かねへんとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 文法 > > かねへんの意味・解説 

かね‐へん【金偏】

読み方:かねへん

漢字の偏の一。「鈍」「銀」」などの「金」の称。

金偏の字のつく、鉱山鉄鋼金属などの産業のこと。「—景気


金へん

読み方:かねへん

  1. 重工業機械工業

分類 株式

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

金部

(かねへん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/07 08:52 UTC 版)

釒钅
康熙字典 214 部首
里部 金部 長部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

金部 きんぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では167番目に置かれる(8画の最初、戌集の最初)。

概要

「金」字は金属一般の総称であるが、青銅器時代である先秦時代においては特にを指した。漢代の『史記』平準書に価値を持った金属について「金に三等有り。黄金を上と為し、白金を中となし、赤金を下と為す」という記述があるが、後代、この最高の価値を持った金属である「黄金」すなわちだけを指すようになった(なお「白金」は、「赤金」は銅を指す)。

また引伸して財貨・貨幣を指す。さらに金属製品を指すことがあり、とりわけ武器(鏃や刀剣)や楽器(銅鑼や鐘、八音の一つ)を意味する。また五行の一つであり、西方・秋・白色などを司る。

字源については『説文解字』は、意符の「」と声符の「今」を組みあわせた形声文字で、土中から産出されるので「土」に従うとする。しかし、金文を見ると、「全」に左か右に縦に2つの点が置かれた形であり、この2点が製錬された銅塊を表していると考えられている。

偏旁の意符としては金属に関わることを示す。「金」を偏旁にもつ漢字の多くは名詞であり、金属の種類・金属の鋭さを利用した工具や武器、金属製の生活用品、金属製楽器といったものの名称を表す漢字に使われている。このとき左の偏の位置に置かれて左右構造を作ったり、下の脚の位置に置かれて上下構造を作ったりする。偏のときは「」のように最後の画が撥ねる形に変形する。ただし、中国の簡体字の場合は簡略化され「」となる。

なお、現代中国語では元素には全て漢字1字の名前が付けられており、そのうち金属元素には「金」を構成要素に持つ漢字が当てられている。(など。詳細は「元素の中国語名称」の項目を参照。常温液体である(水銀)は除く)。

その他異体字も数例存在し、上下や左右の構造が異なる同字(鑑と鑒など)、部分を変えた異体字(鐵と銕、銹と鏥など)、類似した字体(釜と釡、鉤と鈎、鐵と鐡など)、表外字の拡張新字体(鐸と鈬、鑢と鈩、鑽と鑚など)などが存在する。

金部はこのような意符を構成要素にもつ漢字を収めている。

部首の通称

  • 日本:かね・かねへん
  • 中国:金字旁・金字底
  • 韓国:쇠금부(soe geum bu、金属の金部)
  • 英米:Radical gold

部首字

例字

最大画数

30: 𨰽

その他

  • 「カネヘン」は証券業界用語で鉄鋼業界やその株のことを指す[1]

出典

  1. ^ 米川明彦『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』三省堂、2002年、197頁。ISBN 9784385360669 



かねへんと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「かねへん」の関連用語

1
100% |||||

2
金偏 デジタル大辞泉
78% |||||

3
18% |||||

4
12% |||||

5
8% |||||

6
8% |||||

7
6% |||||


9
6% |||||

10
4% |||||

かねへんのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かねへんのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金部 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS