2代目 FC3S・FC3C型とは? わかりやすく解説

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2代目 FC3S・FC3C型(1985年-1992年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 04:54 UTC 版)

マツダ・RX-7」の記事における「2代目 FC3S・FC3C型(1985年-1992年)」の解説

1985年10月フルモデルチェンジ車両型式国内でもVINコード型式名採用され新たにFC3S変更された。 プラットフォーム先代から一新され新開発マツダFCプラットフォーム基づいて開発された。リアサスペンション独立懸架化され、セミトレーリングアームマルチリンクとなった。またハブ部分のリンクにブッシュ入れることでパッシブステア性によりセミトレーリングアーム式サスペンション欠点打ち消す特性を持つ「トーコントロールハブ」を持ちキャッチコピーには当時流行でもあった「4WS感覚」という言葉使われた。エンジンインタークーラー付きターボ13B型を搭載する。フロントブレーキには日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用日本以外では、初代続き13B NAエンジン仕様車が13Bターボエンジン搭載車とともに販売された。 ポルシェ・944との類似性自動車雑誌などで話題となり、初代引き続き「プアマンズ・ポルシェ」の呼称使われることもあったが、性能面では0-100 km/h加速時間7秒弱、最高速度はメーカーテストで238.5 km/h記録したなど大きく向上していた。 グレードは最廉価グレードGT」、ベーシックグレードGT-R」、ビスカス式LSDとアルミボンネットを装備したGT-X」、サンルーフオートクルーズ豪華装備の「GT-Limited」、本革シート装備した最上級グレード「GT-Limited・スペシャルエディション」が用意された。後に、GTマイナーチェンジ伴って廃止されている。 1987年8月ロータリーエンジン生誕20周年記念してカブリオレ仕様FC3C型)が登場電動ソフトトップ装備するロータリーエンジン搭載するオープンカーNSU・ヴァンケルスパイダー以来であり、マツダでは当モデル唯一の存在である。本モデル開発得たノウハウは、後のユーノス・ロードスター活かされた。 1989年4月マイナーチェンジが行われ、エアフロメーターフラップ式からメジャリングコア式に、リアコンビネーションランプを角型から丸型3灯にする変更のほか、サスペンション改良ドアミラー同色化、前後バンパーおよびボディモール形状アルミホイール、前席シート、インパネセンター、計器類デザイン等が変更された。出力タービン改良により、前期185 psから205 ps向上している。 1990年6月アルミホイールデザイン変更。また「∞(アンフィニ)」シリーズ呼ばれる2人乗りスペシャルティーモデルが4世代に渡り発売された。このモデルは主に排気システム高効率化により高出力化され215 ps @ 6,500rpmとなったFD型へのフルモデルチェンジ控えた1991年3月マツダ・787Bル・マン24時間レース総合優勝記念した最後特別仕様車「ウィニングリミテッド」が1,000発売された。 1991年11月生産終了在庫応分のみの販売となる。 1991年12月クーペFD型へのフルモデルチェンジに伴い販売終了するが、カブリオレFC型の生産続行され1992年10月サバンナRX-714年間(サバンナとしては21年間)とカブリオレ5年間を締め括るモデルとして、台数限定のファイナルバージョンが発売され同年12月販売終了した2代目生産台数272034台。

※この「2代目 FC3S・FC3C型(1985年-1992年)」の解説は、「マツダ・RX-7」の解説の一部です。
「2代目 FC3S・FC3C型(1985年-1992年)」を含む「マツダ・RX-7」の記事については、「マツダ・RX-7」の概要を参照ください。

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