み出した。小山戦からは、優勢になると「固めてドンッだ!」の決め台詞を使用するようになった。田中名人に対しては、憎らしい敵と認識していたが、第33期名人戦を経て愛憎入り混じった感情を抱くようになった。棋士としてのあだ名は、デビュー当初は「反骨の猛虎」、第25期名人戦の終盤は「張り子の虎」、泥沼流に転向後は「漆黒(の)猛虎」と変遷した。 モデルについて、先崎学は単行本コラムにて史実での第16世名人である中原誠の可能性を指摘している。 遠野(とおの) 声 - 清川元夢 名誉九段。岩手県在住。零と宗谷の記念対局では宗谷に和服を貸した。 中村 声 - 利根健太朗 将棋連盟の総務で働く。大学時代はパソコン部に入部していた。デザインは苦手らしく、自身が手掛けた棋匠戦ポスターの出来映えは島田を落胆させた。 青野 声 - 高橋伸也 八段棋士で順位戦の階級は不明。新人王戦の対局中に倒れた二海堂の救護にもあたった。
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