3代目 3A2/3型(1996年 - 2002年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 10:14 UTC 版)
「ホンダ・シティ」の記事における「3代目 3A2/3型(1996年 - 2002年)」の解説
1996年、東南アジアをターゲットに開発された(いわゆるアジアカー)小型セダンで「シティ」の車名が復活した。 EK型シビックセダン(シビックフェリオ)をベースにしているが、さまざまな改良・コストダウンが図られている。1996年4月にタイのアユタヤ市に建造した新工場で、70%の部品を現地調達により生産が開始された。1997年2月までには14,352台がタイ国内で販売され、1996年の45万バーツ以下のセグメントにおいて66%のシェアを得ている。タイでの生産を手始めに、台湾、フィリピン、マレーシア、パキスタン、インドで次々に生産が開始された。 エンジンは当初1.3Lのみであったが、後に1.5Lが追加された。グレードは主に「LXi」、「EXi」の2種類がある。下位グレードの「LXi」はパワーステアリングやパワーウィンドウ、カーラジオなどが省かれた最低限の仕様となっている。前期型のバンパーは輸送コストを抑えるため3分割構造となっていた。 2000年にフェイスリフトが行われ、「City Type Z」と名称が変更された。3分割バンパーは一般的な一体成形に変更される。2001年に登場した「VTi」は、115hpのSOHC16バルブ VTECエンジンが搭載され、四輪ディスクブレーキや、リアスタビライザーが付くなどスポーティな仕様となっている。 前期型リア
※この「3代目 3A2/3型(1996年 - 2002年)」の解説は、「ホンダ・シティ」の解説の一部です。
「3代目 3A2/3型(1996年 - 2002年)」を含む「ホンダ・シティ」の記事については、「ホンダ・シティ」の概要を参照ください。
- 3代目 3A2/3型のページへのリンク